システム工学 知識システム II

システムコウガク チシキシステムニ

知識の創造と意思決定

システム工学 知識システム II の表紙
ネットワーク
著者:
東京大学工学教程編纂委員会 / 大澤 幸生 / 西野 成昭(トウキョウダイガクコウガクキョウテイヘンサンイインカイ / オオサワ ユキオ / ニシノ ナリアキ)
出版社:
丸善出版
出版日:
2018年05月07日頃
ISBN:
9784621302903
シリーズ:
東京大学工学教程
在庫:
在庫あり
0
上級者向け
システム工学知識管理知識表現創造的コミュニケーション意思決定理論データ市場論理的表現知識創造要素学理創造プロセス

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書籍紹介

人間社会、人工物ネットワーク、生活環境と自然などのさまざまなシステムの分析からデザイン、構築から運用までにかかる過程を支えている知識の役割を再確認しつつ形式的な知識の表現方法やその知識の学習、想像、利用のための技術と理論について述べる。

3 章では、知識の創造に関して、基礎となる要素学理と、要素をつなぐことによって実現される創造プロセスの両面について解説。知識の論理的表現を用いながら最終的にデータ市場を導入することによってプロセスの例を示し、抽象的あるいは不正確に表現された要求と、さまざまなデータをもととしてこの要求に答える知識を生み出す創造的コミュニケーションを論理モデルで扱うことを示す。

4 章では、人や組織などの行動主体が知識を利用する状況は、獲得した情報や知識を使って何らかの意思決定を行うということにほかならない、という観点から意思決定理論の基礎について説明する。

技書の森解説

知識を表して蓄えるだけでなく、そこから新しい知識をどう生み出し、手にした知識をどう決定に結びつけるかを工学の言葉で扱うのが『システム工学 知識システム II』です。副題は「知識の創造と意思決定」で、東京大学工学教程のシステム工学の分野に属し、知識システムの 2 巻目にあたります。東京大学工学教程編纂委員会の編、大澤 幸生と西野 成昭の 2 名による著で、丸善出版から刊行されました。初版の年月は 2018 年 4 月、書店での発売は 2018 年 5 月 7 日です。

知識の創造と意思決定理論、紹介文が示す 2 つの章

版元の紹介文は、人間社会、人工物のネットワーク、生活環境と自然といったさまざまなシステムについて、分析やデザイン、構築から運用までを支える知識の役割を確かめ直し、形式的な知識の表現方法と、知識の学習、想像、利用のための技術と理論を述べると説明しています。そのうえで紹介文が個別に挙げるのは 2 つの章です。3 章は知識の創造を扱い、土台になる要素学理と、要素をつなぐことで実現される創造プロセスの両面を解説します。知識の論理的表現を用いながら最終的にデータ市場を導入してプロセスの例を示し、抽象的あるいは不正確に表された要求と、さまざまなデータから、その要求に答える知識を生み出す創造的コミュニケーションを論理モデルで扱います。4 章は、人や組織といった行動主体が知識を使う場面は、獲得した情報や知識で何らかの意思決定を行うことにほかならないという観点から、意思決定理論の基礎を説明します。

データ市場と要求のあいまいさ

3 章の題材は、紹介文の語ではデータ市場と創造的コミュニケーションです。統計処理や可視化は データ分析 の手法です。3 章は、不正確な要求とデータから知識を生み出す過程を論理モデルで扱います。

意思決定理論、4 章

意思決定理論は一般に、取りうる選択肢、起こりうる状態、結果に対する好みを整理し、不確かさのもとで合理的な選び方を定式化する分野です。4 章は意思決定を知識の利用として扱います。

東京大学工学教程の専門書として向いている読者

版元ドットコムの分類では本書は専門書で、全集 / 双書の扱いです。紹介文が示すとおり、中心は技術と理論の記述なので、プログラムの書き方や特定のツールの操作手順を求める人には目的が合いません。本書は、知識の創造と意思決定を 1 冊で扱う東京大学工学教程の 1 巻です。

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