基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第3版 Java対応 なんちゃって開発者にならないための実践ハンズオンの表紙

基礎&応用力をしっかり育成!Android アプリ開発の教科書 第 3 版 Java 対応 なんちゃって開発者にならないための実践ハンズオン(キソアンドオウヨウリョクヲシッカリイクセイ アンドロイドアプリカイハツノキョウカショ ダイサンハン ジャバタイオウ ナンチャッテカイハツシャニナラナイタメノジッセンハンズオン)

ハードウェア
著者:
WINGSプロジェクト 齊藤 新三/山田 祥寛(サイトウシンゾウ/ヤマダ ヨシヒロ)
出版社:
翔泳社
出版日:
2023年01月24日
ISBN:
9784798176314
在庫:
在庫あり
4(1 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
スマートフォンハードウェアモバイルAndroidJavaデータベース非同期処理Web APIマテリアルデザインフラグメントイベント処理アプリ開発

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書籍紹介

本書は、 Java 言語の学習者を対象として、ハンズオン形式でサンプルプログラムを作りながら、 Android アプリ開発に必要な基礎知識や SDK の機能、プログラミングテクニックを学ぶことができる書籍です。最新の開発環境「 Android Studio Dolphin | 2021.3.1 」を利用し、アプリ開発の基本手順から、ビュー・アクティビティ、イベント・リスナ、リストビュー・ダイアログ、画面遷移・ Intent クラス、オプション・コンテキストメニュー、フラグメントの使い方など、 SDK のバージョンが上がっても通用する「 Android アプリ開発の基礎力」を積み上げ・体系的に習得していきます。また、データベース接続や非同期処理・ Web API 連携、メディア再生、バックグラウンド処理・通知機能の利用方法、地図アプリ (や位置情報機能) ・カメラアプリとの連携、マテリアルデザインといった応用的なプログラミング方法もしっかり学習します。「 Android アプリを作る方法をしっかり学びたい」「 Android アプリ開発の基礎力・応用力をきちんと身につけたい」という方におすすめの一冊です。

技書の森解説

Java は書けるが Android アプリは作ったことがない、という人が、開発環境の構築から地図やカメラとの連携まで一冊で通して学べる教科書です。『基礎&応用力をしっかり育成!Android アプリ開発の教科書 第 3 版 Java 対応』 (WINGS プロジェクト 齊藤新三 著、山田祥寛 監修、翔泳社、 2023 年 1 月刊、 CodeZine BOOKS) は、副題に「なんちゃって開発者にならないための実践ハンズオン」を掲げ、サンプルプログラムを作りながら Android アプリ開発の基礎知識と SDK の機能、プログラミングテクニックを積み上げていく構成をとります。第 3 版は開発環境として Android Studio Dolphin (2021.3.1) を使い、版元はこの環境更新を改訂の主眼として説明しています。

全 17 章の構成、環境構築からリサイクラービューまで

構成は全 17 章です。第 1 章と第 2 章で Android の基礎知識と Android Studio のインストール、 AVD (エミュレータ) の準備、プロジェクトのファイル構成を押さえ、第 3 章から第 9 章でビューとアクティビティ、イベントとリスナ、リストビューとダイアログ、 ConstraintLayout 、画面遷移と Intent クラス、オプションメニューとコンテキストメニュー、フラグメントという、 SDK のバージョンが上がっても通用する基礎力にあたる部分を扱います。第 10 章以降は応用で、データベースアクセス、非同期処理と Web API 連携、メディア再生、バックグラウンド処理 (サービス) と通知、地図アプリとの連携と位置情報、カメラアプリとの連携、マテリアルデザイン (ツールバーや FloatingActionButton) 、そして第 17 章のリサイクラービューへと進みます。フラグメントの章ではスマホサイズとタブレットサイズの画面を作り分ける題材が置かれており、画面サイズへの対応を実際のレイアウト分岐として体験できます。

Java で Android を学ぶ位置づけと Kotlin 版との関係

Android アプリ開発の難所は、言語そのものより Android 固有の実行モデルにあります。画面はアクティビティという単位で管理され、生成から破棄までのライフサイクルに沿ってメソッドが呼ばれるため、どのタイミングで何を初期化し、何を保存するかを意識しないと画面回転だけでデータが消えるアプリになります。ネットワーク通信をメインスレッドで行うことは禁じられているので、 Web API から取得した JSON を画面に反映するには 非同期処理 の書き方を避けて通れません。画面間の受け渡しは Intent 、バックグラウンド作業はサービスと通知、というように概念ごとに専用の仕組みがあり、本書はこれらを章単位で順番に導入します。 Google が 2020 年代の Android 開発で主軸に据えるのは Kotlin と宣言的 UI の Jetpack Compose ですが、本書はあえて Java と XML レイアウトのビュー方式で書かれています。版元は同じ構成の Kotlin 版を用意しており、両者を比較しながら読み進めると理解が深まると案内しています。 Java 資産を保守する現場や、 Java を既に学んだ人が言語の学び直しなしに Android の仕組みへ入りたい場合に、この Java 版の価値が出ます。

前提知識は Java の基礎、向かない人と第 3 版の使いどころ

版元が示す前提知識は Java 言語仕様の基礎的な知識のみで、 Android の予備知識は要りません。逆にプログラミング自体が初めての人は、 Java の入門書を一冊終えてから取り組む方が挫折しにくい難易度です。また、これから新規に Android 開発を始めて Kotlin と Jetpack Compose を直接学びたい人は、同構成の Kotlin 版か Compose を扱う本の方が目的に合います。刊行は 2023 年 1 月なので、開発環境の画面や SDK の細部はその時点のものを前提にしています。ただし本書自身が掲げるとおり、アクティビティ・ Intent ・フラグメント・非同期処理といった基礎は環境のバージョンに左右されにくく、 Android Studio の版が進んでも学び直しの必要がない部分です。

一冊を通すと、リストから詳細画面へ遷移し、 Web API のデータを非同期で取得して表示し、通知や位置情報、カメラといった端末機能を呼び出すアプリを自力で組み立てられるようになります。 Java の文法は分かるのに Android の作法が分からず手が止まっている人、業務で Java 製の Android アプリを引き継いだ人、そして基礎から順番に積み上げる教科書型の学習を好む人には、投じた時間が実装力として残る一冊です。

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