ネットワーク 入門・構築の教科書
ネットワーク ニュウモン コウチクノキョウカショ
- 著者:
- のびきよ(ノビキヨ)
- 出版社:
- マイナビ出版
- 出版日:
- 2022年01月25日頃
- ISBN:
- 9784839977054
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
コンピュータネットワークづくりの基本から身に付けたい方のために。ヤマハ株式会社監修のもと、やさしく分かりやすく解説しました。
ネットワークを基礎から学習される方、およびヤマハネットワーク技術者認定試験: YCNE (Yamaha Certified Network Engineer) Basic★を受験される方を対象に解説します。
ネットワークとは何かといった説明から、YCNE Basic★試験の中核となるテクノロジーまでを中心にまとめています。実際の機器を使って学習することができない方にも、図解を多く活用しイメージでわかるよう具体例を挙げて説明しています。
・ネットワークの基礎を理解し実際にネットワークを作ろう
・VPN を活用し安全に接続するための技術を身につけよう
・ヤマハルーター/スイッチ/無線 LAN アクセスポイントを使って実践構築
1 章 ネットワークの基礎
2 章 基本技術
3 章 IP ルーティングと VPN 技術
4 章 ヤマハルーターの設定
5 章 ヤマハスイッチの設定
6 章 ヤマハ無線 LAN アクセスポイントの設定
1 章 ネットワークの基礎
2 章 基本技術
3 章 IP ルーティングと VPN 技術
4 章 ヤマハルーターの設定
5 章 ヤマハスイッチの設定
6 章 ヤマハ無線 LAN アクセスポイントの設定
技書の森解説
ネットワークの仕組みを用語の段階から学び、そのままヤマハのルーターやスイッチ、無線 LAN アクセスポイントで小さなネットワークを組むところまで進む入門書が、『ネットワーク 入門・構築の教科書』 (のびきよ 著、ヤマハ株式会社 監修、マイナビ出版、2022 年 1 月刊) です。版元はネットワークエンジニアの登竜門と銘打ち、ネットワークを基礎から学習する人と、ヤマハネットワーク技術者認定試験 YCNE (Yamaha Certified Network Engineer) Basic を受験する人を対象に解説すると案内しています。実際の機器を使って学習できない読者にも、図解と具体例でイメージをつかめるように説明する方針です。
全 6 章の構成、ネットワークの基礎からヤマハ機器の設定まで
本書は全 6 章で、すべての章の末尾にチェックポイントが置かれています。第 1 章から第 3 章は概念の整理にあたり、第 1 章「ネットワークの基礎」で基礎知識、サービス、通信モデル、アプリケーション層のプロトコル、IPv6 を扱い、第 2 章「基本技術」ではポート、イーサネット、LAN スイッチ、IP、認証と暗号化、無線 LAN、冗長化、管理の各関連技術を順に取り上げます。第 3 章「IP ルーティングと VPN 技術」はインターネットとの接続、サブネット、CIDR、ルーティングの種類と経路の決定、VPN へ進みます。第 4 章から第 6 章は機器ごとの実践で、第 4 章「ヤマハルーターの設定」はコマンドラインの操作から基本設定、静的ルーティング、インターネット接続、IPsec/VPN の設定、Web GUI での設定まで、第 5 章「ヤマハスイッチの設定」は VLAN と静的ルーティングを含む設定を扱います。最後の第 6 章「ヤマハ無線 LAN アクセスポイントの設定」は、無線 LAN の設定から可視化、設定の保存と復元までです。
実機のコマンドで概念を確かめる学び方が効く理由
ネットワークの学習でつまずきやすいのは、TCP/IP の階層やアドレスの計算を図で理解しても、それが機器の上でどの設定に姿を変えるのかが見えない点です。たとえばネットワークを論理的に分ける仕組みは、図の上では線を引き直すだけに見えますが、実際の機器ではポートごとの所属を決め、機器同士をつなぐポートで複数の区画をまとめて運ぶ設定として現れます。同じように、拠点同士をインターネット越しに安全につなぐ仕組みは、暗号化の方式や相手の識別情報、経路の向け先を両端の機器で食い違いなく決める作業になります。特定のメーカーの機器を題材にすると、コマンドの書き方そのものは製品固有ですが、何を決めれば通信が成立するのかという骨格は他の機器にも共通するため、概念と設定の対応を一度通しで経験しておく価値があります。
YCNE Basic の受験者と、ヤマハ機器を扱う入門者に向く一冊
ヤマハ公式の試験詳細ページは、YCNE Basic を受験申込随時受付中の CBT 形式の試験として案内し、出題範囲の案内の中で本書の書名とマイナビ出版を挙げています (2026 年 10 月時点)。試験の受験を予定している人にとっては、範囲の基礎を体系立てて押さえる教材として最初の候補になります。一方で、本書の後半はヤマハのルーター、スイッチ、無線 LAN アクセスポイントを題材にした設定の解説なので、他社の機器の操作を学びたい人や、プロトコルの仕組みを深く掘り下げたい人には目的が合いません。ネットワークの学び方を段階ごとに整理して教科書や各論の本と組み合わせたい場合は、ネットワーク本の選び方 が参考になります。社内や店舗のネットワークをヤマハ機器で任されることになった人、あるいは用語を覚えた段階から実際の構築へ一歩進みたい人にとって、概念の章から設定の章までを通しで追える本書は、学んだことを手元の機器で確かめる道筋を与えてくれます。
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