ていねいに学ぶ Blender モデリング入門[Blender 3 対応]
テイネイニマナブ ブレンダー モデリング ニュウモン
- 著者:
- ウワン(ウワン)
- 注目:
- 総合 1104 位
- 出版社:
- マイナビ出版
- 出版日:
- 2022年11月28日
- ISBN:
- 9784839979003
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
3D のモデルで自由自在に動く VTuber や、VR 空間で使える 3D アバターが身近になった現在、「自分でも 3D モデルを作ってみたいな」「仕事にしてみたいな」と考える人が増えているのではないでしょうか。
そんな方のために、本書では無料で使える 3DCG 制作ソフトである「Blender」をゼロから解説!
「Blender」のインストールや初期設定から始めて、いくつかのシンプルな作例を通してさまざまなモデリング手法に触れつつ、質感付けや最終的に作品として出力するところまでを紹介していきます。
ほとんどの工程は手順ごとに図を追いながら進みます。さらに動画でもそれぞれの操作手順を確認することができるので、書籍の内容を同じように再現することができます。
初めての方が知っておくと嬉しい、細かな予備知識についても随所で補足を入れています。
本書で楽しい 3D 制作の最初のドアを開いてみませんか?
☆書籍内容についてざっくり紹介☆
〇 Blender の導入からサポート
・Blender のダウンロード〜インストールから始めて、おすすめの初期設定まで紹介。
・基本的な操作の解説のほか、初めての方が躓きやすいポイントについても随所で補足。
〇いくつかの基本的なモデリング手法と多数の Blender の機能について学べる
・5 つのシンプルな作例を通して基本的なモデリングをしていく工程を学びます。
・プリミティブモデリング、メッシュ編集、各種モディファイア、カーブなどをメインにしつつ、多数の便利な機能についても紹介。
〇モデルの質感の設定や見た目の調整についても紹介
・マテリアルやテクスチャの設定を通したモデルの色や質感を設定する方法も詳しく説明。
・初めての方が躓きやすい UV マップの操作や編集についても手順ごとに紹介。
・ライトなどを使ったルックの調整の仕方についても触れていきます。
〇最後はつくったモデルをレイアウトして作品を出力!
・これまでに作成してきたモデルを使用してレイアウトづくり。
・モデルのまとめ方や整理の仕方などについても紹介。
・カメラの設定や機能についても確認しつつ、レンダリングを通して画像を出力します。
★Blender3.2 で解説、3.3 でも問題なく動作することを確認済
★作例ファイルのダウンロード可能
★解説動画も用意
★Blender の解説動画でも人気の VTuber が解説
技書の森解説
『ていねいに学ぶ Blender モデリング入門[Blender 3 対応]』 (ウワン 著、マイナビ出版、2022 年 11 月刊) は、無料で使える 3DCG 制作ソフト Blender を、ダウンロードとインストールから作品の出力までゼロから学ぶ入門書です。NDL と openBD の書誌では Compass Creative Works シリーズの 1 冊として登録されています。ほとんどの工程を手順ごとの図で追い、同じ操作を解説動画でも確かめられる作りで、作例ファイルもダウンロードできます。解説は Blender 3.2 で行われ、版元の紹介文は 3.3 でも問題なく動作することを確認済みとしています。
ウサギの作例から FBX 出力まで、全 7 章の流れ
第 1 章は Blender のインストールと基本操作で、必要な PC スペック、初期設定、ファイルの保存、ウィンドウのレイアウトや 3D ビューポートの視点操作を確かめます。第 2 章「簡単なモデルを作ってみよう!」では、プリミティブを組み合わせて頭部や耳、体のパーツを作り、ペアレントを設定したうえで「ウサギのモデル」に色を付け、ライトで照らしてレンダリング結果を保存するところまでを一通り体験します。第 3 章はポリゴンやモディファイア、複雑なメッシュ編集、カーブオブジェクトによるモデリング、第 4 章はシェーダーやテクスチャ、UV マップの編集を含むマテリアルの設定です。第 5 章では三点照明や背景、簡単なエフェクトでライティングを工夫し、第 6 章でほかのシーンのモデルを 1 つのシーンにまとめ、コレクションでの整理とカメラの調整を経てレンダリングします。最後の第 7 章は外部への出力形式と FBX でのエクスポート、インポートを扱います。
メッシュ、モディファイア、UV 展開が独習の壁になる理由
3DCG のモデルは、頂点と辺と面からなるメッシュの集まりです。立方体や球などのプリミティブを置いて変形させる手法は形を早く作れる一方、細かな形を詰めるには頂点や面を直接いじるメッシュ編集が欠かせません。モディファイアは、左右対称の複製や表面の細分化といった処理を元の形を壊さずに重ねがけする仕組みで、どの順に積むかで結果が変わります。さらに、平面の画像を立体の表面に貼るには、立体をどこで切り開いて平面に広げるかを決める UV 展開が必要です。なお Blender は Blender Foundation が開発する オープンソース のソフトで、費用をかけずに本書と同じ環境をそろえられます。
Blender 3 系前提の本を 4 系以降で読むときの注意
本書の画面と手順は Blender 3.2 が基準です。Blender の公式サイトによれば 2023 年 11 月 14 日に Blender 4.0 が公開され、マテリアルの設定で使うシェーダーの Principled BSDF が作り直されています。4 系以降で読む場合は、マテリアル周りの画面や設定項目の違いを自分で読み替える前提になります。第 7 章の FBX は、作ったモデルを Unity のようなゲームエンジンや別の制作ソフトへ渡すときに広く使われる形式で、著者のウワン氏は、刊行時のプロフィールによると YouTube で Blender や Unity の初心者向け講座動画を投稿している 3D クリエイター系バーチャル YouTuber です。
3D アバターや VTuber に触れて自分でもモデルを作ってみたいと考え始めた人、動画だけでは手順を見失いがちな人にとって、図と動画の両方で同じ操作を確かめながら、作ったモデルを画像にもファイルにも書き出すところまで進める本書が向く一冊です。すでに Blender の基本操作を終え、スカルプトやリギング、アニメーションへ進みたい人には範囲が手前で止まるため、本書の次の段階にあたる専門書を選ぶほうが目的に合います。