デジタルプロダクト開発のための ユーザビリティテスト実践ガイドブック

デジタルプロダクトカイハツノタメノ ユーザビリティテストジッセンガイドブック

デジタルプロダクト開発のための ユーザビリティテスト実践ガイドブックの表紙
インターネット / WEB デザイン
著者:
大本 あかね / 菊池 聡 / UX DAYS TOKYO(オオモトアカネ / キクチサトシ / ユーエックスデイズトーキョー)
出版社:
マイナビ出版
出版日:
2023年07月31日
ISBN:
9784839983567
在庫:
在庫あり
5(1 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
ユーザビリティテストUXデザインプロダクト開発ユーザー研究ソフトウェアテストユーザー体験プロダクトマネジメントデザイン思考ユーザーフィードバック品質保証

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書籍紹介

本書は、ユーザビリティテストの方法について、概要から実施方法、実施時の細かなノウハウ、組織導入のポイントまで広くまとめた書籍です。

ユーザビリティテストは、ビジネスにおいて非常に重要です。しかし、現場によってはユーザビリティテストが行われないことや、行われたとしても最後に取って付けたように実施されることがあるようです。最後に実施することでプロダクトの穴が発見され、悲劇が起こることがあります。例えば、マラソン競技で選手の靴がルールに違反していることがゴール直前にわかるようなものです。選手としては、「最初にチェックしてよ」と思うでしょう。

ユーザビリティが悪い Web サイトやアプリは、ローンチ後に使われないシステムだと判明したり、使いにくくてアクティブユーザーが増えなかったり、コンバージョンが上がらないこともあります。広告を打っても無駄なコストが増えるばかりです。

ユーザビリティテストでできることは限られていますが、その価値は計り知れません。テストしないプログラムがないように、テストをしないデザインはこの世にあってはいけません。ユーザビリティは「使い勝手が良い」ことを意味しますが、その評価方法は抽象的で、人によっても意見が異なり、判断がつきにくい部分でもあります。

ユーザビリティが良いから必ずプロダクトが成功するというわけではありません。しかし、ユーザビリティテストは、プロダクトとユーザーの間のギャップを縮めることができます。プロダクトの成功に向けて必要不可欠なスキルとして、ユーザビリティテストについて、本書で学んでいきましょう。

■CONTENTS
Chapter1 ユーザビリティテストを実施するための価値の理解

Chapter2 基本的なユーザビリティテストの実施方法と概要

Chapter3 ユーザビリティテスト実践

Chapter4 組織に効果のあるユーザビリティテストを取り込む

Chapter5 ヒューリスティック評価とデザイン改善

Chapter1 ユーザビリティテストを実施するための価値の理解

Chapter2 基本的なユーザビリティテストの実施方法と概要

Chapter3 ユーザビリティテスト実践

Chapter4 組織に効果のあるユーザビリティテストを取り込む

Chapter5 ヒューリスティック評価とデザイン改善

技書の森解説

ユーザビリティテストを、開発の最後に形だけ行う確認ではなく、プロダクトの成否に関わる工程として組み込むための実践書です。『デジタルプロダクト開発のための ユーザビリティテスト実践ガイドブック』は大本あかねが著し、菊池聡と UX DAYS TOKYO が監修して、マイナビ出版から 2023 年 7 月 31 日に発売されました。NDL と openBD の書誌では UX Design Books のシリーズに収められています。版元は本書を、ユーザビリティテストの方法について「概要から実施方法、実施時の細かなノウハウ、組織導入のポイントまで広くまとめた書籍」と紹介しています。

全 5 章の構成、テストの価値から組織への導入まで

目次は 5 章です。第 1 章「ユーザビリティテストを実施するための価値の理解」でテストを行う理由を固め、第 2 章「基本的なユーザビリティテストの実施方法と概要」と第 3 章「ユーザビリティテスト実践」で実施の方法と進め方に入ります。第 4 章「組織に効果のあるユーザビリティテストを取り込む」は、テストを個人の取り組みで終わらせずに組織の中へ取り込む段で、第 5 章「ヒューリスティック評価とデザイン改善」が最後の章です。

最後に取って付けたテストが招く手戻り

版元の紹介文は、ユーザビリティテストが行われない現場や、行われても最後に取って付けたように実施される現場があることを問題として挙げ、ゴールの直前に選手の靴の規則違反が分かるマラソンにたとえています。ユーザビリティは一般に、利用者が目標を達成する際の有効さ、効率、満足度の観点から捉えられ、作り手の感覚ではなく、利用者が実際に操作する様子を観察して確かめる対象です。紹介文は、使い勝手の評価が抽象的で人によって意見が割れやすいことを挙げています。

ヒューリスティック評価と、利用者を観察するテストの組み合わせ

第 5 章の題にあるヒューリスティック評価は、専門家が経験則に基づく点検項目に照らしてインターフェイスを確かめる手法で、点検項目としては、ヤコブ・ニールセンが 1990 年にロルフ・モリックと共同で考案し、1994 年に 10 項目へ整理し直した原則がよく知られています。参加者を集めずに短い時間で問題の候補を洗い出せる一方、実際の利用者がどこでつまずくかまでは分かりません。利用者に操作してもらうユーザビリティテストと、専門家による点検はそれぞれ見つけられる問題の種類が違います。版元のプロフィールによれば、監修の菊池聡は刊行時点で日本初のニールセン・ノーマングループ UXCM インタラクションデザインスペシャリストの資格取得者で、UX DAYS TOKYO の主催者です。

ユーザビリティは ユーザー体験 を形づくる要素の 1 つです。テストを導入したいが何から始めればよいか分からない人や、単発で終わったテストを組織の習慣にしたい人にとって、本書は、実施の方法と組織への導入を同じ 1 冊で扱う実践書です。アクセス解析の数値から改善点を探す方法は目次の主題ではありません。

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