リンカ・ローダ実践開発テクニックの表紙

リンカ・ローダ実践開発テクニック(リンカ ローダ ジッセン カイハツ テクニック)

実行ファイルを作成するために必須の技術

著者:
坂井弘亮(サカイ,ヒロアキ)
出版社:
CQ出版
出版日:
2010年09月
ISBN:
9784789838078
シリーズ:
Computer technology
在庫:
在庫あり
★★★★☆4.4(5 件)
上級者向け
リンカローダリンク編集メモリ管理コアダンプ実行再開カーネル開発システムプログラミングアセンブリ言語低レベルプログラミング

なぜ注目されているか

言及数
48
総合
304
6 ランクダウン53 件の言及
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書籍紹介

本書では、リンカとローダについて、実践を交えながら説明します。コア・ダンプからの実行再開やリンカの自作など、興味深い実験も行います。

技書の森解説

コンパイラが出力したオブジェクトファイルは、リンカによって結合され、ローダによってメモリに配置されてはじめて実行可能になります。この工程はあまりにも自動化されているため、多くのプログラマにとってブラックボックスのままですが、組込み開発や OS 開発、あるいはリンクエラーの根本原因を追うとき、その仕組みの理解が不可欠になります。本書は ELF フォーマットの構造を読み解きながら、リンカとローダを実際に自作するという極めて実践的なアプローチで、この領域を解き明かします。

著者の坂井弘亮氏は組込み OS (KOZOS) の開発者としても知られ、低レイヤーの仕組みを手を動かして学ぶスタイルを一貫して取っています。セクションの配置、シンボル解決、再配置の仕組みを一つずつ自分で書いて動かすことで、`undefined reference` や `multiple definition` といったリンクエラーが何を意味しているのかが構造的に理解できるようになります。

前提として C 言語の読み書きとアセンブリの基礎知識が必要です。対象読者は、アプリケーション層より下のレイヤーに関心がある人、あるいは組込みやシステムプログラミングで「リンカスクリプトを書く」場面に遭遇した人です。この分野を扱う日本語書籍はほとんどなく、代替の効かない貴重な一冊です。

言及 Qiita 記事 (40 件)

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