さわって学べる Power Platform ローコードアプリ開発ガイド

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さわって学べる Power Platform ローコードアプリ開発ガイドの表紙
アプリケーション
著者:
大澤 文孝 / 浅居 尚(オオサワ フミタカ / アサイ ショウ)
出版社:
日経 BP
出版日:
2022年04月18日頃
ISBN:
9784296111701
在庫:
在庫あり
4.57(7 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
Power PlatformPower AppsPower AutomatePower BIローコード開発アプリ開発Microsoft Teamsビジネスアプリケーションワークフロー自動化データ分析

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書籍紹介

ローコード開発を疑似マンツーマン支援
動くアプリが作れます!

マイクロソフトのローコード開発ツール「Power Platform」は、アプリ画面を開発する「Power Apps」、処理を自動化する「Power Automate」、データ集計・分析に適した「Power BI」などからなります。本書では「備品予約システム」を題材に、Power Apps、Power Automate、Power BI を組み合わせて、実際に動くものを作ります。さらに、Microsoft Teams との連携も図ります。

本書でこだわったのは、「Power Platform らしく」作ることです。実際、Power Platform らしく作るにはコツがあります。それは Power Apps と Power Automate をうまく組み合わせ、アクションの処理ロジックを Power Automate にまとめることです。Power Automate は処理ロジックが得意で、様々なアプリと連係する機能もあります。対して Power Apps にはそうした機能がないため、Power Apps だけにこだわると複雑化します。あとから処理ロジックの差し替えもできなくなり、Power Platform の良さを生かせない作り方になってしまうのです。

ほかにも、システム開発の常識ではあり得ないような作り方が求められます。それらは Power Platform が未成熟なのではなく、Power Platform の思想と捉えたほうがいいでしょう。理解してしまえばそういう前提でアプリを作ることができますが、システム開発の常識があるほど理解しづらいかもしれません。まずは本書で一通り「さわって学ぶ」ことをお勧めします。
第 1 章 Power Platform を使ったアプリ開発

第 2 章 Power Apps と SharePoint で作るはじめの一歩

第 3 章 Power Apps と SharePoint の基本

第 4 章 備品予約システムを作る

第 5 章 備品予約申請アプリの作成

第 6 章 承認フローの作成

第 7 章 Power BI で分析資料を作成する

第 8 章 Microsoft Teams と統合する

第 9 章 部門内製アプリを成功させるために

技書の森解説

『さわって学べる Power Platform ローコードアプリ開発ガイド』は、マイクロソフトのローコード開発ツール群である Power Platform を使い、備品予約システムを一通り作り上げながら操作と考え方を身につける入門書です。著者は大澤 文孝氏と浅居 尚氏で、日経 BP から 2022 年 4 月に刊行されました。NDL の責任表示では、パーソルプロセス & テクノロジー株式会社の部署が技術監修を担っています。部門の業務アプリを自分たちで作ることになった人が、画面作りから承認の流れ、集計、Teams での共有までを 1 本の題材で追える構成です。

備品予約システムを作る全 9 章の流れ

目次は第 1 章「Power Platform を使ったアプリ開発」で全体像を示し、第 2 章「Power Apps と SharePoint で作るはじめの一歩」と第 3 章「Power Apps と SharePoint の基本」で土台を固めます。第 4 章から題材の備品予約システムに入り、第 5 章で申請アプリ、第 6 章で承認フローを作ります。第 7 章では Power BI で分析資料を作り、第 8 章で Microsoft Teams と統合し、第 9 章「部門内製アプリを成功させるために」で締めくくります。単機能の操作説明を並べるのではなく、複数のサービスを組み合わせて実際に動くものを完成させる流れになっています。

処理ロジックを Power Automate に寄せる設計の考え方

本書がこだわるのは「Power Platform らしく」作ることだと紹介文は述べています。その要点は、画面を担う Power Apps に処理を詰め込まず、アクションの処理ロジックを Power Automate にまとめることです。Power Automate は処理の流れを組むことと他のアプリとの連係を得意とし、Power Apps にはそうした機能がないため、Power Apps だけで作ろうとすると複雑になり、後から処理ロジックを差し替えることもできなくなると説明されています。これは一般的なソフトウェア設計でいう画面と業務処理の分離をローコードの道具に当てはめた考え方で、承認や通知のような定型の業務を 自動化 する部分を独立させておくと、画面を作り直しても流れはそのまま使い回せます。紹介文は、システム開発の常識ではあり得ないような作り方も求められ、それは未成熟さではなく Power Platform の思想と捉えたほうがよいとも書いています。

開発経験者と非エンジニアで変わる読みどころ

紹介文は、システム開発の常識がある人ほどこの作り方を理解しづらいかもしれないと述べています。従来型の開発に慣れた情報システム部門の担当者には、道具の前提を先に知る本になります。一方、現場で業務アプリを任された人は、第 2 章と第 3 章で基本を押さえてから題材に進めます。なお刊行は 2022 年 4 月で、画面の配置やメニューの名前はその時点のものです。後の更新で画面が変わっている箇所は、マイクロソフトの公式の手順と照らし合わせながら進める必要があります。

部門内製のアプリ作りを任された人に向く理由

本書は Power Apps、Power Automate、Power BI、Teams を 1 つの業務システムとしてつなぐところに重心があります。申請から承認、集計、共有までの一連の流れを自分の手で組み立てる経験が、自部署の業務に置き換えるときにどこをどのサービスに任せるかの判断材料になります。第 9 章で部門内製を成功させるための話題まで扱うため、作った後の運用まで見通したい担当者に向いています。

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