シンギュラリティは近いの表紙

シンギュラリティは近い(シンギュラリティ ワ チカイ)

人類が生命を超越するとき

著者:
レイ・カーツワイル/NHK出版(カーツワイル,レイ/エヌエイチケイ シュッパン)
出版社:
NHK出版
出版日:
2016年04月
ISBN:
9784140816974
在庫:
在庫あり
★★★⯨☆3.52(43 件)
中級者向け
人工知能技術的特異点フューチャリズムAI予測未来技術人間拡張AI倫理技術予測AI開発転換点理論

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言及数
265
総合
399
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書籍紹介

2045 年、 AI が人類の知性を上回り、ついに私たちは生物の限界を超えてシンギュラリティへと到達するーフューチャリストとして技術的特異点の到来をいち早く予見し、現在は AI (人工知能) の世界的権威として Google 社で AI 開発の先頭に立つレイ・カーツワイル。彼が世界に衝撃を与えた 600 ページ超の名著『ポスト・ヒューマン誕生』のエッセンスを抜き出した決定版。

技書の森解説

2005 年に原著 "The Singularity Is Near" が刊行されたとき、 AI が人間の知性を超える時点 (技術的特異点) を真剣に論じること自体が異端視されていました。著者のレイ・カーツワイルは発明家・未来学者として知られ、本書では「収穫加速の法則」という指数関数的な技術進歩のモデルを軸に、遺伝学・ナノテクノロジー・ AI の三領域が融合して人類の知性と身体を根本的に書き換える未来像を描き出します。

本書の強みは、予測を単なる空想ではなく半導体の集積度やゲノム解読コストなど検証可能なデータの外挿として組み立てている点にあります。一方で批判も多く、指数関数的成長がいつまでも続くという仮定への疑問や、意識・感情の扱いが楽観的すぎるという指摘は刊行当時から存在します。読み手にはこうした賛否の文脈を踏まえた上で、「将来予測の方法論」として向き合う姿勢が求められます。

AI ・ロボティクス・バイオテクノロジーのいずれかに携わる人が、自分の技術領域を超えた長期的な展望を持つための思考材料として有用です。技術的特異点という概念がどのように生まれ、なぜ繰り返し議論の対象になるのかを知るうえで、出発点となる著作です。

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