Python ではじめる iOS プログラミング
パイソンデハジメルアイオーエスプログラミング
- 著者:
- 掌田 津耶乃(ショウダ ツヤノ)
- 注目:
- 総合 958 位
- 出版社:
- ラトルズ
- 出版日:
- 2019年10月25日頃
- ISBN:
- 9784899774983
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
人気の高いプログラミング言語といえば Python ですが、Python を使うにはコンピュータが必要です。
しかし現在、コンピュータを持っていない人は若い人を中心に増えています。そんな時代にプログラミングをするにはどうすれば良いでしょうか?
答え「スマホでプログラミングすればいいのです!」
本書は、アプリ「Pythonista3」を使って、iPhone (iOS) で Python プログラミングを学ぶための本です。
Pythonista3 では、Python の基本的な機能は勿論、numpy や matplotlib といった Python で最も広く使われるモジュール、さらには「iPhone のための機能」が充実していたり
2D グラフィックに関する機能も強力で、すぐにでもリアルタイムゲームをプログラミングできます。
本書では、「標準モジュールを使った数理計算」「UI 部品を使ったプログラミング」「2D グラフィックを使ったゲームプログラミング」「iOS のさまざまな機能の利用」などについて
解説します。また、Python がはじめて、という読者のために、巻末では Python の基礎文法なども解説してあります。
Chapter1 Pythonista3 開発を始めよう
Pythonista3 のインストールからコンソールの使い方など、基本的な事柄の解説。
Chapter2 標準モジュールをマスターしよう
Python はさまざまなモジュールを追加して機能拡張していけます。Pythonista3 では、Python で最も広く使われるモジュールの一つである「numpy」と「matplotlib」が標準で組み込まれています。これら「Pythonista3 に標準で組み込まれているモジュール」について説明をします。
Chapter3 GUI を使おう
Pythonista3 には、iOS の基本的な UI に相当する部品が用意されています。これにより、入力フィールドやボタンなど基本的な UI を使ったプログラムが作成できます。こうした GUI 関連について説明をします。
Chapter4 シーンとノードで 2D ゲーム!
Pythonista3 には、リアルタイムゲームで使う「スプライト」とよばれる機能が標準で用意されています。これを使うことで、キャラクタを自由に動かすアクションゲームが簡単に作れます。そのためのグラフィックやアニメーション関連の機能、効果音などサウンド再生の既往などについてまとめて説明します。
Chapter5 Pythonista3 を更に使いこなそう!
Pythonista3 には、iPhone に用意されている機能を利用するためのライブラリ類が標準で用意されています。例えばセンサーやカメラ、フォトライブラリなど iPhone 固有の機能を Pythonista3 のスクリプトから利用できるのです。こうした iPhone 独自の機能について説明をします。
技書の森解説
パソコンを持っていなくても、iPhone だけで Python のプログラミングを始めたい人に向けた入門書です。『Python ではじめる iOS プログラミング』 (掌田 津耶乃 著、ラトルズ、2019 年 10 月発売) は、iPhone 用のアプリ Pythonista3 を使って iOS の上で Python を書き、数値計算から UI 部品を使ったプログラム、2D グラフィックのゲーム、iPhone 固有の機能の利用までを学ぶ本です。NDL の書誌では副題が「iOS+Python で数値処理から GUI,ゲーム, iOS 機能拡張まで」と記録されており、Python がはじめての読者のために巻末で基礎文法も解説していると版元は案内しています。
全 5 章の構成、Pythonista3 の導入から iPhone の機能まで
目次は全 5 章です。Chapter1「Pythonista3 開発を始めよう」でアプリのインストールとコンソールの使い方などの基本を押さえ、Chapter2「標準モジュールをマスターしよう」では、Pythonista3 に標準で組み込まれている numpy と matplotlib を含むモジュールを取り上げます。Chapter3「GUI を使おう」は入力フィールドやボタンなど、iOS の基本的な UI に相当する部品を使ったプログラムの作成です。Chapter4「シーンとノードで 2D ゲーム!」はスプライトと呼ばれる機能を使ったリアルタイムゲームで、グラフィックやアニメーション、効果音などのサウンド再生を扱います。最後の Chapter5「Pythonista3 を更に使いこなそう!」では、センサーやカメラ、フォトライブラリなど iPhone 固有の機能を Pythonista3 のスクリプトから利用する方法を説明しています。
iPhone の上で完結する Python 学習環境とゲームの組み立て
プログラミングの学習でつまずきやすい最初の壁は、言語そのものより環境の準備です。パソコンに処理系を入れ、エディターを選び、ライブラリを追加するまでに手が止まる人は少なくありません。Pythonista3 はコードを書く場所と実行する場所が iPhone の中にそろっているため、この準備を最小限にして文法とプログラムの動きに集中できます。numpy は配列の計算、matplotlib はグラフの描画に使われるライブラリで、本書の環境ではこの 2 つを使って、数値処理の結果を手元の端末で図にして確かめられます。Chapter4 の題にあるシーンとノードは、画面全体を表すシーンの上にキャラクターや背景などの要素をノードとして載せ、毎フレームの更新で動かすという、ゲーム開発 で広く使われる組み立て方です。この考え方は、ほかの 2D ゲームの仕組みを学ぶときにも応用できます。
2019 年刊行時の Pythonista3 を前提に読む
本書が対象にするのは 2019 年 10 月の刊行時点の Pythonista3 と iOS で、手元のアプリや iOS の版によっては画面や動作が本書の説明と一致しないことがあります。また、本書は Pythonista3 の中で動くスクリプトを書く本であり、Swift と Xcode で App Store 向けのアプリを開発したい人とは目的が異なります。Python の文法そのものを腰を据えて学びたい場合は、Python の入門書の選び方 を参考に、パソコン向けの入門書と組み合わせる方法もあります。
通学や移動の合間に iPhone でコードを書いて試したい人や、パソコンを持たずに Python を始めたい人、さらに作った成果をゲームやセンサーを使った小さなプログラムとして手元で動かしたい人にとって、本書は iPhone 一台で Python の基本から応用までを一巡できる一冊です。
この本に興味がある方におすすめ
関連する本
関連記事
Python 本の選び方 - 独学の最初の 1 冊から実務品質まで
Python 本の選び方を「動機」から逆算して整理。プログラミング未経験の最初の 1 冊、業務自動化に直結する本、型ヒントとコード品質で実務水準へ進む本まで、2026 年 8 月時点の定番を独学ルートに沿って解説します。
本の選び方に正解はない
どの本を選べばいいか迷って決められない。同じテーマの入門書は扱う基礎が大きく重なるため、どれからでも学べます。確認すべき 1 点と、迷いを終わらせる決め方を解説します。
ゲームが好きならプログラミングの本も読める
ゲームの攻略本を読んだことがあるなら、プログラミングの本も読めます。攻略本とプログラミング本の共通点から、読書のハードルを下げます。
関連用語
ゲーム開発
ゲームを企画 / 設計 / 実装する分野。技術と表現が高度に融合する領域
ペアプログラミング
2 人の開発者が 1 台の PC で協力してコードを書く開発手法
依存グラフとは - モジュール間の依存関係を可視化する方法
依存グラフはパッケージやモジュール間の依存関係を有向グラフで表現する手法。循環依存の検出 / ビルド順序の決定 / 影響範囲分析での活用法を解説
凝集度
モジュール内の要素がどれだけ密接に関連しているかを示す設計指標
バンドラー
複数の JavaScript モジュールを 1 つまたは複数のファイルにまとめるビルドツール
Unity
2D / 3D に対応するゲームエンジン。ゲームから VR / シミュレーションまで幅広く使われる