これ 1 冊でできる! ラズベリー・パイ 超入門 改訂第 7 版 Raspberry Pi 1+/2/3/4/400/Zero/Zero W/Zero 2 W 対応
コレイッサツデデキル ラズベリーパイチョウニュウモン カイテイダイナナハン ラズベリーパイ イチプラス ニ サン ヨン ヨンヒャク ゼロ ゼロダブル ゼロツー ダブルタイオウ
- 著者:
- 福田和宏(フクダカズヒロ)
- 注目:
- 総合 1095 位
- 出版社:
- ソーテック社
- 出版日:
- 2022年03月22日頃
- ISBN:
- 9784800712974
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
手のひらサイズの Linux パソコン「Raspberry Pi (ラズベリー・パイ)」で電子工作に挑戦しよう!
ラズパイ入門書の決定版の最新第 7 版が登場!
本書は Raspberry Pi を様々な用途で使いこなすための入門書です。Raspberry Pi は ARM ベースのシングルボードコンピュータで、Linux ベースのグラフィカルな OS (Raspberry Pi OS) も用意されており、一般的なパソコンのような使い方が可能です。
OS が Linux ベースなので、Web サーバーやファイルサーバーといったサーバー用途での利用もすぐにできます。本書では初めて Linux に触れる方にもわかりやすいように、コマンドの基本的な使い方からサーバー構築まで解説します。
また、電子工作で必須のプログラミングについても、極めて初歩から解説しています。本書では Scratch3 と Python3 による解説を行っています。
電子工作では、電子工作で用いる部品の解説や、電気の基礎知識、そして実践方法について詳しく解説します。LED の点灯、スイッチによる入力などから、I2C 機器、そしてセンサーとカメラに Web サーバーなどを組み合わせた応用例、さらに物体検知ができる Motion の活用まで幅広く解説しています。
書籍内で解説したプログラムは、サポートサイトからダウンロードしてご利用いただけます。本書があれば、Linux の初心者、電子工作の初心者、プログラミングの初心者でも安心して Raspberry Pi を使いこなせます。
前著「これ 1 冊でできる! ラズベリー・パイ 超入門 改訂第 6 版」 (2020 年 2 月発行) をベースに、最新機種や電子パーツ、64 ビット版 Raspberry Pi OS にも対応しました。対象の Raspberry Pi の機種は、現在販売されている GPIO が 40 ピンの Raspberry Pi の大部分が対象です (GPIO が 26 ピンの Raspberry Pi Model A、Model B や Compute Module、Raspberry Pi Pico などは対象外)。前版で紹介した電子部品の中で、入手が困難になっているものなどを刷新しています (そのためこれまでの版をお持ちの方は内容が重複している恐れがあります)。
なお、本書の解説内容ではネットワークを利用しますので、LAN が利用できる環境を前提に解説しています。
技書の森解説
手のひらサイズの Linux パソコンを、デスクトップとしてもサーバーとしても電子工作の頭脳としても使えるようになりたい人のための入門書です。『これ 1 冊でできる! ラズベリー・パイ 超入門 改訂第 7 版』 (福田和宏 著、ソーテック社、2022 年 3 月発売) は、Raspberry Pi の準備と初期設定から、Linux の基本操作、Web サーバーとファイル共有サーバーの構築、Scratch3 と Python3 によるプログラミング、LED やセンサーを使った電子工作までを 1 冊で順に案内します。版元は、Linux の初心者、電子工作の初心者、プログラミングの初心者でも使いこなせるように作った本と説明しており、全ページがカラーで組まれています。
Part1 から Part8 の構成、初期設定から応用作品まで
本文は 8 つのパートと付録で構成されています。Part1 で機種と周辺機器、給電を確認し、Part2 で起動用の microSD カードを用意して初期設定と起動、終了を済ませます。Part3 は Raspberry Pi OS の基本操作と設定、ネットワークの接続設定、アプリの追加と削除、リモートからの操作を扱い、Part4 では小型のクライアントマシン、小型の Web サーバー、ファイル共有サーバーとしての使い方に進みます。Part5 で Scratch と Python に触れたあと、Part6 から電子回路に入り、電子部品の購入、電子回路入門、LED の点灯と点滅、スイッチの状態の読み込み、扇風機の制御と段階を踏みます。Part7 は I2C デバイスの章で、アナログ値の入力、気温と湿度の取得、有機 EL キャラクタデバイスへの表示を扱います。Part8 の応用では、着信メールを有機 EL 画面で通知する、明るくなったら音楽を再生して通知する、人が近づくと自動的に写真を Web サーバーで公開する、という 3 つの作品を組み立てます。付録には Linux コマンドリファレンス、電子部品を購入できる店の情報、本書で扱った部品と製品の一覧が付き、解説したプログラムは版元のサポートサイトから入手できます。
GPIO と I2C で電子回路を動かす仕組み
Raspberry Pi の電子工作では、基板の GPIO (汎用入出力) ピンをプログラムから操作します。GPIO の出力を切り替えれば LED を点けたり消したりでき、入力を読めばスイッチが押されたかどうかが分かります。ただし GPIO が扱えるのはオンとオフの 2 値だけで、Raspberry Pi 本体には電圧の大きさを数値として読み取るアナログ入力がありません。そこで登場するのが I2C です。I2C は 2 本の信号線に複数のデバイスをつなぎ、アドレスで相手を呼び分ける通信方式で、アナログ値を数値に変換する部品や温湿度センサー、小型の表示器をまとめて接続できます。さらに Part8 のように、センサーで状況を捉えて Web サーバーで結果を公開する作品は、IoT の仕組みを小さな規模で一通り体験する題材になります。
改訂第 7 版の対応機種と、後に出た第 8 版、第 9 版
この版は 2020 年 2 月発行の改訂第 6 版をもとに、新しい機種と電子パーツ、64 ビット版の Raspberry Pi OS に対応させたものです。前の版で紹介した部品のうち入手しにくくなったものは差し替えられていますが、版元は、これまでの版を持っている人には内容が重なる可能性があると明記しています。対象機種は、GPIO が 40 ピンの Raspberry Pi の大部分で、GPIO が 26 ピンの Model A と Model B、Compute Module、Raspberry Pi Pico は対象外です。解説はネットワークを使うため、LAN が使える環境が前提になります。なお版元のページには、後に出た改訂第 8 版 (2024 年 6 月 18 日発売) と改訂第 9 版 (2026 年 6 月 23 日発売) も並んでおり、書名の対応機種に Raspberry Pi 5 が加わっているのは第 8 版からです。
何から始めるか迷う初心者に向く理由
本書は、パソコンとしての操作、サーバーの構築、プログラミング、電子回路という題材を、一つの機材の上で順につないでいます。Linux のコマンドに初めて触れる段階から始められる一方、Part3 と Part4 は OS の操作とサーバー構築に充てられているため、Linux の操作に慣れていて電子回路だけを学びたい人は、目次を見て読む範囲を選ぶことになります。Linux そのものをさらに深く学びたくなった場合は、Linux の技術書の選び方 も参考になります。
Raspberry Pi を買ったものの、どこから手を付ければよいか決めかねている人にとって、本書は電源を入れる前の準備から、人が近づくと写真を Web サーバーで公開する作品までを一本の道筋で示してくれる一冊です。Part1 から Part8 までで、デスクトップ、サーバー、電子工作の 3 つの使い方を扱います。