ソフトウェアプロダクトラインエンジニアリング

ソフトウェア プロダクト ライン エンジニアリング

ソフトウェア製品系列開発の基礎と概念から技法まで

ソフトウェアプロダクトラインエンジニアリングの表紙
ソフトウェア工学 / 設計
著者:
クラウス・ポール / ギュンター・ベックレ(ポール, クラウス / ベックレ, ギュンター)
出版社:
エスアイビー・アクセス
出版日:
2009年01月
ISBN:
9784434127069
在庫:
在庫あり
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言及数
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技書の森解説

『ソフトウェアプロダクトラインエンジニアリング』 (クラウス・ポール、ギュンター・ベックレ、フランク・ヴァン・デル・リンデン 著、林好一、吉村健太郎、今関剛 訳、エスアイビー・アクセス、2009 年 1 月刊) は、Software product line engineering を原タイトルとする翻訳書で、副題「ソフトウェア製品系列開発の基礎と概念から技法まで」のとおり、似た製品を何種類も出すソフトウェアを製品系列として開発する手法を扱う本です。国立国会図書館の書誌では、発売元は星雲社、件名は「システム開発」と記録され、文献と索引を備えています。

ソフトウェアプロダクトラインが解こうとする派生開発の問題

同じ分野の製品を機種や仕向け地ごとに何種類も出す組織では、既存の製品のソースコードを複製して手直しする派生開発が重なるほど、同じ不具合の修正をすべての派生品に配る手間や、どの派生品にどの変更が入っているかを追う手間が増えていきます。ソフトウェアプロダクトラインは、製品群に共通する部分と、製品ごとに変わる部分 (可変性) をあらかじめ分けて整理し、共通部分を資産として計画的に再利用して、個々の製品をその組み合わせとして作る考え方です。一般には、製品群全体のための資産を用意する活動をドメインエンジニアリング、その資産から個々の製品を組み立てる活動をアプリケーションエンジニアリングと呼び分けます。

共通の構造と可変性をどこに置くかという設計の問い

製品系列の開発で中心になるのは、製品群で共有する アーキテクチャ を先に決め、そのどこに差し替えや選択の余地を残すかを設計の段階で決めることです。可変性を置く場所には、実行時の設定、ビルド時の構成の選択、部品の差し替えなど複数の選択肢があり、置き場所を誤ると共通部分が派生品ごとの条件分岐で埋まっていきます。個々のクラスや関数の 設計 よりも一段上の、製品群の範囲を決める要求の整理と、どの差異を許すかの取り決めが主題になる分野です。ソフトウェア設計の本の選び方は 設計 / アーキテクチャ本ガイド にまとめています。

翻訳書の書誌、著者 3 名と訳者 3 名

本書の著者はクラウス・ポール、ギュンター・ベックレ、フランク・ヴァン・デル・リンデンの 3 名で、林好一、吉村健太郎、今関剛の 3 名が翻訳を担当しています。国立国会図書館の書誌の原タイトルは Software product line engineering で、日本語版は 2009 年 1 月にエスアイビー・アクセスから刊行されました。

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