ゼロからわかる Linux コマンド 200 本ノックー基礎知識と頻出コマンドを無理なく記憶に焼きつけよう!

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ゼロからわかる Linux コマンド 200 本ノックー基礎知識と頻出コマンドを無理なく記憶に焼きつけよう! の表紙
OS
著者:
ひらまつ しょうたろう(ヒラマツ ショウタロウ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2023年03月08日
ISBN:
9784297134259
在庫:
在庫あり
4(1 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
LinuxOSコマンドラインリナックスシステム管理CLIスクリプトITプログラミング初学者向け学習

なぜ注目されているか

総合532位 ↑ 4 ランクアップ 言及 1 件
言及数
968位

書籍紹介

Linux OS の操作に必要な Linux コマンドは、無味乾燥と感じられるものも多く、覚えづらさに悩まされる初学者も多いようです。本書では、Linux 操作の効率を高めるため、覚えてしまったほうが効率が良い、実務における頻出コマンドと、コマンド操作に関連する重要事項だけを厳選して取り上げます。
習得のためのアプローチとして「200 本ノック」というスタイルを採り、「Linux の頻出コマンドをやさしく学び、長期記憶に焼きつけて忘れないようにする」ため、次のようなコンセプトで構成しました。

ー コマンドやオプションの「由来」をできる限り解説
ー 「なぜ?」「そもそも?」がわかるように、丁寧にかみ砕いて解説

ー 「200 問」の演習問題で記憶に「こびりつける」

Linux コマンドは、エンジニアとして必須ながら、一度学んでしまえばとても長い間使える「超高コスパ」の知識です。本書を通して、長期記憶に焼き付けて一生モノのスキルを手に入れましょう。

技書の森解説

『ゼロからわかる Linux コマンド 200 本ノック』 (ひらまつしょうたろう 著、技術評論社、2023 年 3 月刊) は、Linux の操作で実務によく使うコマンドと、コマンド操作に関わる重要事項だけを厳選し、200 問の演習問題で長期記憶に定着させることを狙った Linux 初学者向けの入門書です。副題は「基礎知識と頻出コマンドを無理なく記憶に焼きつけよう!」で、版元の紹介文は、コマンドやオプションの「由来」をできる限り解説すること、「なぜ?」「そもそも?」が分かるように丁寧にかみ砕くこと、演習問題で記憶に「こびりつける」ことの 3 つを構成のコンセプトとして挙げています。

全 11 章の構成、Ubuntu の環境構築からシェルスクリプト入門まで

はじめにで「なぜノックで効率的な学習ができるのか?」と本書の取り組み方を示したあと、第 1 章は Linux カーネルやディストリビューション、物理マシンと仮想マシンの違いを整理し、VirtualBox に Ubuntu を入れる環境構築へ進みます。第 2 章はファイルとディレクトリ、第 3 章はシェルとコマンドラインの基本、第 4 章はファイル操作のコマンドで、mkdir や cp、mv から ln、find までを扱います。第 5 章はパーミッションとスーパーユーザー、第 6 章は Vim の基本、第 7 章は標準入出力の活用、第 8 章はテキスト処理の基本コマンドで、wc、sort、uniq、tr、grep、awk が並び、sed はコラムでの紹介です。第 9 章はプロセスとジョブ、第 10 章は Bash の設定、第 11 章はシェルスクリプト入門で締めくくられます。目次では 11 の章すべての末尾に「章末ノック 問題」が置かれており、各章の解説を読んでから問題で確かめる順序です。国立国会図書館の書誌には、ダウンロード付録「シャッフルノック」の注記もあります。

オプションの由来と仕組みから覚える理由

Linux のコマンドが覚えにくいのは、ls や rm のような短い名前と -l や -r のような 1 文字のオプションが、意味の手がかりを持たない記号の列に見えるからです。実際には多くのオプションが英単語の頭文字から来ており、由来と結び付けると記憶の負担は大きく下がります。もう一つの壁は、なぜその操作が必要なのかが見えないことです。本書の目次には、OS と抽象化、標準入出力のメリット、プロセスでプログラムの実行を管理する理由といった項目が並び、コマンドの使い方の手前にある仕組みを説明してから操作に入る作りになっています。文字でコマンドを打ち込む コマンドラインの操作 は、小さなコマンドをパイプでつないで処理を組み立てられることと、同じ手順を何度でも正確に再現できることが強みです。GUI の無いサーバーを扱う場面では避けて通れないため、仕組みごと理解しておくほど応用が利きます。

Linux 初学者に合う範囲と、物足りなくなる読者

版元が挙げる対象は Linux 初学者で、とくに Linux コマンドが覚えられずに悩んでいる人、毎回検索している人、「なんとなく」で使っている人です。第 1 章で仮想マシンの作り方から始まるため、手元に Linux 環境が無い状態からでも読み始められます。一方で、目次にネットワークの設定やサービスの管理といったサーバー運用の題材は見当たらず、テキスト処理も grep と awk までが本編で、sed はコラムでの紹介にとどまります。日常的にシェルを使いこなしている人には復習の意味合いが強くなるでしょう。コマンドに慣れたあとの進み方は、繰り返す作業を スクリプトにまとめる 方向か、カーネルの仕組みや運用へ進む方向に分かれます。次の一冊を探すときは Linux 本の選び方 が参考になります。

コマンドをその場しのぎで検索しては忘れることを繰り返している人や、研修や業務でターミナルを使い始めたばかりの人にとって、由来と仕組みの説明を足場に 200 問を解き進める本書は、一度の学習で長く使える土台を作りやすい一冊です。仮想マシンを用意し、第 1 章から章末ノックまで順に手を動かしてみてください。

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