[左門式ネスペ塾]手を動かして理解する ネスペ「ワークブック」(サモンシキネスペジュク テヲウゴカシテリカイスル ネスペ ワークブック)
ネットワーク- 著者:
- 左門 至峰/山内 大史(サモン シホウ/ヤマウチ ヒロフミ)
- 出版社:
- 技術評論社
- 出版日:
- 2022年08月08日頃
- ISBN:
- 9784297129965
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
「アウトプットできてこそ,合格がある!」
本書は,ネットワークスペシャリスト試験合格に必要な知識を,手を動かして考えてしっかり理解する形式の「ワークブック」です。ネットワークに関するキーワードを覚えるだけにとどまらず,その背景にある技術知識を本質から理解することを目的に,問題を解きながら学習を進めていきます。
短答式問題で知識を整理・確認するほか,ネットワーク構成や IP アドレス割振り,VRRP 設計などを考えたり,実機での演習を行うなど,手を動かして理解を深めることを重視しています。
ネットワークスペシャリスト試験で問われる知識を本質から理解してしっかり身につけたい方や,基礎を学べる参考書は一通り学習したけど,まだ理解が浅く合格レベルに届かない方に最適です。
合格者を多数輩出するのみならず,ネットワークを本質から理解できると高評価の左門至峰氏の「ネスペ試験対策講座」のエッセンスを丸ごと書籍化しました。
技書の森解説
『[左門式ネスペ塾]手を動かして理解する ネスペ「ワークブック」』 (左門至峰・山内大史著、技術評論社、 2022 年 8 月刊) は、ネットワークスペシャリスト試験 (ネスペ) 対策の演習書です。版元が掲げるコピーは「アウトプットできてこそ、合格がある!」。キーワードを覚えるだけの学習にとどまらず、問題を解き、ネットワークを自分で設計し、実機を操作しながら技術の背景を本質から理解することを狙っています。版元の紹介によれば、合格者を多数輩出してきた著者の「ネスペ試験対策講座」のエッセンスを丸ごと書籍化したものです。左門至峰氏は、ネットワークスペシャリスト試験対策『ネスペ』シリーズ (技術評論社) などの執筆実績を持つ著者です。
短答式から実機演習まで、 3 ステップ × 19 テーマの構成
導入の Chapter 0 で本書の内容と学習方法を示した後、 Chapter 1 から 19 までがテーマ別の演習になっています。扱う範囲は LAN と IP アドレス、 LAN の冗長化、 MAC アドレスと ARP 、 DHCP 、 DNS 、 TCP と HTTP 、メール、ファイアウォールと IPS ・ WAF 、無線 LAN 、 VoIP 、ルーティング、 VRRP 、 WAN 、負荷分散装置、 IPsec と GRE 、 SDN 、セキュリティ、プロキシサーバ、ネットワーク管理と、試験で問われる技術領域を広くカバーします。各章は 3 ステップの反復構造で、ステップ 1 の短答式問題で理解を確認し、ステップ 2 で VLAN の設計やルータの設定、 ARP テーブルの確認といった作業に手を動かして取り組み、ステップ 3 で過去問をベースにした実戦問題を解く流れです。
ネスペ記述式の壁「頭の中でパケットを動かす力」を鍛える
ネットワークスペシャリスト試験の記述式問題では、ネットワーク構成図を読み、パケットがどの経路をどう流れるか、障害時に冗長構成がどう切り替わるかを自力で追える力が問われます。用語の暗記では太刀打ちできず、参考書を読んで分かったつもりでも、いざ「なぜこの設計にするのか」を記述させられると手が止まる、というのが受験者の典型的な壁です。本書のワークブック形式は、まさにこのギャップを埋める訓練になっています。 IP アドレスの割り振りや VRRP の設計を読者自身に考えさせ、実機での確認までさせることで、 TCP/IP や DNS といった基礎技術を「動かせる知識」に変換していく構成です。知識のインプット用参考書と過去問演習の間をつなぐ位置づけの本と言えます。
2022 年刊の位置づけと CBT 方式移行の注意
本書は 2022 年 8 月刊で、当時の試験制度と出題傾向を前提にしています。ネットワークスペシャリスト試験そのものは 2026 年 8 月時点でも実施されており、 IPA は 2026 年度について CBT 方式により前期に実施すると案内しています。実施形式や出題範囲は年度で変わり得るため、受験を決めたら IPA 公式サイトの試験ページで受験年度の実施形式とシラバスを必ず確認してください。一方で、本書が鍛える VLAN ・ルーティング・冗長化・名前解決といった技術の原理は変化が緩やかな領域であり、演習の価値は刊行から時間が経っても保たれやすい性質のものです。
参考書を一巡した受験者に効く理由と前提知識
版元は対象読者として、試験で問われる知識を本質から理解したい人、基礎の参考書を一通り学習したがまだ合格レベルに届かない人、受験を重ねてもなかなか合格に届かない人を挙げています。裏を返すと、 TCP/IP の基礎知識が全く無い段階で取り組む本ではありません。ネットワークをこれから学び始める人は、まず体系的な入門書で土台を作ってから戻ってくる方が効率的です (入門書の選び方はネットワーク本ガイドで整理しています) 。参考書は読んだのに記述式で手が止まる、模範解答を見れば分かるのに自力で書けない、という自覚がある受験者にとっては、弱点の正体を「手を動かす」過程で特定できる本であり、演習量に対して得られる理解の深さで元が取れる 1 冊です。
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