エクストリームプログラミングの表紙

エクストリームプログラミング(エクストリーム プログラミング)

著者:
ケント・ベック/シンシア・アンドレス(ベック,ケント/アンドレス,シンシア)
出版社:
オーム社
出版日:
2015年06月
ISBN:
9784274217623
在庫:
在庫あり
★★★★☆4(11 件)

なぜ注目されているか

言及数
70
総合
222
2 ランクダウン38 件の言及
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技書の森解説

アジャイル開発が当たり前になった時代にあっても、その源流を辿ると必ず行き着く一冊がこの本です。 Kent Beck が提唱した XP (エクストリームプログラミング) は、短いイテレーション、ペアプログラミングテスト駆動開発、継続的インテグレーションといった実践を「極端なまでに徹底する」ことで、小規模チームの生産性と品質を同時に引き上げようとする方法論でした。

本書はその第 2 版にあたり、初版で提示された 12 のプラクティスを価値・原則・実践の三層に再構成しています。単にやり方を列挙するのではなく、「なぜそのプラクティスが効くのか」を価値観に遡って説明する構造のため、形式だけ取り入れて形骸化するリスクを減らせます。スクラムカンバンとの関係を理解したい人にとっても、 XP が提示した技術的実践 (TDDリファクタリング、 CI) が他のフレームワークにどう吸収されたかの系譜を掴む手がかりになります。

2004 年刊の原書 (第 2 版) に基づく翻訳であり、ツールや言語環境の具体例は古さを感じる箇所があります。しかしソフトウェア開発に対する思想と態度を語る部分は時代に依存せず、「なぜ自分たちはこうやって開発しているのか」の根拠を改めて問い直したいチームにとって、繰り返し参照する価値のある原典です。

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