ソーシャルメディア解体全書の表紙

ソーシャルメディア解体全書(ソーシャルメディアカイタイゼンショ)

フェイクニュース・ネット炎上・情報の偏り

その他
著者:
山口 真一(ヤマグチ シンイチ)
出版社:
勁草書房
出版日:
2022年06月27日頃
ISBN:
9784326603503
在庫:
在庫あり
4(3 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
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書籍紹介

インターネットの情報の偏り、フェイクニュース、炎上のメカニズムを徹底分析。誰もが発信者となりうる「人類総メディア時代」必携!
フェイクニュースを誤情報と判断できず拡散しやすい人の特徴とは? ネット炎上にどう備えるべきなのか? わたしたちの生活に欠かせないソーシャルメディアの諸課題を網羅し、豊富なエビデンスと大規模調査データに基づきその実態を分析する。ソーシャルメディアの歴史から国内外の対策の最新動向まで、豊かな情報社会を築くために。

技書の森解説

ソーシャルメディアの弊害を語る言葉は世の中に溢れていますが、その多くは目立つ事例の印象論です。誤情報を信じて拡散しやすいのはどんな人か、炎上には実際にどれほどの人が加わっているのか。こうした問いに調査データで答えようとするのが本書の立場です。著者は『ネット炎上の研究』の共著者でもある山口真一氏で、 2022 年 6 月に勁草書房から刊行されました。

「解体全書」という書名のとおり、フェイクニュース、ネット炎上、情報の偏りといった課題を幅広く取り上げ、規模の大きな調査とエビデンスの積み重ねに立脚して実態を明らかにしていきます。「人類総メディア時代」、つまり誰もが発信者になりうる時代という捉え方を軸に、ソーシャルメディアがたどってきた歩みから国内外で講じられてきた対策までを一冊に収める網羅性は、個別の事件を追う時事的な本とは性格が異なります。単行本としての読み応えはありますが、数式を前提とする学術書ではなく、統計的な議論を丁寧に言葉で説明する書き方です。

SNS の運用やコミュニティ機能の設計に関わる人、炎上リスクへの備えを印象論から脱却させたい広報・法務の担当者にとって、議論の土台となるデータを提供してくれる基礎文献です。フェイクニュース対策や誹謗中傷対策を「気を付けましょう」で終わらせず、誰にどんな介入が効きうるのかまで考えたい読者に応える内容と言えます。

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