チームのことだけ、考えた。(チーム ノ コト ダケ カンガエタ)
サイボウズはどのようにして「 100 人 100 通り」の
その他- 著者:
- 青野慶久(アオノ,ヨシヒサ)
- 出版社:
- ダイヤモンド社
- 出版日:
- 2015年12月18日頃
- ISBN:
- 9784478068410
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
技書の森解説
グループウェアの開発会社であるサイボウズは、ソフトウェア製品と同じくらい、その独特な人事制度と働き方で語られる企業です。『チームのことだけ、考えた。』は、同社を率いる青野慶久氏自身が、その組織がどう作られてきたのかを語る一冊で、ダイヤモンド社から 2015 年 12 月に刊行されました。副題に掲げられた「 100 人 100 通り」という言葉が本書の中心思想を端的に表しています。
つまり、全員に同じ制度を当てはめるのではなく、 100 人いれば 100 通りの働き方があってよいという前提から人事も組織も設計し直す、という発想です。本書はその結論だけを提示するのではなく、経営者としての試行錯誤の過程を追う読み物として書かれており、制度のカタログではなく思想の形成史として読めるのが持ち味です。 IT 企業の経営実録でありながら、技術の話よりチームと人の話に徹している点も書名に忠実です。
マネジメント経験の有無を問わず読める難易度で、専門用語の壁はありません。自社の制度疲労に悩む人事担当者や管理職はもちろん、働き方に違和感を抱えるエンジニアが「組織側の論理」を知る目的で手に取っても得るものがあります。読み終えたとき、自分のチームなら何を変えるかという問いが残る本です。
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