ネットワーク図の描き方入門

ネットワークズノカキカタニュウモン

分かりやすさ・見やすさのルールを学ぶ

ネットワーク図の描き方入門の表紙
ネットワーク
著者:
萩原 学 / 木村 博之(ハギワラ マナブ / キムラ ヒロユキ)
出版社:
日経 BP
出版日:
2025年12月22日頃
ISBN:
9784296207381
在庫:
在庫あり
4.5(2 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
ネットワークネットワーク設計ネットワーク管理システム設計IT インフラエンジニアリング技術図書初学者向けネットワーク図構成管理

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出版前出版日02420222023202420252026

書籍紹介

ネットワーク構成図の描き方を学べる「教科書」が登場!

ネットワーク構成図とは、インターネットや企業の LAN といったネットワークに、どんな端末や通信機器がどのようにつながっているのかを示す「地図」のようなものです。ネットワークに関わるエンジニアの仕事に欠かせないツールです。実際、設計や運用、障害対応、サイバー攻撃を受けた際の影響範囲の調査など、様々な業務に役立ちます。

ところが、「良いネットワーク構成図」を描くのは意外と難しいものです。標準の表記法が存在せず、IT 企業でさえ自社のルールを定めているケースはごくわずかというのが実態です。同じ部署の先輩エンジニアが描いた図を見よう見まねで描いたり、我流で試行錯誤しながら描いたりといった状態が長年続いています。

そこで日本初となるネットワーク構成図の描き方の教科書を目指したのが本書です。現場の第一線で活躍し、「ネットワーク図の描き方」に関する講演の経験を持つエンジニアが、「基本の 6 ステップ」をはじめとする描き方のコツを、初心者向けに分かりやすく解説します。

●こんな人におすすめ
・ネットワーク構成図の描き方について悩んでいる人

・はじめてネットワーク構成図を書く人

はじめに〜あなたも「良いネットワーク構成図」を描けます!

第 1 章 ネットワーク構成図って何?

ネットワーク構成図は情報システムの「地図」

4 種類あるネットワーク構成図を知る

第 2 章 ネットワークの基礎知識
ネットワーク技術を理解するための 3 つの「お約束」

ネットワーク構成図の理解に大切な「レイヤー」の役割

IP アドレスの仕組みと物理的な位置の関係

ネットワークで使われる仮想化技術

ネットワークの構造を (トポロジー)

第 3 章 ネットワーク構成図を描く・基本編

構成図を描くための基本の 6 ステップ

ノードの表現

ヒモの表現

使い続けられる図をつくるコツ

第 4 章 ネットワーク構成図を描く・実践編

全体概要図を描く

論理構成図を描く

物理構成図を描く

論理・物理合成図を描く

第 5 章 ネットワーク構成図を活用する
機能要件を検証する

非機能要件を検証する

第 6 章 構成図をさらに分かりやすくする
分かりやすく可視化するための原理・原則

原理・原則を構成図に生かす

技書の森解説

ネットワーク構成図を「見よう見まね」で描いてきた人や、これから初めて描く人に向けて、描き方と読み方を順を追って解説した入門書です。『ネットワーク図の描き方入門 分かりやすさ・見やすさのルールを学ぶ』 (萩原 学 著、木村 博之 監修、日経 BP、2025 年 12 月 22 日発行) は、版元の紹介によると、現場で多くのネットワーク図を描き、描き方に関する講演の経験も持つネットワークエンジニアが、入門者向けに描き方のコツを解説したものです。版元のページでは、本書で扱うネットワーク構成図とアイコンデータのダウンロードも案内されています。

標準の表記法が無い構成図を、基本の 6 ステップで描く

ネットワーク構成図は、端末や通信機器がどうつながっているかを示す、情報システムの地図のような図です。設計や運用、障害対応、サイバー攻撃を受けた際の影響範囲の調査と、使われる場面は多いのに、書誌の紹介文によると標準の表記法が存在せず、自社のルールを定めている IT 企業もごくわずかで、先輩の図をまねたり我流で試行錯誤したりする状態が続いてきました。本書の中心は第 3 章「ネットワーク構成図を描く・基本編」で、「構成図を描くための基本の 6 ステップ」に続いて「ノードの表現」「ヒモの表現」「使い続けられる図をつくるコツ」の節が並びます。機器を表す記号と、それをつなぐ線の扱いを分けて決め、更新され続ける図として整えるところまでを一続きで扱う構成と読めます。

全体概要図から論理 / 物理合成図まで、4 種類の図の描き分け

第 1 章で「4 種類あるネットワーク構成図を知る」として図の種類を押さえ、第 4 章の実践編で全体概要図、論理構成図、物理構成図、論理 / 物理合成図を順に描いていきます。同じネットワークでも、IP アドレスの割り当てや経路のつながりを示す論理の図と、どの機器がどのラックや拠点にあり、どのポートに何が刺さっているかを示す物理の図では、読み手が知りたいことが違います。1 枚に全部を詰め込むと読めない図になり、分けすぎると対応関係が追えなくなるという、構成図を描く人の多くがつまずく点に、図の種類を分けて考える枠組みで答えようとしている章立てと読めます。第 5 章では描いた図を使って 要件定義 で決めた機能要件と非機能要件を検証する節が置かれ、第 6 章では分かりやすく可視化するための原理 / 原則と、それを構成図に生かす方法を扱います。

基礎知識の章もあり、はじめて構成図を書く人から入れる

版元が「こんな人におすすめ」として挙げるのは、ネットワーク構成図の描き方に悩んでいる人と、はじめてネットワーク構成図を書く人です。第 2 章「ネットワークの基礎知識」では、ネットワーク技術を理解するための 3 つの「お約束」、構成図の理解に大切なレイヤーの役割、IP アドレスの仕組みと物理的な位置の関係、ネットワークで使われる仮想化技術、トポロジーまで、図を描く前に押さえる基礎知識を扱います。TCP/IP の階層の考え方は、論理の図と物理の図を描き分ける土台になる部分です。一方で、ルーティングプロトコルの設定や機器ごとのコマンドといった、ネットワーク技術そのものを深く学びたい人には別の本が必要です。技術の学び方の順路は ネットワーク本の選び方ガイド で整理しています。

設計書やレビュー資料に構成図を添えるたびに描き方で迷っている人、引き継いだ図が読めずに困った経験がある人にとって、図の種類と描く手順を言葉で説明できるようになる本書は、チームの中で図の書き方をそろえる話し合いの出発点としても使えます。ダウンロードできるアイコンデータを手元に用意して、第 3 章の 6 ステップから試してみてください。

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