ユーザビリティエンジニアリング第 2 版(ユーザビリティ エンジニアリング)
ユーザエクスペリエンスのための調査、設計、評価手法
- 著者:
- 樽本徹也(タルモト,テツヤ)
- 出版社:
- オーム社
- 出版日:
- 2014年02月
- ISBN:
- 9784274214837
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
技書の森解説
「使いやすさ」を感覚ではなく技術として扱うための入門書です。著者の樽本徹也氏は人間中心設計 (HCD) の専門家であり、ユーザビリティテストの計画・実施・分析を、予算やリソースの限られた開発現場でも回せる実践的な手順として整理しています。第 2 版ではアジャイル開発との接続やリモートテストへの言及が追加され、小さく速く検証するサイクルへの適用が意識されています。
本書の核は「 5 人テストすれば問題の 85% は見つかる」という少人数テストの考え方で、大規模なラボ設備がなくてもユーザビリティ評価を始められることを繰り返し示します。テスト設計のテンプレート、モデレーションの進め方、発見した問題の優先度づけまで、手順が具体的に書かれているため、読んだ翌週から自分のプロダクトに適用できる即効性があります。
デザイナーだけでなくエンジニアやプロダクトマネージャーにも読まれているのは、「なぜこの UI で問題が起きるのか」を構造的に説明する言語を提供してくれるからです。見た目の議論で平行線になりがちなデザインレビューを、観察事実に基づく改善提案へ変えるための基礎体力を養う本として、 UX に関わるすべての職種に開かれています。
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