プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本 交渉・タスクマネジメント・計画立案から見積り・契約・要件定義・設計・テスト・保守改善まで
プロジェクトマネジメントノキホンガゼンブワカルホン コウショウタスクマネジメントケイカクリツアンカラミツモリケイヤクヨウケンテイギセッケイテストホシュカイゼンマデ
- 著者:
- 橋本 将功(ハシモト マサヨシ)
- 出版社:
- 翔泳社
- 出版日:
- 2022年11月08日頃
- ISBN:
- 9784798177410
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
チームで仕事をするには欠かせないプロジェクトマネジメント (PM)。多くの人が我流で進めた結果、数々の失敗を経験しています。基本を正しくおさえられていないからです。プロジェクトマネージャー一筋 22 年の著者が業種・業界・規模を問わず、再現性のある PM の基本スキルをわかりやすく丁寧に解説します。
技書の森解説
チームで進める仕事を、業種や規模を問わず通用する手順として身につけたい人に向けて、プロジェクトマネジメントの基本スキルを交渉から保守改善までひとまとめに解説した本が『プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本』 (橋本 将功 著、翔泳社、2022 年 11 月刊) です。副題は「交渉・タスクマネジメント・計画立案から見積り・契約・要件定義・設計・テスト・保守改善まで」です。版元の紹介文は、なにを対象としたどのような規模のものであっても活用できる PM の基本スキルを丁寧に解説する本と説明しており、著者を「プロジェクトマネージャー一筋 22 年」と紹介しています。
序章と全 12 章の構成、交渉とタスクマネジメントから保守改善まで
目次は序章「プロジェクトマネジメントのスキルの全体像」から第 12 章「保守改善―事業の成功につなげよう」までで、前にまえがき、後ろにあとがきが付きます。第 1 章「プロジェクトとはなにか―基本的な知識と考え方をおさえよう」で基本の考え方を置いたあと、第 2 章「交渉―適切なパートナーシップを築こう」と第 3 章「タスクマネジメント―チームでパスワークをしよう」が、第 4 章「プロジェクト計画―目標や進め方を決めよう」より前に置かれています。第 5 章からは見積り、契約、要件定義、デザイン、設計、テスト、リリース、保守改善の順に章が続き、たとえば第 6 章は「契約―不利な条件を回避しよう」、第 8 章は「デザイン―顧客が本当に必要だったものを目指そう」、第 11 章は「リリース―石橋を叩いて渡ろう」という章題です。
見積り、契約、要件定義がひと続きの問題になる理由
プロジェクトマネジメント で失敗が表に出るのが開発の後半であっても、原因はその手前の約束の仕方にさかのぼることがあります。見積りは作る範囲が決まらなければ幅が縮まらず、作る範囲を決める 要件定義 は、どこまでを発注者と受注者のどちらが責任を持つかという契約の形と切り離せません。日本の受託開発では、仕事の完成に対して報酬を支払う請負契約と、作業の遂行そのものを対象にする準委任契約のどちらで結ぶかによって、要件の変更や不具合の手直しを誰が負担するかが変わります。見積りの前提、契約の条件、要件の範囲を別々の担当者がばらばらに決めると、その食い違いがテストやリリースの段階で一度に噴き出します。本書では、見積り、契約、要件定義の 3 つが第 5 章から第 7 章に続けて置かれています。
新規事業や受託開発のマネージャーに向く読み方
版元の紹介文は、とくに読んでほしい人として、新規事業や DX に携わるマネージャー、受託プロジェクトのマネージャー、PM の基本を学び直したいビジネスパーソン、プロダクト開発に挑戦するスタートアップの経営者、エンジニア、デザイナーの 4 つの立場を挙げています。B to C と B to B の両方の業態、IT プロジェクトをはじめとするさまざまな業種に通じる内容と案内されているため、システム開発の現場の人だけでなく、外部のパートナーと組んで事業を立ち上げる立場の人も読み手に入ります。一方で、スクラムのような特定の開発手法の運営を細かく学びたい場合は、その手法の専門書と組み合わせる読み方になります。技術リーダーの視点でチームの運営を学ぶ本は チーム開発 / マネジメント本ガイド にまとめています。
プロジェクトを我流で回してきて、交渉や見積り、契約のどこでつまずいているのかを言葉にできていない人、あるいは初めて外部の会社と組む案件を前に工程の全体を一度通して確かめたい人にとって、本書は序章の全体像から保守改善までを同じ著者の筋道で追える一冊です。担当する案件の工程と照らし合わせながら、序章から読み進めてみてください。
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