Python1 年生 第 2 版 体験してわかる! 会話でまなべる! プログラミングのしくみ

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Python1 年生 第 2 版 体験してわかる! 会話でまなべる! プログラミングのしくみの表紙
プログラミング
著者:
森 巧尚(モリ ヨシナオ)
出版社:
翔泳社
出版日:
2022年08月04日頃
ISBN:
9784798170381
在庫:
在庫あり
4.18(11 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
プログラミングプログラミング入門Python人工知能対話形式学習ヤギ博士とフタバちゃん基本的なプログラム作成初心者向け体験学習プログラミングのしくみ

なぜ注目されているか

言及数
911位
総合1700位 ↓ 2 ランクダウン 言及 3 件・うち記事 2 件を掲載

書籍紹介

Web 開発やデータ分析などの分野で、ユーザー数が増えてきている Python。最近では、Python に触れる方も多くなってきています。本書はそうした Python 初心者の方に向けて、ヤギ博士とフタバちゃんと一緒に基本的なプログラムの作成から、面白い人工知能アプリの作成までを体験。対話形式でプログラミングのしくみを学ぶことができます。

技書の森解説

プログラミングをまったく知らない人が最初に手に取る本として、『Python1 年生 第 2 版 体験してわかる! 会話でまなべる! プログラミングのしくみ』 (森巧尚 著、翔泳社、2022 年 8 月刊) は、版元が対象読者を「Python について何も知らないプログラミング超初心者」と明記した Python 入門書です。ヤギ博士とフタバちゃんの対話で進み、Python のインストールから基本的なプログラムの作成、そして人工知能アプリの作成までを、読者が自分の手で体験しながら学ぶ構成です。翔泳社の「1 年生」シリーズの 1 冊で、判型は B5 変型判、2022 年時点の環境 (Windows 11、Python 3.10 など) に対応した第 2 版として刊行されました。

全 5 章の構成、Python のインストールから人工知能くんまで

構成は全 5 章です。第 1 章「Python で何ができるの?」で Python とは何かを知り、インストールを済ませます。第 2 章「Python を触ってみよう」は「アイドルで始めよう!」「文字も表示させてみよう」の節から始まり、画面に結果が出るところから手を動かします。第 3 章「プログラムの基本を知ろう」では「プログラムって何?」「データは「入れ物」に入れて使う」といった節でプログラムの基本文法を押さえ、第 4 章「アプリを作ってみよう」で操作できるアプリの作成や画像ファイルの読み込みに進み、第 5 章「人工知能くんと遊んでみよう」で人工知能とは何かを知り、人工知能を作る準備からアプリ作りまでを体験します。版元の案内によれば、各章の冒頭には漫画やイラストがあってその章で学ぶことに触れ、本文でもイラストを織り交ぜながら基礎知識を説明し、文法は必要最低限のものをピックアップして解説する方針です。エラーでつまづいた場合の対応方法は巻末に掲載され、サンプルは Web からダウンロードできます。

対話形式と「体験」が超初心者に効く理由

プログラミング入門で挫折が起きやすいのは、変数 や条件分岐のような抽象概念を文法の説明だけで理解しようとする場面と、環境構築やエラー表示でつまずいて先へ進めなくなる場面です。本書のアプローチはこの 2 つの壁を正面から意識したもので、ヤギ博士とフタバちゃんの会話によって「なぜそう書くのか」を読者が疑問を持つ順番で追えるようにし、平易なサンプルを実際に動かして結果を目で確かめる「体験」を学習の軸に据えています。Python は読みやすい文法を持つ汎用言語で、Web 開発やデータ分析などの分野で使われていることが版元の紹介文でも触れられていますが、本書はその応用分野へ踏み込む前の、プログラムというものの「しくみ」を体で覚える段階に絞っています。第 5 章で作る 人工知能 のアプリも、「人工知能って何だろう?」「人工知能を作る準備をしよう」と進む節構成から、理論の習得よりも作って遊ぶ体験に重心があることがうかがえます。

第 2 版の背景と、著者 森巧尚のシリーズ内での位置づけ

版元の案内は「おかげさまで 8 万部突破!」と掲げ、読者の声に応えて第 2 版を刊行したと説明しています。本書は同じ著者の『Python1 年生』を改訂した第 2 版で、書誌には旧版の ISBN も登録されています。著者の森巧尚は、刊行時の版元プロフィールによれば『マイコン BASIC マガジン』 (電波新聞社) の時代からゲームを作り続け、コンテンツ制作や執筆活動を行い、関西学院大学非常勤講師、関西学院高等部非常勤講師、成安造形大学非常勤講師、大阪芸術大学非常勤講師、プログラミングスクールコプリ講師などを行っている人物です。近著として『Python2 年生 スクレイピングのしくみ』『Python2 年生 データ分析のしくみ』『Python3 年生 機械学習のしくみ』 (いずれも翔泳社) が挙げられており、本書は同シリーズの入口に位置します。本書で Python の基本を体験した後に、スクレイピングやデータ分析、機械学習といった目的別の「2 年生」「3 年生」へ進む道筋が版元の中で用意されているのが、この 1 冊を最初に選ぶ実利です。

向く人と向かない人、その先の Python 本

本書が合うのは、プログラミングそのものが初めてで、文法の一覧よりも「動くものを作る楽しさ」から入りたい人です。手元のパソコンで Python を動かし、簡単なアプリと人工知能アプリまで自分で作り切るところまでが本書のペイオフで、そこまで到達すれば次の本で使われる用語の多くが実感を伴って読めるようになります。一方で、他の言語の経験があって Python の文法を素早く網羅したい人や、Web 開発やデータ分析を仕事で使う水準まで一気に進みたい人には、対話形式の歩幅はゆるやかすぎるでしょう。その場合は目的に合った次の 1 冊を Python 本の選び方 から選ぶほうが早道です。挫折の経験があってプログラミングに二の足を踏んでいる人こそ、超初心者に照準を合わせたこの本から始める価値があります。

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