ソフトウェア品質会計の表紙

ソフトウェア品質会計(ソフトウェア ヒンシツ カイケイ)

NEC の高品質ソフトウェア開発を支える品質保証技術

著者:
誉田直美(ホンダ,ナオミ)
出版社:
日科技連出版社
出版日:
2010年06月
ISBN:
9784817193483
在庫:
在庫あり
★★★★⯨4.5(4 件)
上級者向け
ソフトウェア品質管理品質会計ソフトウェア開発品質保証ソフトウェアエンジニアリング実務向け企業ノウハウ品質改善ソフトウェアメトリクスプロフェッショナル開発

なぜ注目されているか

総合
138
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言及数
531

書籍紹介

現場・現物・現実を重視する NEC のソフトウェア品質管理手法「品質会計」。 20 年以上にわたる経験とノウハウの蓄積が凝縮されたソフトウェア品質管理の手法を公開。

技書の森解説

ソフトウェアの品質を「感覚」ではなく「数字」で管理するとはどういうことか。本書は NEC で長年にわたり大規模開発の品質保証を担ってきた著者が、工程ごとのバグ検出数や修正コストを会計的な収支として扱う手法を体系化したものです。製造業の品質管理を下敷きにしながら、ソフトウェア特有の不確実性に対応する計測・分析・判断の枠組みを提示しています。

対象読者は、品質保証部門のマネージャや QA エンジニア、あるいはプロジェクト全体の品質方針を設計する立場の方です。単体テストの書き方といったミクロな技法ではなく、工程全体を通じて「いつ・どこで・どの程度バグを見つけるべきか」を定量指標で制御するマクロな視点が主題になります。

注意すべきは、前提とする開発体制がウォーターフォール型の大規模受託開発に寄っている点です。アジャイル・スクラムが中心の現場にそのまま適用するには読み替えが必要ですが、「品質を投資と捉え、検出効率を数値で追う」という発想そのものは開発スタイルを問いません。定量的な品質管理の思想を身につけたいエンジニアにとって、国内の実務に根差した数少ない文献です。

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