トコトンやさしい IoT の本
トコトンヤサシイアイオーティーノホン
- 著者:
- 山崎 弘郎(ヤマザキ ヒロオ)
- 出版社:
- 日刊工業新聞社
- 出版日:
- 2018年08月29日頃
- 一覧:
- 2018 年に出た技術書
- ISBN:
- 9784526078743
- シリーズ:
- 今日からモノ知りシリーズ
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
IoT がいかなる社会を創り出すかを紹介し、IoT を形成する先端技術の基礎をやさしく解説する。
技書の森解説
IoT (モノのインターネット化) が社会をどう変えるかと、それを支える技術の基礎を、センサーの側から説いた入門書です。『トコトンやさしい IoT の本』は山﨑弘郎の著作で、日刊工業新聞社の今日からモノ知りシリーズの 1 冊として 2018 年 8 月 29 日に刊行されました。版元は本書について、IoT がいかなる社会を創り出すかを紹介し、IoT を形成する先端技術の基礎をやさしく解説すると案内し、技術面ではインテリジェント・センサーの役割を中心に紹介すると明記しています。
社会の変化から課題まで、全 8 章 57 項目の構成
目次は第 1 章「IoT では何がどう変わるのか」から第 8 章「IoT 社会の課題」までの全 8 章で、通し番号の付いた 57 の項目が並びます。第 1 章は、決められた予定で動くスケジュール駆動の社会から、出来事をきっかけに動くイベント駆動の社会へという見取り図を示し、第 2 章で IoT ネットワークでの役割分担、第 3 章でビッグデータ処理の活用へと進みます。第 6 章で IoT を推進する革新的技術、第 7 章でビジネスの実例を取り上げ、カーシェアリングや遠隔保守、医療の事例が項目に挙がります。第 8 章では、セキュリティの確保やパスワードの扱い、責任の所在、人材の育成が論点です。どの章の末尾にもまとめと補足が付き、エネルギー (エナジー) / ハーベスティングやシンギュラリティなどを扱うコラム 8 本と参考文献が添えられています。
第 4 章と第 5 章、センサーとサンプリング
版元は技術面ではインテリジェント・センサーの役割を中心に紹介すると案内しており、第 4 章「IoT 技術の主役はインテリジェント・センサ」がその章で、物理量センサーと化学量センサー、アナログ出力型とディジタル出力型のセンサデバイスの原理と構造、イメージセンサー、A/D 変換回路を項目に挙げます。続く第 5 章「広域ネットワークの情報技術で重要なこと」は、サンプリング定理、データの時間的密度と周波数帯域、センサーの空間的な配置、伝送のプロトコルを扱います。IoT の計測では、測る間隔が粗すぎれば変化を取りこぼし、細かすぎれば通信と保存の負担が膨らみます。
2018 年の刊行時点の技術と事例
本書は 2018 年 8 月に刊行されたもので、第 1 章の政策の項目では世界の政策と日本の Society5.0 を、第 6 章では機械学習と深層学習、自動運転、サイバー・フィジカル・システム、3D プリンターを取り上げています。センサーで測った大量のデータを 機械学習 のモデルに学ばせ、判断を機械に任せていく流れは IoT と組み合わせて語られることの多い技術ですが、個々の技術や事例の記述は 2018 年 8 月の刊行時点のものです。
入門書としての範囲
本書は IoT の基礎を説く入門書で、通信プロトコルの実装や開発ボードを使った電子工作の手順を学ぶ本ではありません。社会の変化からセンサーの原理、ビジネスの事例、課題までを 1 冊で通す構成です。
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