初級ソフトウェア品質技術者資格試験 (JCSQE) 問題と解説【第 3 版】
ショキュウソフトウェアヒンシツギジュツシャシカクシケンジェイシーエスキューイーモンダイトカイセツダイサンパン
- 著者:
- SQiP ソフトウェア品質委員会 / 渡辺 喜道 / 鷲崎 弘宜 / 笹部 進 / 辰巳 敬三(スキップソフトウェアヒンシツイインカイ / ワタナベ ヨシミチ / ワシザキ ヒロノリ / ササベ ススム / タツミ ケイゾウ)
- 注目:
- 総合 1537 位
- 出版社:
- 日科技連出版社
- 出版日:
- 2022年04月18日頃
- ISBN:
- 9784817197528
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
本書は一般財団法人日本科学技術連盟主催の「初級ソフトウェア品質技術者資格試験」に対応する問題・解説集である。本試験はすべてのソフトウェア技術者が品質技術を身につけ、実践することにより、ソフトウェア品質の向上を実現することを目的とし、品質保証部門だけでなく、開発者、テストエンジニアなどソフトウェアに携わるすべての人を対象としている。
「ソフトウェア品質技術者資格試験 (JCSQE)」は初級、中級、上級の 3 段階により構成されている。また、出題は、『ソフトウェア品質知識体系ガイド (第 3 版) -SQuBOK GuideV3-』をベースに実施されている。
【第 2 版】までは、問題ごとに、「問題」、「正解」、「出題分野」、「正解の説明」、「解説」の 5 項目を記述する構成としていたが、問題集としての使い勝手を考慮して、この第 3 版では「問題」編と「正解」以降の項目からなる「正解と解説」編に分離した構成にした。巻末にはテスト形式で問題を解いたときの採点に便利なように「正解一覧」もつけたので、以下のような使い方がしやすくなった。
・最初にテスト形式で一気に問題を解いて「正解一覧」で採点することにより自分の実力を確認する。
・「正解と解説」編で一通り学習したあと、テスト形式で問題を解いて採点し、知識が身についたかどうかを確認する。
初級ソフトウェア品質技術者資格試験の内容とレベル
問題 (問題 1〜72)
正解と解説 (正解と解説 問題 1〜72)
正解一覧
技書の森解説
初級ソフトウェア品質技術者資格試験は、一般財団法人日本科学技術連盟 (日科技連) が主催するソフトウェア品質技術者資格試験 (JCSQE) の入り口にあたる試験で、本書はその試験に対応する問題 / 解説集です。編者は SQiP ソフトウェア品質委員会、著者は渡辺 喜道、鷲崎 弘宜、笹部 進、辰巳 敬三の 4 名で、日科技連出版社から 2022 年 4 月に第 3 版が刊行されました。版元の紹介文は、試験の対象を品質保証部門だけでなく開発者やテストエンジニアなどソフトウェアに携わるすべての人と説明しており、本書も品質の専任者に限らない受験者に向けた一冊です。
SQuBOK Guide 第 3 版と初級シラバスの関係
JCSQE は初級、中級、上級の 3 段階で構成され、出題は『ソフトウェア品質知識体系ガイド (第 3 版) -SQuBOK GuideV3-』をベースにしています。SQuBOK は、ソフトウェアの品質にかかわる概念や管理の方法、品質を作り込み確かめるための技術を一つの知識体系として整理したもので、個々の現場で経験則として語られがちな品質の話題に共通の言葉を与える役割を持ちます。日科技連の試験要綱によると、SQuBOK Guide 第 3 版の発行 (2020 年 11 月) に伴って初級シラバス Ver.3.0 が作られ、第 27 回初級試験 (2021 年 11 月 13 日実施) から適用されています。本書の第 3 版はこの適用の後、2022 年 4 月に刊行された版で、国立国会図書館の書誌にも SQuBOK Guide V3 対応の注記があります。
初級試験の形式は選択問題 40 問、試験時間 60 分で、合格ラインは 70% 程度と案内されています。シラバスには知識レベルが設けられ、初級では概念や用語を知っている段階から、具体例を挙げて説明できる段階、限られた条件で技術を選んで使える段階までのレベル 1〜3 が出題の範囲です。
問題 72 問と正解と解説編、第 3 版で変わった構成
目次は、冒頭の「初級ソフトウェア品質技術者資格試験の内容とレベル」に続いて、「問題 (問題 1〜72)」、「正解と解説 (正解と解説 問題 1〜72)」、「正解一覧」の順に並びます。紹介文によると、第 2 版までは問題ごとに問題、正解、出題分野、正解の説明、解説の 5 項目を続けて載せていましたが、第 3 版では問題だけをまとめた問題編と、正解以降の項目をまとめた正解と解説編に分けました。巻末の正解一覧は、テスト形式で解いたときの採点用です。
この分け方によって、版元が挙げる 2 通りの使い方がしやすくなっています。一つは、最初にテスト形式で一気に解いて正解一覧で採点し、自分の実力を確かめる使い方です。もう一つは、正解と解説編で一通り学習したあとにテスト形式で解き直し、知識が身についたかを確かめる使い方です。収録は 72 問で、試験本番の 40 問より多い数です。
品質技術を体系で点検したい開発者とテスト担当者に
日科技連の公式ページでは、2026 年 10 月時点で 2026 年 11 月 14 日の第 37 回初級試験が案内されています。シラバスは不定期に更新されることがあると要綱に注記があります。本書は問題と解説に絞った構成なので、SQuBOK の各領域を一から学ぶ教科書の代わりにはなりません。SQuBOK の各領域の解説は SQuBOK Guide の側にあります。資格の対策書と体系を学ぶ本の関係は 資格の対策書と技術書の使い分け で扱っています。
レビューやテストを経験則でこなしてきた開発者や、テスト設計を担当していて品質保証の全体像を言葉で説明できるようになりたい人にとって、本書は 72 問の問題と解説を収めた問題集です。テストの技法を主題にした本は テスト設計を学べる技術書 にまとめています。
この本に興味がある方におすすめ
関連する本
関連記事
IT 資格の参考書と技術書の使い分けガイド - 基本情報 / 応用情報で消耗しない選び方
基本情報技術者 / 応用情報技術者などの IT 資格対策本と、体系理解のための技術書の使い分けを解説。年度版の読み方、試験別の定番参考書の系統、資格勉強を「使える知識」につなげる読み方をまとめた選書ガイドです。
テスト本ガイド - テスト設計を学べる技術書の選び方
テストの書き方からテスト戦略まで学べる技術書の選び方を紹介。テストピラミッド、TDD の正しい読み方、テストの ROI の考え方を解説します。
AWS 本の選び方 - 全体像 / 構築 / 設計 / 運用 / セキュリティの 5 視点
AWS を学ぶ技術書の選び方を「全体像 / 構築 / 設計 / 運用 / セキュリティ」の 5 視点で整理。公式ドキュメントと本の役割分担、資格対策書の位置づけまで、2026 年 8 月時点の定番書で AWS 独学のルートを解説します。