新・明解 C++で学ぶオブジェクト指向プログラミング(シン・メイカイシープラスプラスデマナブオブジェクトシコウプログラミング)
- 著者:
- 柴田 望洋(シバタ ボウヨウ)
- 出版社:
- SBクリエイティブ
- 出版日:
- 2018年09月18日頃
- ISBN:
- 9784797397161
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
C++を用いてオブジェクト指向プログラミングの基礎を学習するための入門書です。
まずは、クラスの基礎から学習を始めます。データと、それを扱う手続きとをまとめることによってクラスを作成します。
それから、派生・継承、仮想関数、抽象クラス、例外処理、クラステンプレートなどを学習し、オブジェクト指向プログ
ラミングの核心へと話が進んでいきます。その過程で、 C++という言語の本質と、オブジェクト指向プログラミングに
対する理解を深めていきます。
最後の三つの章では、ベクトル、文字列、入出力ストリームといった、重要かつ基本的なライブラリについて学習します。
本書を通して、読者は、 C++という言語の本質と、オブジェクト指向プログラミングに対する理解を深めることができるでしょう。
なお、本書は、『新・明解 C++入門』 (2017 年 12 月刊行) の姉妹編であり、『新・明解 C++入門』で C++の基礎を学んだ読者にとって
最適なテキストです。
第 1 章 クラスの基礎
第 2 章 具象クラスの作成
第 3 章 変換関数と演算子関数
第 4 章 資源獲得時初期化と例外処理
第 5 章 継承
第 6 章 仮想関数と多相性
第 7 章 抽象クラス
第 8 章 多重継承
第 9 章 例外処理
第 10 章 クラステンプレート
第 11 章 ベクトルライブラリ
第 12 章 文字列ライブラリ
第 13 章 ストリームへの入出力
技書の森解説
C++ の文法書は数多くありますが、「クラスの書き方は分かるのに、なぜオブジェクト指向で設計するのかが腑に落ちない」という段階で止まってしまう人は少なくありません。本書は C++ を題材にしつつも、言語仕様の網羅ではなくオブジェクト指向の設計思想を身につけることに焦点を当てた一冊です。
著者の柴田望洋氏は「明解」シリーズで知られ、豊富な図解と段階的なサンプルコードで概念を視覚的に示すスタイルに定評があります。カプセル化、継承、多態性といった原則を、小さなプログラムを組み立てながら一つずつ体験する構成で、抽象的になりがちなオブジェクト指向の議論を具体的なコードに落とし込んでいます。
C 言語の経験がある人が C++ へ移行する際の中継点として適しており、「構造体の延長でクラスを書いている」状態から設計の視点を持てるように導きます。一方で、テンプレートメタプログラミングやムーブセマンティクスなど C++ 固有の高度な機能は本書の範囲外です。オブジェクト指向の考え方を C++ のコードで地に足をつけて学びたい人に向けた、地道だが確実な教材です。
言及 Qiita 記事 (1 件)
この本に興味がある方におすすめ
この本に関連
柴田 望洋 の他の書籍
関連記事
機械学習・AI 本ガイド - エンジニアが読むべき技術書の選び方
機械学習の基礎から実践まで学べる技術書の選び方を紹介。「Python ではじめる機械学習」などのハンズオン本を軸に、数学が苦手な人向けの学習ルートと ML 本の賞味期限の見極め方を解説します。
エンジニアが最初に読むべき技術書 5 冊の選び方 - ジャンル配分が鍵
新人エンジニアやキャリアチェンジ組が最初に読むべき技術書のジャンル配分と、言語・設計・運用・CS 基礎・ソフトスキルの 5 冊を選ぶチェックリストを紹介。
なぜ上級者ほど入門書を読み返すのか
経験豊富なエンジニアが入門書を読み返す理由を解説します。初心者のときには見えなかった設計思想や暗黙の前提が、経験を積んだ目で読むと浮かび上がります。