1 冊ですべてわかる ネットワーク運用・保守の基本

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1 冊ですべてわかる ネットワーク運用・保守の基本の表紙
ネットワーク
著者:
岡野 新(オカノシン)
出版社:
SB クリエイティブ
出版日:
2020年07月27日頃
ISBN:
9784815604264
在庫:
在庫あり
3(1 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
ネットワーク運用管理保守インシデント管理問題管理アクセス管理ネットワーク監視SNMPNetFlowヘルプデスク

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言及数
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書籍紹介

いま情報システムの現場で求められるネットワークの運用管理・保守について、

・全体像と実務における心構え
・現場で役立つ手法、作業手順

を 1 冊ですべて学べる入門書。

実務経験豊富な著者が、生きたノウハウを丁寧に解説します。
これからのネットワーク管理者、ネットワークエンジニアに役立つ決定版!

第 1 章 ネットワーク運用・保守の全体像

1-1 現場の運用・保守業務の実態

1-2 運用・保守の登場人物

1-3 一般的な障害対応の流れ

1-4 一般的な構成管理

1-5 一般的な性能管理

第 2 章 ネットワーク運用管理の基本
2-1 ネットワーク運用管理

2-2 インシデント管理

2-3 問題管理

2-4 アクセス管理

2-5 ヘルプデスクの役割

2-6 ネットワーク運用管理のツール

第 3 章 ネットワーク運用監視の基本
3-1 ネットワーク運用監視業務

3-2 ネットワーク監視装置の主な機能

3-3 一般的な運用監視

3-4 ネットワーク監視装置の導入パターン

3-5 SNMP を使った運用監視

3-6 NetFlow を使ったトラフィック分析

第 4 章 メンテナンス用ネットワークの基本
4-1 メンテナンス用ネットワークの概要

4-2 メンテナンス用ネットワークの整備

4-3 リモートログインの高度化

4-4 コンソールネットワーク接続

第 5 章 ネットワーク運用設計と障害対応の基本
5-1 ネットワークの可用性設計

5-2 冗長化のレベル

5-3 冗長化の全体像

5-4 さらなる冗長化対策

5-5 ループ防止機能

5-6 障害切り分け作業の準備

5-7 ネットワークのどこに障害があるのか

5-8 装置故障の対応

5-9 ネットワーク機器の保守

5-10 保守に必要なバックアップの考え方

5-11 パケットキャプチャの工夫

5-12 標的型攻撃対策

付録
A-1 クラウドサービスを踏まえた運用・保守

A-2 Tera Term での作業ログ収集方法

技書の森解説

ネットワークを作ったあと、それを止めずに動かし続けるための仕事を、全体像から作業の手順まで学ぶ入門書が『1 冊ですべてわかる ネットワーク運用・保守の基本』です。著者は岡野 新 氏、版元は SB クリエイティブで、発売は 2020 年 7 月、副題は「現場のプロが全部教えます!」です。版元の紹介文は、情報システムの現場で求められるネットワークの運用 / 保守について、全体像と実務における心構え、現場で役立つ手法と作業手順を 1 冊で学べる入門書だと説明し、これからのネットワーク管理者やネットワークエンジニアに向けた本と位置づけています。

全 5 章と付録の構成、業務の全体像から障害対応まで

目次は 5 章と付録でできています。第 1 章「ネットワーク運用・保守の全体像」は、現場の業務の実態と登場人物に続いて、一般的な障害対応の流れ、構成管理、性能管理を示します。第 2 章「ネットワーク運用管理の基本」はインシデント管理、問題管理、アクセス管理、ヘルプデスクの役割、運用管理のツールを、第 3 章「ネットワーク運用監視の基本」は監視装置の主な機能と導入の型、SNMP を使った監視、NetFlow を使ったトラフィック分析を扱います。第 4 章「メンテナンス用ネットワークの基本」は保守のための経路の整備、リモートログインの高度化、コンソールネットワーク接続です。第 5 章「ネットワーク運用設計と障害対応の基本」は可用性設計と冗長化から始まり、ループ防止機能、障害切り分けの準備と障害箇所の見つけ方、装置故障の対応、機器の保守、バックアップの考え方、パケットキャプチャの工夫を経て、標的型攻撃対策で終わります。付録はクラウドサービスを踏まえた運用 / 保守と、Tera Term での作業ログの収集方法の 2 本です。

監視と冗長化が運用の土台になる理由

ネットワークの運用で難しいのは、壊れてから気づくのでは遅いのに、壊れる前の兆しは平常時の数値に紛れて見えにくい点です。機器の状態を定期的に問い合わせたり異常を通知させたりする SNMP の仕組みは、どの機器がいつ止まったかを知る基本の手段であり、通信の流れを記録する NetFlow は、回線が混んでいるときに誰のどの通信が帯域を使っているのかを確かめる手がかりになります。一方で、監視だけでは止まった通信は戻りません。機器や回線を二重にしておき、片方が止まったときに フェイルオーバー で通信を引き継げる構成にしておくことが、障害の影響を小さくする前提です。ただし冗長な経路は、作り方を誤ると通信が同じ経路を回り続けるループを生みます。本書は冗長化の節の直後にループ防止機能を置き、そこから障害切り分けへ進む順です。

保守用の経路と刊行時点の前提

第 4 章が扱うメンテナンス用ネットワークは、利用者の通信が流れる本番の経路とは別に、機器へログインして設定や復旧の作業をするための経路です。本番の経路が障害で使えなくなったときこそ機器に入る必要があるため、保守用の経路やコンソール接続を事前に整えておくかどうかが、復旧にかかる時間を左右します。本書は 2020 年 7 月の刊行で、付録にはクラウドサービスを踏まえた運用 / 保守の項があります。クラウドの管理画面や監視サービスの機能は刊行後も変わり続けるため、付録の内容は考え方の整理として読み、具体的な機能は利用するサービスの公式ドキュメントで確かめる読み方が合っています。

運用を任される人が業務の地図を持つための入門書

版元が想定する読者は、これからネットワーク管理者やネットワークエンジニアとして現場に立つ人です。目次の節は特定の機器メーカーの製品名ではなく、障害対応、監視、保守といった業務と仕組みの単位で並んでいるため、ある機器のコマンドや設定手順を詳しく知りたい場合は、その機器に絞った本を併せて選ぶ必要があります。TCP/IP の基礎から学び直したい段階なら、ネットワーク本の選び方 を参考に教科書を先に読むと、本書の監視や冗長化の話が理解しやすくなります。構築の経験はあっても運用の現場に入るのはこれからという人や、ヘルプデスクや監視の担当から保守の仕事へ広げたい人にとっては、日々の業務の全体像と、障害が起きたときに何から手を付けるかを一通りつかめる一冊です。

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