作って学ぶ Scratch ドリル
ツクッテマナブスクラッチドリル
- 著者:
- 瀬戸山 雅人 / 鈴木 亜弥(セトヤマ マサト / スズキ アヤ)
- 注目:
- 総合 2288 位
- 出版社:
- オライリー・ジャパン
- 出版日:
- 2019年12月19日頃
- ISBN:
- 9784873118994
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
手を動かしながら、見て、まねて、自然にわかる! Scratch 入門
小学校低学年から使えるドリル形式の Scratch 入門書。「とにかくまずは手を動かして、ブロックをつないで動かしてみる」ことに主眼を置き、文章は最小限に、図や手順を多用。直感的に何をすればよいかがわかるため、飽きずにどんどん進められます。実際に動く様子を見ながら、あとから自然に理解を促すような構成で、1 冊終えればプログラミングの初歩をマスター。興味がさらに広がります。
技書の森解説
『作って学ぶ Scratch ドリル』 (瀬戸山 雅人、鈴木 亜弥 著、オライリー・ジャパン、2019 年 12 月刊) は、小学校低学年から使えるドリル形式の Scratch 入門書です。副題は「手を動かしながら、見て、まねて、自然にわかる!」で、Scratch 3.0 に対応しています。版元の紹介文によると、本書は 5 つのプロジェクトを通じてプログラミングの基礎を扱い、文章を最小限にして図や手順を多く使う構成です。紹介文は使い方として、親子で取り組むこと、子どもの独習、プログラミング指導者の教材の 3 つを挙げています。
準備からハエたたきゲームまで、28 の項目の構成
目次は「Scratch を使う準備をしよう」に始まり、マウスとキーボードの使い方、Scratch のアカウントとプロジェクトの作成を扱います。「基本操作に慣れよう」で猫を歩かせる項目とスプライトとコスチュームを学び、「正五角形を作ろう」で正三角形の描き方から正多角形の描き方へ進みます。「バンドで演奏しよう」は音楽ブロックとピアノ、ギター、ドラムの項目、「リミックスについて学ぼう」はプロジェクトの共有とリミックスとクレジットの書き方の項目です。続く「ハエたたきゲームを作ろう①」から「ハエたたきゲームを作ろう③」の 3 つのまとまりは、ゲームの設計に始まり、ハエの動き、ハエを増やす処理、点数、ゲームオーバー機能、速いハエのスプライトまでを作ります。項目には 1 から 28 までの番号が付き、そのうち 3 つに [練習] の印があります。巻末には「学習をサポートする方へ」が置かれています。
猫を歩かせる項目とループ、点数を数える変数
「基本操作に慣れよう」には「猫を歩かせてみよう」「猫をしばらく歩かせてみよう」「猫をずっと歩かせてみよう」の 3 項目が並びます。Scratch では、命令のブロックを上から下へつなぐと、その順に実行されます。回数を指定して繰り返すブロックと、止めるまで繰り返し続ける「ずっと」のブロックは、文字で書くプログラミング言語の ループ にあたる仕組みです。スプライトは画面の上で動くキャラクターや物で、コスチュームはそのスプライトの見た目を切り替えるための絵です。ゲームの点数のように変わっていく数は、変数 に名前を付けて値を持たせ、条件を満たすたびに値を増やして扱います。「ハエたたきゲームを作ろう②」のまとまりには、「点数をつけよう」「ゲームオーバー機能を作ろう」の項目と「ノート: 変数とタイマーの表示」が含まれます。
共有とリミックス、紙版と Ebook 版の内容
Scratch のサイトでは、作ったプロジェクトを共有すると、ほかの利用者がそれを元に作り替えることができ、この作り替えをリミックスと呼びます。本書では項目 17 から 19 と「ノート: クレジットの書き方」がこの共有とリミックスを扱います。版元の案内によると、紙版にはオライリーの技術書の表紙に登場するアニマル絵柄のシールが付き、Ebook 版は「バンドで演奏しよう」の章の歌詞の記載や「できたシール」の付属の有無などが紙版と一部異なります。版元は、2023 年 6 月 28 日から Scratch のサイトのメニューバーなどの色が青から紫に変わり、書籍のスクリーンショットと色が異なるものの、紹介している使い方や手順はそのまま使えると案内しています。プログラミング言語の入門書の選び方は プログラミング言語の入門書ガイド にまとめています。
本書は、Scratch を使う準備から猫を歩かせる基本操作、図形の描画、音楽、共有とリミックス、ハエたたきゲームの制作までを全 28 項目に収めています。