Blender Python 完全ガイド
ブレンダーパイソンカンゼンガイド
- 著者:
- ぬっち(ヌッチ)
- 注目:
- 総合 2507 位
- 出版社:
- 秀和システム
- 出版日:
- 2023年12月23日頃
- ISBN:
- 9784798068855
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
技書の森解説
『Blender Python 完全ガイド』 (ぬっち 著、秀和システム、2023 年 12 月刊) は、3DCG ソフトの Blender を Python のプログラムで操作し、作業の自動化とアドオンの開発までを扱う解説書です。版元の紹介文は、Blender 内で Python を活用して 3D モデリングやアニメーション制作などの 3DCG プロジェクトを効率化するための環境設定、Python の基礎知識、アドオン開発、公開とライセンス管理などの応用的な話題を解説すると案内しています。書誌の紹介文には、最終的に自力でスクリプトを作れるようになることを目的とし、Blender を Python で操作するサンプルを作る過程で Python の言語仕様も学ぶとあります。
全 5 章の構成、Python の基礎からアドオンの公開まで
Chapter1「Blender ではじめる Python」は、Blender のインストールと UI の基礎、日本語化、Python プログラム開発者向けの設定、Python コンソールとテキストエディター、はじめてのプログラムまでを扱います。Chapter2「Python 基礎」は、変数と演算子、制御文、関数、クラス、モジュールとパッケージを、メッシュオブジェクトの名前の変更、軸に沿った整列、色の違う立方体の配置、継承を使ったロボットの作成といった Blender 上の操作の例で学ぶ章です。Chapter3「Blender Python」は API の構成、Blender のデータ構造と blend ファイル、オペレーターの探し方とコンテキストオーバーライドを扱います。Chapter4「Blender アドオン開発」は、アドオンの提供形態とインストールから、bl_info と register、unregister、カスタムオペレーターによる星形のメッシュの作成、メニューとサイドバーとツールバーとプリファレンスの UI、モーダルオペレーターとタイマーを使うイベントの処理、gpu モジュールと blf モジュールによる描画までを段階的に組みます。Chapter5「Blender Python をより深く理解するために」は、情報源、多言語対応、ライセンス、Visual Studio Code との連携、プログラムの公開で締めくくります。
bpy.data と bpy.ops、コンテキストオーバーライド
Blender は Python の実行環境を内蔵しており、Blender の機能をプログラムから使うための API は bpy というモジュールにまとまっています。bpy.data は blend ファイルに保存されるオブジェクトやメッシュやマテリアルを直接読み書きする入口で、bpy.ops は画面のボタンやメニューと同じ操作を呼び出す入口です。bpy.ops の操作は、どの画面のどの領域で何が選ばれている状態で呼ばれたかというコンテキストに依存します。Chapter3 はオペレーターの探し方に続いてコンテキストオーバーライドを扱います。3-1 には bmesh モジュールを使うプログラムの節があります。
アドオン開発のイベントと描画、エディターとの連携
アドオンは、Blender に機能を足す Python のプログラムを、決まった形の情報と登録の関数とともに配布できるようにしたものです。Chapter4 のモーダルオペレーターは、一度呼ばれたあともマウスのクリックやキーボードの入力を受け取り続ける操作の型です。Chapter5 の Visual Studio Code との連携では、拡張機能の Blender Development と Python パッケージの fake-bpy-module を取り上げます。fake-bpy-module は、bpy の関数や型の定義を VSCode のようなエディターで読めるようにする Python のパッケージです。同じ章のライセンスの節は、Blender のライセンスと、Blender 向けに作成した Python プログラムのライセンス、ライセンスの明示方法を扱います。
Chapter1 は Blender のインストールと UI の基礎から始まり、Chapter2 で Python の文法を Blender の操作の例とともに扱います。本書は、Blender での Python の準備、Python の基礎、Blender Python API、アドオン開発、情報源と多言語対応とライセンスと公開までを全 5 章に収めています。
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