[改訂第 3 版]Linux コマンドポケットリファレンス

リナックス コマンド ポケット リファレンス

[改訂第 3 版]Linux コマンドポケットリファレンスの表紙
OS
著者:
沓名亮典(クツナ, リョウスケ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2015年06月
ISBN:
9784774174044
シリーズ:
ポケットリファレンス
在庫:
在庫あり
3.5(2 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
LinuxOSコマンドラインリファレンスシステム管理スクリプトディストリビューション実践基本コマンド応用コマンド

なぜ注目されているか

言及数
931位
総合1858位 ↓ 1 ランクダウン 言及 2 件

書籍紹介

Linux を使いこなすための基本から応用までを完全網羅。改訂第 3 版では「使えるコマンドリファレンス」を目標に、わかりやすさは変わらずに、さらに実践的なサンプルを厳選かつ充実。複数の Linux ディストリビューションでのコマンドの実行テストを行っている。

技書の森解説

『改訂第 3 版 Linux コマンドポケットリファレンス』 (沓名亮典 著、技術評論社、2015 年 6 月刊) は、Linux の操作に使うコマンドを機能別に分類し、各コマンドの書式と使用例をまとめた、技術評論社のポケットリファレンスシリーズの改訂第 3 版です。版元は対象読者として、Linux を日常的に使用しているユーザー、Linux の学習を始めたい人、LPIC 受験者を挙げ、Debian GNU/Linux、Ubuntu、CentOS、Fedora の主なディストリビューションに対応すると案内しています。アルファベット順の索引もあり、コマンドの名前しか分からなくても目的のコマンドを探せる作りです。

基礎知識から印刷まで、機能別に並ぶ Linux コマンドの分類

目次は「Linux を使いこなすための基礎知識」から始まり、「コマンドの実行方法」「コマンドの探し方」「標準入力 / 標準出力 / 標準エラー出力」や、vi と nano によるエディターの使い方を押さえます。続いて「エディタ / ページャ」「ファイル / ディレクトリ管理」「パッケージ管理」「ユーザ管理」「テキスト処理」「プロセス管理」「システム管理」「ユーティリティ」「デバイス」「ネットワーク」「セキュリティ」「データベース」「仮想化」「カーネル」と分類が並び、最後が「印刷」です。各分類の中では、ディレクトリの内容を表示する ls、パターンにマッチする行を表示する grep のように、目的を表す見出しとコマンド名が対になっています。

改訂第 3 版で加わった仮想化、データベース、ネットワークのコマンド

版元の概要によれば、この改訂では仮想化やデータベース、クラウド時代に対応したネットワークコマンドなどが追加されています。目次では、ネットワークの分類に ip、nmcli、ss、firewall-cmd が、データベースの分類に PostgreSQL の psql と MySQL の mysql、mysqldump が、仮想化の分類にゲスト OS を管理する virsh が収められています。楽天ブックスの紹介文では、複数の Linux ディストリビューションでコマンドの実行テストを行ったと説明されています。

2015 年の Linux 環境を前提にしたコマンドの並び

本書が刊行された 2015 年前後は、主要なディストリビューションが、サービスの起動と管理の仕組みを SysV init や Upstart から systemd へ移していた時期にあたります。目次には、chkconfig や update-rc.d、Upstart の initctl と並んで、systemd の systemctl と journalctl が収められています。パッケージ管理の yum とパケットフィルタリングの iptables も収められており、後継の dnf と nftables を標準にしたディストリビューションもあります。対応ディストリビューションに挙がる CentOS は、CentOS Linux 7 が 2024 年 6 月、CentOS Linux 8 が 2021 年 12 月に提供を終えています。

目的の見出しとアルファベット順の索引

コマンドラインインターフェース のコマンドを調べる手段には man ページや --help の出力があり、どちらもコマンド名から引く作りです。本書は目的を表す見出しから uniq や truncate のようなコマンドへたどり着ける並びと、名前から引くアルファベット順の索引の両方を備えています。テキスト処理の分類に並ぶ grep、sed、awk は 正規表現 と組み合わせて使うコマンドです。カーネルの仕組みやシェルスクリプトの書き方を順を追って解説する本ではありません。Linux の技術書の層の分け方は Linux 本の選び方 で、コマンドラインの操作、カーネルのしくみ、性能と運用の 3 層として整理しています。本書は基礎知識から印刷までの分類に、Linux のコマンドを収めています。

言及した記事 (2 件)

この本に興味がある方におすすめ

関連する本

関連記事

関連用語

共有: