ユーチューバーが消滅する未来の表紙

ユーチューバーが消滅する未来(ユーチューバーガショウメツスルミライ)

2028 年の世界を見抜く

AI・機械学習
著者:
岡田 斗司夫(オカダ トシオ)
出版社:
PHP研究所
出版日:
2018年11月17日頃
ISBN:
9784569841885
シリーズ:
PHP新書
在庫:
在庫あり
3.75(37 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
人工知能未来予測拡張現実バーチャルキャラクター未来格差AI社会影響デジタル経済技術社会論キャリア転換グローバル競争

なぜ注目されているか

総合1800 31 ランクダウン

書籍紹介

「 20 年、 30 年というスパンで考えたら人間にはどんな仕事も残らない」「アニメやゲームなどすべてのバーチャルキャラクターは、人工知能によって自律的に行動するようになる」。若者が憧れる職業「ユーチューバー」でさえ、 AI が取って代わる時代がすぐ目の前に来ている。十分な収入を得て生計を立てられるのは、一握りの才能だけ。「未来格差」を前に、特殊な技能のない私たちはどうすれば生き残れるのか。拡張現実、人工知能の進化、完全グローバル競争で激変する社会と人間の姿を透視する。
【目次】序章 「未来格差」に備える/第 1 章 未来予測の 3 大法則/第 2 章 自分を「盛る」時代/第 3 章 AI がユーチューバーを淘汰する/第 4 章 アイドルは新時代の貴族になる/第 5 章 アマゾンが不動産へ進出/第 6 章 バーチャルとリアルの恋愛の境界が消える/第 7 章 AI ロボットが家族の代わりに/第 8 章 人工知能が政治を変える/終章 未来の幸福論

技書の森解説

2018 年 11 月に刊行された、 10 年後の 2028 年を見通そうとする未来予測の新書です。著者は岡田斗司夫氏。若者の憧れる職業となった動画配信者さえ AI に取って代わられる、アニメやゲームのバーチャルキャラクターは人工知能で自律的に動くようになる、といった大胆な見立てを軸に、拡張現実と人工知能とグローバル競争が組み合わさった社会で人間の仕事と生き方がどう変わるかを描きます。

構成は、著者なりの未来予測の 3 大法則の提示から始まり、自分を「盛る」時代、 AI による動画配信者の淘汰、アイドルという存在の変質、アマゾンの不動産進出、バーチャルとリアルの恋愛の境界、 AI ロボットと家族、人工知能と政治へと展開します。個々の予測の根拠は学術的な検証というより著者の観察と推論であり、そのぶん歯切れよく、一気に読ませる語り口です。

2020 年代半ば以降に読む場合の面白さは、答え合わせにあります。生成 AI によるキャラクターの自動応答や配信文化の変化など、刊行時には空想に見えた話がどこまで現実になり、どこが外れたのか。予測そのものを鵜呑みにするのではなく、「未来格差」を前に何を備えるかという問いの立て方を学びつつ、自分の見立てと突き合わせて検証しながら読む楽しみがあります。

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