世界のAI戦略の表紙

世界の AI 戦略(セカイノエーアイセンリャク)

各国が描く未来創造のビジョン

AI・機械学習
著者:
マルチメディア振興センター(マルチメディアシンコウセンター)
出版社:
明石書店
出版日:
2020年03月20日頃
ISBN:
9784750350004
在庫:
在庫あり
0
中級者向け
人工知能 (AI)国家戦略第4次産業革命研究開発産業化教育政策法制度社会システム国際比較技術戦略

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書籍紹介

第 4 次産業革命が本格化するなか、米国や中国をはじめ各国はこの数年、相次いで国家的な AI 戦略を策定している。 AI の研究開発から産業化や応用の促進、教育、法制度や社会システムの整備まで、各国の多面的な戦略の全体像を把握し、その特徴を分析する。

技書の森解説

自動運転や画像認識といった個別技術の話題とは別に、 AI には国家間の政策競争という顔があります。 2010 年代後半、米国や中国をはじめとする各国は相次いで国家レベルの AI 戦略を打ち出し、研究開発投資や人材育成の主導権を争ってきました。本書は、マルチメディア振興センターが各国の戦略を読み解き、その全体像を整理した 2020 年刊行の解説書です。版元は明石書店で、サブタイトルに「各国が描く未来創造のビジョン」とある通り、視点は個別技術ではなく国家のグランドデザインに置かれています。

内容は技術解説ではなく政策分析です。研究開発の推進体制、産業化や応用の促進策、教育・人材育成、法制度や社会システムの整備といった観点から各国の取り組みを横断的に眺め、それぞれの力点の違いを浮かび上がらせます。数式もコードも登場しないため、機械学習の素養は前提になりません。必要なのはむしろ、政策文書の構造を読み取る根気です。

読者としては、 AI 関連事業の企画やコンサルティングに携わる人、官公庁や調査機関で技術政策を追う人が中心になります。エンジニアにとっても、自分の扱う技術が各国の投資や規制の文脈でどう位置づけられているかを知る材料になります。ただし収録されているのは 2020 年時点の戦略であり、生成 AI 以降の政策動向は範囲外です。各国比較の枠組みを得るための出発点として使うのが適切です。

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