新・明解 Python で学ぶアルゴリズムとデータ構造

シンメイカイパイソンデマナブアルゴリズムトデータコウゾウ

新・明解 Python で学ぶアルゴリズムとデータ構造の表紙
プログラミング
著者:
柴田 望洋(シバタ ボウヨウ)
出版社:
SB クリエイティブ
出版日:
2020年01月14日頃
ISBN:
9784815603199
在庫:
在庫あり
2(2 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
Pythonアルゴリズムデータ構造プログラミング入門書コーディング練習探索アルゴリズムソートアルゴリズム再帰木構造

なぜ注目されているか

言及数
78位
総合443位 ↑ 5 ランクアップ 言及 60 件・うち記事 30 件を掲載
0275420222023202420252026

書籍紹介

最高のアルゴリズム入門書
本書は、Python で実装した豊富なプログラム例を通じて、アルゴリズムとデータ構造の基礎を身につけるためのテキストです。

基本的なアルゴリズムとデータ構造に始まって、目的とするデータを見つける探索、データの並びを一定の順序で並びかえるソート、そして、スタック・キュー・再帰的アルゴリズム・線形リスト・2 分探索木などを学習します。

解説にあたっては、難しい理論や概念を視覚的なイメージで理解できるように、213 点もの図表を提示しています。本書に示す 136 編のプログラムは、単なるサンプルではなく、実際に動作するものばかりです。すべてのプログラムを読破すれば、かなりのコーディング力が身につくはずです。

第 1 章 基本的なアルゴリズム

第 2 章 データ構造と配列

第 3 章 探索

第 4 章 スタックとキュー

第 5 章 再帰的アルゴリズム

第 6 章 ソート

第 7 章 文字列探索

第 8 章 線形リスト

第 9 章 木構造

技書の森解説

アルゴリズムとデータ構造を、Python で書いた実際に動くプログラムを読みながら身につけたい人のための教科書です。『新・明解 Python で学ぶアルゴリズムとデータ構造』 (柴田 望洋 著、SB クリエイティブ、2020 年 1 月刊) は、版元の紹介によると、基本的なアルゴリズムとデータ構造から始めて、目的のデータを見つける探索、データの並びを一定の順序に並べ替えるソート、スタックとキュー、再帰的アルゴリズム、線形リスト、2 分探索木までを学ぶテキストです。版元は対象を「初心者から中上級者まで、すべての Python プログラマ」と案内しています。

全 9 章の構成、配列と探索から木構造まで

目次は 9 章です。1 章「基本的なアルゴリズム」と 2 章「データ構造と配列」で土台を作り、3 章「探索」、4 章「スタックとキュー」、5 章「再帰的アルゴリズム」、6 章「ソート」、7 章「文字列探索」、8 章「線形リスト」、9 章「木構造」と進みます。データを置く器である配列を先に扱い、その上で探す、積む、並べ替えるという操作を順に重ねていく並びと読めます。版元と hanmoto が公開している目次は章の粒度までなので、各章の中でどのアルゴリズムが取り上げられるかは公開資料からは確かめられません。

図表と動くプログラムで処理の動きを追う紙面

版元の紹介によると、難しい理論や概念を視覚的なイメージで理解できるように 213 点の図表を載せ、136 編のプログラムは単なるサンプルではなくすべて実際に動作するものです。本文の補足や応用は Column にまとめられています。製本は開きやすく閉じにくい「広開本」で、本を開いたままキーボードで入力しやすいこと、著者自身が紙面をデザインしていて解説が見開きに収まることも版元が特徴に挙げています。コードを打ち込み、図で動きを確かめながら読み進める使い方を前提にした作りです。著者は刊行時のプロフィールで工学博士、福岡工業大学情報工学部情報工学科の准教授とされ、2000 年には分かりやすい C 言語の教科書と参考書の執筆で日本工学教育協会の著作賞を受けています。

Python で並べ替えや探索を自分で書く意味

Python には組み込みのリストや辞書、並べ替えの関数が用意されているため、実務で探索やソートを一から書く場面は多くありません。それでも、並べ替えのアルゴリズム が要素の比較と交換をどう積み重ねるのか、データの並べ方によって探す手間がどう変わるのかを一度自分の手で実装しておくと、データが増えたときに処理が遅くなる理由に見当がつくようになります。要素どうしを次の要素への参照でつなぐ構造は一般に 連結リスト とも呼ばれ、途中への挿入や削除で後ろの要素をずらす必要がある配列とは得意な操作が異なります。本書は配列と線形リストをそれぞれ別の章に立てているので、両者の性質の違いを 1 冊の中で比べられます。

向いている読者と、文法の入門書との使い分け

版元は「基礎から学べる」と案内しており、アルゴリズムを初めて体系的に学ぶ段階から手に取れる本です。ただし章題はすべてアルゴリズムとデータ構造の項目で、Python の文法を主題にした章はありません。変数や制御構文、関数の書き方に不安が残る場合は、文法の入門書と並行して進めると読みやすくなります。同じ版元の関連商品には『新・明解 Python 入門』のほか、C 言語版と Java 版のアルゴリズムとデータ構造の本も並んでいます。アルゴリズムの本全体の選び方は アルゴリズム本ガイド で整理しています。

Python の文法は一通り書けるものの、探索やソートの中身を説明できるかと聞かれると自信がない人、あるいは授業や独学でデータ構造を学ぶための手元の教科書を探している人にとって、動くプログラムと図を往復しながら基礎を固められる本書は、時間をかけて読み通す価値のある一冊です。

言及した記事 (30 件)

この本に興味がある方におすすめ

関連する本

柴田 望洋 の他の書籍

関連記事

関連用語

共有: