発注者のプロジェクトマネジメントと監査の表紙

発注者のプロジェクトマネジメントと監査

システム開発トラブル未然防止の神髄に迫る

エンジニアのキャリア・思考
著者:
日本システム監査人協会/プロジェクトマネジメントのシステム監査研究会(ニホンシステムカンサニンキョウカイ/プロジェクトマネジメントノシステムカンサケンキュウカイ)
出版社:
同文舘出版
出版日:
2018年03月01日頃
ISBN:
9784495207113
在庫:
在庫あり
4.5(4 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
プロジェクトマネジメントシステム開発監査発注者受注者Win-WinPMガイド実務コラボレーション

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書籍紹介

システム開発を成功に導く監査。現場を明るく照らす指南書。 PM の心強いアドバイザー。発注者と受注者が Win / Win となる本。

技書の森解説

システム開発の失敗を扱う本の多くはベンダー側、つまり作る側の視点で書かれています。しかし裁判にまで発展する開発トラブルの多くで問われるのは、要件を確定できない、意思決定が遅れる、検収の基準が曖昧といった発注者側の振る舞いです。同文舘出版から 2018 年 3 月に刊行された本書は、この「発注者のプロジェクトマネジメント」を正面から扱い、さらにシステム監査という第三者の目をトラブルの未然防止に活かすという、類書の少ない切り口を持っています。著者は日本システム監査人協会とその内部のプロジェクトマネジメントのシステム監査研究会で、監査の実務家集団による共同執筆です。

監査と聞くと事後の粗探しを連想しがちですが、本書が描くのはプロジェクトの途中で危険な兆候を検出し、手遅れになる前に軌道修正を促す予防的な監査です。サブタイトルの「トラブル未然防止」はこの立場の表明で、発注者と受注者が対立ではなく双方の利益になる関係を築くための道具として監査を位置づけています。

読者としてまず想定されるのは、ユーザー企業の情報システム部門や PMO 、そしてシステム監査に携わる実務家です。加えて、応用情報技術者試験の学習記事からこの本に言及があるように、試験のシステム監査分野を暗記ではなく実務の文脈で理解したい受験者にも副読本として使えます。ベンダー側の PM が「発注者は何を見ているのか」を知る目的で読むのも一手で、立場の異なる読者それぞれに発見のある構成です。

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