図解即戦力 UML のしくみと実装がこれ 1 冊でしっかりわかる教科書

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図解即戦力 UML のしくみと実装がこれ 1 冊でしっかりわかる教科書の表紙
ソフトウェア工学 / 設計
著者:
株式会社フルネス 尾崎 惇史(カブシキガイシャフルネス オザキ アツシ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2022年06月25日頃
ISBN:
9784297128661
在庫:
在庫あり
0
中級者向け
UMLオブジェクト指向システム設計図解開発プロセス設計図書ソフトウェア設計開発者設計ドキュメント実装

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書籍紹介

UML はオブジェクト指向技術を使ってシステムを設計する際に利用する図とその目的、及び記法を定めたものです。近年ではすっかり定着し、開発者同士の共通フォーマットとしての利用はもとより、システム開発の納品物に加えられるまでになってきました。本書はそんな UML の全体像をイラストを使ってわかりやすく解説します。

技書の森解説

『図解即戦力 UML のしくみと実装がこれ 1 冊でしっかりわかる教科書』 (株式会社フルネス 尾崎惇史 著、技術評論社、2022 年 6 月刊) は、オブジェクト指向技術でシステムを設計する際に使う図とその目的、記法を定めた UML の全体像を、イラストを使って解説する入門書です。技術評論社の図解即戦力シリーズの 1 冊で、版元は対象を「UML を利用してシステム開発を行いたい初心者 (IT 企業に関わる新人エンジニアおよび開発系営業)」と案内しています。版元の書籍ページの著者紹介 (2026 年 10 月時点) によれば、尾崎惇史は IT 企業での音声認識エンジンの研究開発、スポーツテック事業の会社の立ち上げ、プログラミング研修と UML 研修の講師を経て、株式会社フルネスで IT 技術全般の教育に従事しています。

第 1 章から第 6 章の構成、UML の基礎知識と図の文法

目次は、第 1 章「UML の基礎知識」で概要、歴史、バージョンアップ、モデリングを、第 2 章「オブジェクト指向」でオブジェクトとクラスの静的構造、クラス間の関係、動的構造、オブジェクト指向の 3 大要素を扱います。第 3 章「UML の全体像」で図の種類と分類、図の要素、共通メカニズム、ツールを整理したあと、第 4 章「UML における構造図の基本文法」でオブジェクト図、クラス図、合成構造図、パッケージ図、コンポーネント図、配置図を扱います。第 5 章「UML における振る舞い図の基本文法」はユースケース図、アクティビティ図、ステートマシン図を、第 6 章「UML における相互作用図の基本文法」はコミュニケーション図、シーケンス図、相互作用概要図、タイミング図を扱います。

第 7 章から第 10 章、要件定義から試験での UML の活用

第 7 章「開発の標準化」は開発標準と開発工程、要件定義、設計、製造、試験、開発方式を扱い、第 8 章「要件定義における UML の作成」は要求の収集、トップダウンアプローチとボトムアップアプローチ、業務分析、ユースケース分析を扱います。第 9 章「設計における UML の作成」はハードウェアアーキテクチャ設計、ソフトウェアアーキテクチャ設計、クラス設計、相互作用設計を、第 10 章「製造 / 試験における UML の活用」はプログラミング、環境構築、機能試験とシステム試験の作成を扱います。巻末の Appendix ではメタモデルと XMI を取り上げています。

構造図と振る舞い図に分かれる UML の図の役割

UML の図は大きく、システムを構成する要素とその関係を示す構造図と、時間の流れの中での動きを示す振る舞い図に分かれ、振る舞い図のうち要素どうしのやり取りを示すものを相互作用図と呼びます。クラス図は オブジェクト指向 で設計したクラスの属性と操作、クラス間の関連や継承を表す図で、プログラムのクラスの骨組みに対応づけられます。ステートマシン図は、一つのオブジェクトが取りうる状態と、出来事による状態の移り変わりを描く図で、ステートマシン の考え方を図の形にしたものです。要件定義 の段階ではユースケース図で利用者とシステムの関わりを示し、設計の段階ではクラス図やシーケンス図で内部の構造とやり取りを詰めるというように、工程ごとに使う図を選ぶことで、関係者が同じ記法で設計の内容を確かめられます。ソフトウェア設計の本の選び方は 設計 / アーキテクチャ本ガイド にまとめています。

本書は、UML の基礎知識を扱う第 1 章から、オブジェクト指向、UML の全体像、構造図と振る舞い図と相互作用図の基本文法、開発の標準化、要件定義と設計での UML の作成を経て、製造と試験での活用を扱う第 10 章までを、全 10 章と Appendix に収めています。

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