1 週間で Python の基礎が学べる本

イッシュウカン デ パイソン ノ キソ ガ マナベル ホン

1 週間で Python の基礎が学べる本の表紙
プログラミング
著者:
亀田健司(カメダ, ケンジ)
出版社:
インプレス
出版日:
2020年03月
ISBN:
9784295008538
在庫:
在庫あり
0
初級者向け
プログラミングPython入門基礎学習書初学者向け1 週間コンピューターのしくみプログラミング学習コード実習

なぜ注目されているか

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688位

書籍紹介

プログラミング学習書を読んではみたけど、ちょっと難しかった…そんなあなたを「基礎の基礎」から後押しします。本書では 1 週間で、プログラミングが動くコンピュータのしくみの理解から、簡単なプログラムが書ける力を手に入れられるようになるまでをサポートします。

技書の森解説

プログラミングを一度も書いたことのない人が、Python で簡単なプログラムを書けるところまで進むための入門書です。『1 週間で Python の基礎が学べる本』 (亀田 健司 著、インプレス、2020 年 3 月 13 日発売) について、版元は「1 週間で Python がちょっとだけ使えるようになれる」本と紹介しています。読み進めながらサンプルのプログラムを一緒に入力していくことで、プログラミングの基礎と Python の基礎が分かるようになる、という設計です。

1 日目から 7 日目まで、日数で区切った 7 章の構成

目次は日数で区切った 7 章と、巻末の演習問題の解答と解説からなります。1 日目「はじめの一歩」、2 日目「演算と関数」、3 日目「条件分岐」、4 日目「繰り返し処理」、5 日目「コンテナ」、6 日目「関数とモジュール」と進み、7 日目「覚えておきたい知識と総まとめ」で締めくくる並びです。「関数」の語は 2 日目と 6 日目の 2 つの章題に現れ、6 日目ではモジュールと組で扱われます。本文中に掲載されたソースコードは版元のページから ZIP 形式でダウンロードできます。

Python の基礎を学ぶ順番と、つまずきやすい所

プログラムを書くうえでの土台は、値に名前を付けて扱う 変数 と、計算の書き方、処理を場合分けする仕組み、同じ処理を繰り返す仕組みの 4 つです。ここを越えると、複数の値をひとまとめに扱う道具が必要になります。Python ではリスト、タプル、辞書、集合のように複数の値を入れておく型をまとめてコンテナと呼ぶことが多く、どの型をいつ使うかの判断が、初学者が最初に戸惑いやすい所です。さらに、処理に名前を付けて関数として切り出し、関数を別のファイルにまとめてモジュールとして読み込めるようになると、短い命令の羅列から、組み立てられたプログラムへと書き方が変わります。目次の章題も、演算、条件分岐、繰り返し処理、コンテナ、関数とモジュールという同じ順に並んでいます。

手を動かして写す学び方と、前提になる準備

版元の紹介文は、プログラミングを始めたいのにどの本を読んでも分からないという人に向けた本だと述べ、「途中で読むことを挫折しないよう、ゆるいペースでナビゲート」すると案内しています。本に載ったコードを自分の手で打ち込む 写経のような学び方 は、文法を目で追うだけの読み方より、打ち間違いとエラーを通じて言語の決まりが身に付きやすい方法です。そのため、手元のパソコンで Python を動かせる環境を用意し、サンプルを入力して実行する時間を 1 日ごとに確保できることが前提になります。版元ページの著者紹介 (2026 年 10 月閲覧) によれば、著者は家電メーカーの研究所に勤めたのち独立し、シフトシステムの代表取締役としてプログラミング研修の講師や教材の作成を行い、「一週間で学べるシリーズ」のサイトを運営しています。同じ著者のインプレスの本として『1 週間で C# の基礎が学べる本』が挙げられています。2020 年 3 月の刊行なので、ツールの画面や導入の手順はその時点のものを前提に読むのが安全です。

プログラミング初体験の人に向く理由と、次の 1 冊

合うのは、一度入門書を開いてみたものの途中で手が止まった人や、プログラミング自体が初めてで、何から始めればよいか分からない人です。目標は「ちょっとだけ」使えるようになることと版元自身が書いているとおり、目次に Web アプリケーションやデータ分析の章は無く、本書だけでそうした成果物を作るところまでは進みません。すでに他の言語で書いた経験があり、Python の文法の違いだけを素早く確かめたい人には、ゆっくりした進め方がかえって遠回りになります。本書で基礎を一通り動かしたあとは、目的に合わせて Python 本の選び方 を参考に、業務の自動化やデータ分析などの応用書へ進む流れが組めます。挫折せずに最初の 1 冊を終えることを何より優先したい人にとって、1 週間という区切りで基礎を通せる本書は、次の本へ進むための足場を作る一冊になります。

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