エンジニアの持続的成長 37 のヒント

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エンジニアの持続的成長 37 のヒントの表紙
エンジニアのキャリア / 思考
著者:
阪上 誠(サカガミ マコト)
出版社:
ビジネス教育出版社
出版日:
2025年02月03日頃
ISBN:
9784828311142
在庫:
在庫あり
4(1 件 / 楽天ブックス)

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書籍紹介

エンジニアとして、あなたがオワコンにならないためには、仕事選びそして組織選び、さらにキャリア選びが大切です。

技書の森解説

10 年後に自分のスキルが通用しているのかという不安に、仕事と組織とキャリアの選び方から答えようとするのが『エンジニアの持続的成長 37 のヒント』です。著者は阪上誠、版元はビジネス教育出版社で、2025 年 2 月 3 日に発行されました。版元の紹介文は、エンジニアとして「オワコン」にならないためには仕事選び、組織選び、さらにキャリア選びが大切だと述べ、概要では「一生エンジニアとして必要とされるサステナブルエンジニアになろう」と呼びかけています。

まえがきと全 7 章の構成、陳腐化の不安から技能拡張まで

版元の目次は、まえがき、第 1 章から第 7 章、あとがきの並びです。まえがきでは、キャリアを業界の軸ではなく技術の軸で描くという考え方が示されます。第 1 章は、10 年後に自分のスキルが陳腐化するのではないかという問いから始まり、学び直しが進まない理由や、学ぶ場所と実践する場所の配分を取り上げます。第 2 章は持続的成長と幸福度の関係、第 3 章は転職や職場の見分け方と成長の加速、第 4 章はリスキリングの質と量を扱います。第 5 章は異なる分野へ転身したエンジニアの事例、第 6 章は「ハイパー JOB 型人材に定年退職はない」と題して 60 代のエンジニアの事例を含み、第 7 章は「EngineerExpand (技術者の技能拡張)」という考え方で締めくくられます。

リスキリングと分野をまたぐ転身の事例が読みどころ

リスキリングは、新しい職務に必要な技能を学び直すことを指します。ソフトウェアや電子機器の分野では、使う言語や開発環境、製品の方式が職業人生より短い周期で入れ替わるため、ひとつの技術に寄りかかったままでは、担当する製品がなくなった時点で仕事の足場も失いやすくなります。本書の第 4 章は、目標を決めてから学び直すのでなければ意味がないという立場を取り、少し難しい案件に挑戦する理由や、誰かに教える経験の効用、OJT だけでは強いチームが作れない理由を取り上げます。第 5 章では、機械設計からデータサイエンティストへ、電気設計からソフトウェアの業務へといった転身の事例が並び、ハードウェアとソフトウェアの両方を持つキャリアの強みを説く節があります。目次に並ぶ事例は、ロボット、原子力関連の機械設計、車載ソフトウエア、自動車制御、組み込みシステムなど、製造業のものづくりに関わるエンジニアのものが多くを占めます。

キャリアに迷うものづくりのエンジニアに合う一冊

版元は本書を、キャリアに悩むすべてのエンジニアに向けた本と位置づけ、エンジニアは 80 歳まで続けられる仕事だと述べています。合うのは、自分の技能の先行きに不安を感じている人、隣の分野への転身を考えている人、ハードウェアとソフトウェアの境界で仕事をしている人です。一方で、目次にはプログラミングの技法や特定の技術の習得手順を扱う章はなく、内容はキャリアの考え方と事例が中心です。コードの書き方を学びたい人や、Web サービスやクラウドの開発現場に絞った事例を求める人には、目的とずれる可能性があります。

今の職場で学び続けるか、環境を変えるかを考え始めたエンジニアに向けて、本書は転職、学び直し、分野をまたぐ転身を具体的な事例とともに並べています。目次は第 1 章から第 7 章までで、前後にまえがきとあとがきが付きます。

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