よくわかる Python 入門
ヨクワカルパイソンニュウモン
- 著者:
- 富士通ラーニングメディア(フジツウラーニングメディア)
- 出版社:
- 富士通ラーニングメディア
- 出版日:
- 2022年09月06日頃
- ISBN:
- 9784938927998
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
Python は、データ解析や AI (人工知能) など様々な用途に使えることから、近年最も注目されているプログラミング言語です。富士通ラーニングメディアでは、Python に関する研修コースをラインナップとしてご提供しており、その中でも入門レベルに相当し、人気ベスト 10 にもよく入る「Python 入門」の研修コースの内容を今回書籍化しました。
セールスポイント
●人気の研修コース「Python 入門」を書籍化!
富士通ラーニングメディアがご提供する人気の研修コース「Python 入門」をベースに書籍化しています。富士通ラーニングメディアの研修コースの特徴である「実習が多い」という特性を活かし、実習中心の作りにしています。
●手を動かしてプログラムをどんどん作る!
基本的な構文 (文法) のプログラム実践例を、手を動かしてどんどん作成し、実行結果を確認します。1 行でもわからないと理解できなくなるのがプログラムの常です。本書ではプログラム 1 行 1 行すべての動きを解説しています。
●挫折しやすいエラーを徹底フォロー!
プログラミングはエラーで挫折する傾向があります。本書では「よく起きるエラー」を随所で取り上げ、エラーの発生場所やその意味、対処方法 (どこを修正したらよいか) を徹底解説しているので、学習を 1 人でも進めていけます。
●実習問題で実力がバッチリ身に付く!
実習問題を随所でご用意しており、プログラミングの実力を深められます。「実行結果例」をみて、同じように動作するプログラムの作成に取り組みます。解答例はプログラム 1 行 1 行すべての動きを解説しており、理解が深まります。
技書の森解説
『よくわかる Python 入門』 (富士通ラーニングメディア 著作/制作、FOM 出版、2022 年 9 月刊) は、富士通ラーニングメディアが提供する研修コース「Python 入門」の内容を書籍化した、プログラミングをこれから学ぶ人のための入門書です。研修の特徴である実習の多さを活かした作りで、版元の紹介文によれば、プログラムの 1 行ずつの動きを解説し、学習でつまずきやすいエラーへの対処も随所で取り上げています。教室で講師に質問できない状況でも、手を動かしながら一人で文法を身につけたい人に合う一冊です。
研修コースを書籍化した全 6 章、環境構築からファイル入出力まで
構成は「本書をご利用いただく前に」と全 6 章、付録 2 本、索引です。第 1 章はプログラムとは何か、プログラミング言語とは何かという説明から入り、Python の概要と利用場面を紹介します。第 2 章は Python のインストールと開発ツールの準備で、メモ帳とコマンドプロンプト、対話モード、Visual Studio Code の 3 通りでプログラムを実行してみます。第 3 章が基本文法の中心で、記述規約、変数とデータ入力、リストやタプル、辞書、集合、各種の演算子、条件分岐と for 文、while 文による繰り返し、関数の定義、例外処理までを順に扱います。第 4 章はライブラリの管理ツールと、標準ライブラリと外部ライブラリのモジュールの呼び出し方、第 5 章は JSON、XML、CSV の 3 つの形式とテキストファイルの読み書きです。第 6 章ではクラスの作成と継承、アクセス制御といったオブジェクト指向プログラミングの入口と、外部ライブラリを使った Excel シートのセルの読み書きに進みます。付録 A には「よく起きるエラーの一覧」がまとめられています。
1 行ずつの解説とエラー対処が独学で効く理由
プログラミングを独学で始めた人が手を止める原因の多くは、文法の理解そのものよりも、エラーメッセージの読み方が分からないことにあります。インデントのずれや変数名の綴りの誤り、文字列と数値の取り違えといった小さな原因でも、Python は実行を止めて英語のメッセージを返すため、初学者には何が起きたのか見当がつきません。本書は「よく起きるエラー」を随所で取り上げ、発生場所と意味、どこを直せばよいかを解説する方針をとっており、実習問題も「実行結果例」と同じ動きをするプログラムを自分で書かせ、解答例を 1 行ずつ説明する形になっています。書いたコードを動かし、壊れたら原因を特定して直すという一連の流れを体験できる点が、読むだけの入門書との違いです。
データの形式とクラスに触れる構成、業務での使い道
第 5 章で JSON、XML、CSV を並べて扱うのは、実務のプログラムが他のアプリケーションとデータを受け渡すときに使う代表的な形式だからです。CSV は表計算ソフトとのやり取り、JSON は Web の API とのやり取りで頻繁に出会い、XML は設定ファイルや既存システムとの連携で残っています。この 3 形式を読み書きできれば、手作業で行っていた集計や変換を小さなプログラムに置き換える足がかりになります。第 6 章の Excel 操作も同じ方向の題材です。また、クラスと継承の考え方を指す オブジェクト指向 は、外部ライブラリの使い方を読み解くときに避けて通れないため、入門の段階で入口に触れておく価値があります。開発環境として VSCode での実行も扱うので、本書を終えた後もそのまま同じ道具で学習を続けられます。
合う読者と、次の一冊を選ぶときの目安
プログラミングの経験がなく、Python で何ができるのかを確かめながら基本文法を一通り身につけたい人、職場の研修や講座の予習と復習に使える教材を探している人に向いています。逆に、他の言語でプログラミング経験があり、文法の違いだけを短時間で押さえたい人には、1 行ずつの丁寧な解説の分だけ回り道になります。データ分析や Web アプリケーション開発、機械学習といった応用分野は目次に含まれていないため、本書を終えた後の進路は別の本で補う必要があり、その選び方は Python 本の選び方 が参考になります。手を動かす時間を確保でき、エラーに出会っても自力で直せるようになりたい人にとって、実習を軸に組み立てられた本書は、最初の一冊として元を取りやすい入門書です。
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