ソフトウェア品質保証入門

ソフトウェア ヒンシツ ホショウ ニュウモン

高品質を実現する考え方とマネジメントの要点

ソフトウェア品質保証入門の表紙
ソフトウェア工学 / 設計
著者:
保田勝通 / 奈良隆正(ヤスダ, カツユキ / ナラ, タカマサ)
出版社:
日科技連出版社
出版日:
2008年04月
ISBN:
9784817192639
在庫:
在庫あり
4(9 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
ソフトウェア品質保証品質管理ソフトウェアエンジニアリング品質保証手法メトリックスエンタープライズソフトウェア組込みシステムリアルタイムシステムソフトウェア開発プロセス品質改善

なぜ注目されているか

言及数
902位
総合1574位 ↓ 1 ランクダウン 言及 2 件

書籍紹介

本書は、「組織としてソフトウェアの品質保証をどのように確保すれば良いのか」という課題に、“初めて”品質保証を担当する方々にもわかるように、基礎的な知識からていねいに解説。今後、ますます激化するグローバルな競争の中で生き残るために「何を」、「どうすべきか」についても解説する。さらに、品質を確保するために役立つ、ツール、手法、指標、メトリックスなどについて例をあげながら紹介し、エンタープライズ系、組込み系、リアルタイム系という枠にとらわれずに、高品質なソフトウェアを開発するためのエッセンスを凝縮。

技書の森解説

『ソフトウェア品質保証入門』は、組織としてソフトウェアの品質保証をどのように確保すればよいかという課題を、初めて品質保証を担当する人にもわかるように基礎から解説した本です。著者は保田 勝通と奈良 隆正、版元は日科技連出版社で、2008 年 4 月に刊行されました。副題は「高品質を実現する考え方とマネジメントの要点」です。版元の紹介文は、品質の確保に役立つツール、手法、指標、メトリックスを例を挙げながら紹介し、エンタープライズ系、組込み系、リアルタイム系という枠にとらわれずに、高品質なソフトウェアを開発するためのエッセンスをまとめた本と説明しています。

考え方からフィールド保証、人材育成までの全 6 章

目次は全 6 章です。第 1 章「ソフトウェア品質保証の考え方」で品質保証の基本の考え方を置き、第 2 章「ソフトウェア開発と品質保証の方法」で開発の工程と品質保証の方法を扱います。第 3 章は「フィールド保証」、第 4 章は「品質検証・評価の主要技術」、第 5 章は「人材育成」で、第 6 章「いま求められている品質保証」で締めくくられます。第 6 章の題にある「いま」は、2008 年の刊行時点のことです。版元の紹介文には、激化するグローバルな競争の中で生き残るために何をどうすべきかについても解説するとあります。

品質保証とテストの違い、出荷後まで続く品質の管理

ソフトウェアの品質保証は、テスト と同じ意味ではありません。テストは作ったものが期待どおりに動くかを確かめる活動で、品質保証はその確認を含めて、作り方の決まり、工程ごとの点検、出荷の判断、出荷後の対応までを組織として回す仕組みを指します。要件や設計の誤りを動かす前に見つけるため、設計書の点検や コードレビュー も品質保証の対象に入ります。本書の目次で第 3 章に置かれたフィールド保証は、出荷して利用者の手元で動き始めた後の品質を扱う領域です。障害の報告を受けてから原因を突き止め、修正を届け、同じ種類の誤りを開発の工程に戻して防ぐまでが、ここに含まれます。

指標とメトリクスで品質を測る、組込み系にも通じる枠組み

品質を組織で管理する場面では、品質の状態を数値で捉えます。ソフトウェアのメトリクスの例には、規模あたりの欠陥の数や、工程ごとに見つかった欠陥の割合があり、品質の状態と工程の効き目を測る物差しとして使われます。同じ数でも、業務システムと、機器に組み込まれて止まることが許されない組込み系やリアルタイム系とでは、求められる水準が違います。版元の紹介文は、本書がこれらの系を分けずに扱うことを示しています。

テスト設計の技法そのものを扱う本は テスト設計を学べる技術書 の記事で紹介しています。本書は、品質保証の部門に配属された人や、開発の現場で品質の管理を任された人に向けた、組織としてソフトウェアの品質を確保する考え方とマネジメントの要点を扱う入門書です。

言及した記事 (2 件)

この本に興味がある方におすすめ

関連する本

関連記事

関連用語

共有: