計算機システム改訂版(ケイサンキ システム)
その他- 著者:
- 春日健/舘泉雄治(カスガ,タケシ/タテイズミ,ユウジ)
- 出版社:
- コロナ社
- 出版日:
- 2016年04月
- ISBN:
- 9784339012132
- シリーズ:
- 電気・電子系教科書シリーズ
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
技書の森解説
「計算機システム」という科目名は、コンピュータをアプリケーションの側からではなく、機械としての構成から学ぶ講義の古典的な呼び名です。コロナ社の「電気・電子系教科書シリーズ」に収められた本書は、春日健氏と舘泉雄治氏の共著による教科書で、 2016 年 4 月に改訂版として刊行されました。
電気・電子系のシリーズに置かれていることが、本書の性格をよく表しています。ソフトウェア側から入った学習者は、コンピュータを抽象化された実行環境として扱いがちです。一方、電気・電子の系譜では、回路や信号の延長線上に計算機という装置を捉えます。この視点で基礎を固めておくと、性能や消費電力、ハードウェア起因の制約といった話題を、暗記ではなく理屈でたどれるようになります。組み込み開発のようにハードウェアとソフトウェアの境目で仕事をする領域ほど、この土台の有無が差になって現れます。
体裁は講義用の教科書で、電気・電子系の基礎を並行して学ぶ学生に合わせた難易度と見るのが妥当です。独習に使う場合も、章を講義 1 コマ分と見立てて進める読み方がなじみます。版を改めて刊行されてきたという事実は、教科書として使われ続けてきたことの表れでもあり、計算機の構成を科目として腰を据えて学び直したい読者が本書を選ぶ理由の 1 つになるはずです。
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