Modelicaによるモデルベースシステム開発入門の表紙

Modelica によるモデルベースシステム開発入門(モデリカ ニヨル モデル ベース システム カイハツ ニュウモン)

Modelica と FMI の活用による実践的モデルベ

その他
著者:
平野豊(ヒラノ,ユタカ)
出版社:
TechShare
出版日:
2017年11月
ISBN:
9784906864102
シリーズ:
MBD Lab Series
在庫:
メーカー取り寄せ
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技書の森解説

自動車をはじめとする製品開発では、実機を作る前にシステム全体の挙動をシミュレーションで確かめるモデルベース開発 (MBD) が定着してきました。その道具立ての中で存在感を持つのが、機械・電気・熱などの物理領域をまたいでシステムを方程式ベースで記述できるモデリング言語 Modelica と、異なるツール間でモデルを受け渡すための標準規格 FMI です。本書は平野豊氏が 2017 年 11 月に TechShare の「 MBD Lab Series 」の 1 冊として著した、この 2 つを軸とするモデルベースシステム開発の入門書です。

Modelica を扱った和書はもともと数が少なく、多くの技術者は海外のドキュメントやツール付属の資料から学んできました。日本語で言語の考え方と FMI の活用までを一続きに学べる本というだけで、この分野では貴重な位置を占めます。サブタイトルに「実践的」と掲げるとおり、言語仕様の解説にとどまらず開発の進め方に踏み込む構えで、読むには物理モデリングや制御工学の基礎的な素養があると理解が滑らかです。

対象として想定しやすいのは、自動車・機械・メカトロニクス分野で 1D シミュレーションやプラントモデリングを担うことになったエンジニアです。ツールの操作を覚える前に、 Modelica という言語の思想と MBD の全体像を日本語で押さえておきたいときの出発点に適しています。

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