世界一わかりやすい Excel テキスト 2021/2019/2016/365 対応版
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- 著者:
- 土岐 順子(トキ ジュンコ)
- 注目:
- 総合 934 位
- 出版社:
- 技術評論社
- 出版日:
- 2022年04月14日頃
- ISBN:
- 9784297126759
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
インストラクター・講師としてたくさんの初心者をサポートしてきた、経験豊富な著者が贈る Excel テキストです。教材ファイルを利用しながらやさしく学習できます。各章末には練習問題がついています。職場で必要だけど実はまだ Excel にさわったことがない新社会人の方、いまだに Excel に慣れていない中堅社員の方、Excel を身につけて仕事を見つけたい方、自治会や PTA でパソコン係に任命された方 etc. 自分に合った学習コースも組めるので、自習用に最適です。これで堂々と「Excel 使えます!」と言えるようになります。Excel 2021/2019/2016/Microsoft 365 対応版。
■Chapter 1 Excel を始めよう
■■1-1 Excel でできること
■■1-2 Excel を起動・終了する
■■1-3 Excel の画面の名称と構成を理解する
■■1-4 範囲選択をマスターする
■Chapter 2 データの入力と編集
■■2-1 データを入力・修正する
■■2-2 データを移動・コピーする
■■2-3 連続するデータを入力する
■Chapter 3 ブックやシートの管理
■■3-1 ブックを保存する・開く・閉じる
■■3-2 ワークシートの操作をマスターする
■■3-3 ブックの表示を切り替える
■■3-4 複数のウィンドウを操作する
■Chapter 4 表の作成
■■4-1 セルの書式を変更する
■■4-2 データの配置を変更する
■■4-3 罫線を設定する
■■4-4 列や行を操作する
■■4-5 書式をコピーする/クリアする
■■4-6 データの入力規則を設定する
■■4-7 検索と置換を利用する
■■4-8 条件付き書式を使う
■Chapter 5 ページ設定と印刷
■■5-1 ページ設定をして印刷する
■■5-2 複数ページにわたる表を印刷する
■Chapter 6 数式と関数
■■6-1 数式を入力する
■■6-2 相対参照と絶対参照を理解する
■■6-3 表示形式を変更する
■■6-4 基本的な関数を使う
■Chapter 7 関数の応用
■■7-1 条件に応じて処理をする
■■7-2 数値の端数を処理する
■■7-3 検索して値を表示する
■■7-4 関数を組み合わせてエラーを回避する
■Chapter 8 グラフの作成
■■8-1 グラフを作成する
■■8-2 グラフを編集する
■■8-3 スパークラインを作成する
■Chapter 9 複数ワークシートの管理
■■9-1 複数のワークシートに同時に書式を設定する
■■9-2 複数のワークシートを集計する
■Chapter 10 データベースの活用
■■10-1 データベースを作成する
■■10-2 テーブルを作成する
■■10-3 データを並べ替える
■■10-4 データを抽出する
■■10-5 小計機能を使用する
■■10-6 ピボットテーブルを作成する
■■10-7 ピボットグラフを作成する
技書の森解説
Excel は職場で毎日使われていながら、体系的に学ぶ機会がないまま我流で乗り切っている人が多いソフトウェアです。『世界一わかりやすい Excel テキスト 2021/2019/2016/365 対応版』 (土岐順子 著、技術評論社、2022 年 4 月刊) は、その状態をゼロからやり直すための自習テキストで、Excel の起動と画面構成から、データ入力、表の作成、数式と関数、グラフ、複数シートの管理、データベース機能までをオールカラーの紙面で段階的に進めます。教材ファイルを使いながら学び、各章末に練習問題が付き、版元は自分に合った学習コースを組める自習用の本と位置づけています。対応バージョンは書名どおり Excel 2021、2019、2016 と Microsoft 365 です。著者の土岐順子氏は、版元プロフィールによれば専門学校講師を経て出版社でパソコン関連書籍と雑誌の編集や記者として勤務し、刊行時点では株式会社 ZUGA で書籍の企画 / 執筆 / 編集を行いながらパソコン研修の講師も務める人物で、著書に『MOS 攻略問題集 Excel 365&2019』 (日経 BP 社) などがあります。
全 10 章の構成、セル入力から関数、グラフ、ピボットテーブルまで
構成は全 10 章です。Chapter 1 から 3 で Excel でできることと画面の名称、範囲選択、データの入力 / 修正と連続するデータの入力、ブックの保存とワークシートの操作といった土台を固めます。Chapter 4 は表の作成で、セルの書式、罫線、列や行の操作に加えて、データの入力規則、検索と置換、条件付き書式まで扱い、Chapter 5 でページ設定と複数ページにわたる表の印刷を押さえます。Chapter 6 と 7 が数式と関数の章で、相対参照と絶対参照の理解、表示形式、基本的な関数から進み、応用として条件に応じた処理、数値の端数処理、検索して値を表示する処理、関数を組み合わせたエラー回避を学びます。Chapter 8 でグラフの作成と編集、スパークラインを扱い、Chapter 9 で複数ワークシートへの同時書式設定と集計、最後の Chapter 10 がデータベースの活用として、テーブルの作成、並べ替え、抽出、小計機能、ピボットテーブルとピボットグラフの作成まで到達します。
我流の Excel を体系に組み直す、参照とデータベース機能の技術背景
Excel を我流で使っている人がつまずく地点は、大きく 2 つあります。1 つ目は相対参照と絶対参照の区別で、数式をコピーしたときに参照先がずれる仕組みを理解していないと、関数を組み合わせた瞬間に結果が崩れ、原因も追えません。本書の Chapter 6 が参照の理解を関数より前に置く順序は、関数の暗記ではなく数式の動く原理から入る順路になっています。2 つ目は、表を見た目を整える紙の帳票として作る癖です。1 行に 1 つの記録を並べ、列ごとに同じ種類の値を入れるという表の作法を守ると、並べ替え、抽出、小計、ピボットテーブルといった機能がそのまま使えるようになり、集計や可視化という データ分析 の入口に立てます。Chapter 10 のデータベースの活用がこの発想の転換を担っており、印刷用の表しか作れなかった人が、数百行のデータを機能で集計できる側に移るための章です。対応バージョンが 4 つ並んでいるのは、リボンを使う操作体系がこれらのバージョンで共通しているためで、継続的に更新される Microsoft 365 では画面の細部が本書の図と異なることはあっても、操作の考え方は変わりません。
新社会人や PTA のパソコン係にも読める前提と、向かない人
前提知識は不要で、パソコンの基本操作ができれば読み始められます。版元が対象読者として挙げるのは、ビジネスに必須の Excel スキルを学習したい新社会人、Excel スキルを身につけて仕事探しをしたい人、自治会や PTA で Excel の操作を頼りにされている人で、実際にその水準から章末の練習問題で定着させながら読み通せる構成です。一方で、マクロや VBA による自動化は目次に無く、業務効率化をプログラミングの側から突き詰めたい人には対象外です。多数の関数を引ける辞典として使いたい人にも、学習順に組まれたテキスト形式は向きません。すでに関数とピボットテーブルを日常業務で使いこなしている人には、確認以上の収穫は少ないでしょう。標準機能で仕事を底上げする本から VBA の入門書へ進む道筋は、Excel と VBA の本の選び方 で段階別に整理しています。
配属先で Excel の表を任されたのに、数式をコピーすると結果が崩れる理由を説明できない人、あるいは求人の条件に Excel の基本操作と書かれていて不安のある人にとって、この本の元は早く取れます。読み終えるころには、参照方式を理解して数式を組み、条件付き書式やグラフで見せる表を作り、テーブルとピボットテーブルで数百行のデータを集計する一連の作業を、教材ファイルで手を動かした経験として身につけている状態になります。我流の穴を一度埋めて、Excel を使えると言い切れるようになりたい人にとって、講師経験のある著者による本書は堅実な一冊です。
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