これからはじめる Excel VBA の本
コレカラハジメルエクセルブイビーエーノホン
- 著者:
- 門脇香奈子(カドワキカナコ)
- 注目:
- 総合 2374 位
- 出版社:
- 技術評論社
- 出版日:
- 2019年06月24日頃
- ISBN:
- 9784297105891
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
本書は、ゼロから Excel の VBA を学習する方を対象にした、いちばんやさしい VBA の入門書です。大きな画面と文字、わかりやすく楽しいイラストで VBA の書き方をていねいに図解しているので、初めての方でも迷うことはありません。また、章ごとに用意された練習問題で、学習の理解度をそのつど確認することもできます。本書を読むことで、Excel VBA の基本がしっかり身に付きます!
技書の森解説
『これからはじめる Excel VBA の本』 (門脇香奈子 著、技術評論社、2019 年 6 月刊) は技術評論社の「自分で選べるパソコン到達点」シリーズの 1 冊で、版元はゼロから Excel の VBA を学習する方を対象にした入門書と案内しています。版元の紹介文には、大きな画面と文字、イラストで VBA の書き方を図解し、章ごとに用意した練習問題で理解度を確かめられるとあります。
全 9 章の構成、マクロと VBA の関係からフォームの作成まで
本文は全 9 章で、Chapter 1 から Chapter 8 の終わりに練習問題が置かれています。Chapter 1「VBA の基本を知ろう」はマクロと VBA の関係、モジュールとプロシージャ、オブジェクトの考え方を説明し、Chapter 2「プログラムを書いてみよう」で VBA を書く画面を表示し、プログラムを書いて実行し、マクロが入ったブックを保存します。続く Chapter 3 はプロパティ、Chapter 4 はメソッドの基本で、Chapter 5 はセルや行と列の操作、Chapter 6 はシートやブックの操作です。Chapter 7「条件によって処理を分けよう」と Chapter 8「同じ処理を繰り返す書き方を知ろう」でプログラムの流れを組み立て、Chapter 9「フォームを作成しよう」で終わります。巻末には、マクロが実行できない、実行したらエラーが表示された、VBE のウィンドウが消えたといった困りごとに答える Q&A と、練習問題の解答と解説があります。
オブジェクト、プロパティ、メソッド
VBA は Visual Basic for Applications の略で、Excel をはじめとする Office のアプリに組み込まれたプログラミング言語です。VBA で Excel に指示を出すときは、ブック、シート、セルといった操作の対象をオブジェクトとして指定し、その値や書式といった性質をプロパティで読み書きし、消去や削除や挿入といった動作をメソッドで命じます。Chapter 1 には節「Excel への指示は『オブジェクト』に出す」があります。Chapter 3 ではセルに数値や文字列を表示する、セルのデータで計算するといった例でプロパティを、Chapter 4 ではセルの中身の消去、セル自体の削除と挿入、空白セルの選択でメソッドを扱います。マクロを含むブックは通常のブックとは別の形式で保存し、Chapter 2 にはその保存の節があります。
条件分岐と繰り返しで作業を自動化する Chapter 7 と Chapter 8
状況によって処理を変えるのが 条件分岐、同じ処理を対象を変えながら何度も行うのが 繰り返しの処理 です。Chapter 7 では、データがあるときだけ表をコピーする処理や、メッセージに「はい」と「いいえ」のボタンを表示して選ばれた方で処理を分ける例を扱います。Chapter 8 では、繰り返しのたびに扱うデータを変える書き方を説明し、表の大きさに合わせて 1 行おきに色を付ける、開いているすべてのブックやすべてのシートに同じ操作を行うといった例へ進みます。
Chapter 9 のユーザーフォーム
Chapter 9 では、フォームを作る準備から、文字の表示、リストボックス、入力欄、コンボボックス、ボタンの追加、ボタンを左クリックしたときの処理、フォームの呼び出しと動作の確認までを扱います。ボタンを押したときに処理が動く書き方は、操作をきっかけに動く仕組みです。Excel と VBA の本の選び方は Excel / VBA 本ガイド にまとめています。本書は、VBA の画面を開くところからフォームの動作の確認までを、全 9 章と練習問題、Q&A に収めています。
この本に興味がある方におすすめ
関連する本
門脇香奈子 の他の書籍
関連記事
Excel / VBA 本ガイド - 関数の底上げからマクロ自動化の独学まで
Excel と VBA を独学するための本の選び方を段階別に整理。標準機能と関数で仕事を底上げする本、マクロと VBA の入門書、保守できるコードへ進む中級書、資格対策や Python への分岐まで、2026 年 8 月時点の定番で解説します。
Python 本の選び方 - 独学の最初の 1 冊から実務品質まで
Python 本の選び方を「動機」から逆算して整理。プログラミング未経験の最初の 1 冊、業務自動化に直結する本、型ヒントとコード品質で実務水準へ進む本まで、2026 年 8 月時点の定番を独学ルートに沿って解説します。
技術書の「訳者あとがき」にだけ書かれている秘密
翻訳書の末尾にある「訳者あとがき」には、原著にはない訳者独自の視点や日本の読者向けの補足が書かれていることがあります。この数ページの読みどころと読む順番を解説します。