AI に心は宿るのか

エーアイニココロハヤドルノカ

AI に心は宿るのかの表紙
AI / 機械学習
著者:
松原 仁(マツバラヒトシ)
出版社:
集英社インターナショナル
出版日:
2018年02月07日頃
ISBN:
9784797680225
在庫:
在庫あり
3.6(10 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
人工知能AI 哲学AI と創造性AI 将棋AI 小説人間と AI の関係AI の未来対談専門家視点技術と倫理

なぜ注目されているか

言及数
1288位
総合2309位 言及 1 件

書籍紹介

人工知能学会前会長であり、長年、AI 将棋や AI 小説家の研究・開発を続けてきた著者が、人類と人工知能の未来を考察する。プロ棋士・羽生善治との対談「AI は創造的な一手を指せるのか」も収録。

技書の森解説

『AI に心は宿るのか』 (松原仁 著、集英社インターナショナル、2018 年 2 月刊) は、インターナショナル新書の 1 冊で、AI に小説を書かせる研究と将棋の AI を手がかりに、AI の創造性と心を考える新書です。著者は人工知能とゲーム情報学を専門とする工学博士で、著者略歴によれば 2000 年から公立はこだて未来大学の教授を務め、2014 年から 2016 年まで人工知能学会の会長を務めました。版元の紹介文は、著者が「鉄腕アトムのような汎用 AI の実現」を目標に 30 年以上にわたって研究を続けてきたと案内しています。

AI 作家から将棋まで、プロローグと第 1〜5 章の流れ

発売元の集英社の書誌の目次は、プロローグ「溶け合う、AI と人間の境界線」に始まります。第 1 章は「“AI 作家”は、生まれるのか」、第 2 章は「「知の敗北」が意味すること」で、見出しには「棋界に見る、シンギュラリティの縮図」が添えられています。第 3 章が羽生善治との対談「AI は「創造的な一手」を指せるのか」で、第 4 章「AI に創造は可能か」、第 5 章「「ポスト・ヒューマン」への、四つの提言」と続きます。

星新一賞の一次審査を通った小説と、創造性の問い

版元の紹介文によれば、著者が主宰する「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」で AI に執筆させた小説は、星新一賞の一次審査を通過しました。版元の著者コメントは、星新一の作品のような小説を AI に書かせる研究の中で「創造性とは一体なんなのか」を議論してきたと述べています。人工知能 は人の知的な作業を計算機で行う技術の総称で、機械学習 はデータから規則を学ぶその手法の 1 つです。

羽生善治との対談と「AI ネイティブ世代」

版元の紹介文は、AI による常識破りの戦略や知見を抵抗なく受け入れて成長を続ける「AI ネイティブ世代」をヒントに、AI と人間の関係を分析 / 考察すると案内しています。第 3 章の対談の相手の羽生善治を、版元の紹介文は将棋界を代表するプロ棋士と紹介しています。

本書は、AI 作家の研究、将棋の AI と羽生善治との対談、AI の創造性をめぐる議論、ポスト・ヒューマンへの 4 つの提言を、プロローグと第 1 章から第 5 章までに収めています。

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