The DevOps 勝利をつかめ! 技術的負債を一掃せよ
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- 著者:
- ジーン・キム / 榊原 彰 / 長尾 高弘(ジーンキム / サカキバラアキラ / ナガオタカヒロ)
- 出版社:
- 日経 BP
- 出版日:
- 2020年10月25日頃
- ISBN:
- 9784822295967
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
ボトルネックと技術的負債はどうすれば解消できるのか、
DX を実現する組織・システムの作り方とはーー。
「速いものが遅いものに勝つ」痛快 IT 物語。
3000 人規模の自動車部品製造販売会社パーツ・アンリミテッド社の凄腕プログラマー、マキシン・チェンバース。彼女は理不尽な理由から、デスマーチに陥っていた「フェニックス・プロジェクト」に配置転換されてしまった。
ビルドすらできない絶望的な環境で苦しみながらも、システムのボトルネック解消に努めるマキシン。運用や品質保証など他部署を巻き込みながら本番環境に迅速にデプロイできる体制を整えたあとには、技術的負債を払拭するためにクリーンコードで開発される「ユニコーン・プロジェクト」が待ち構えていた……。
第 1 部 どん底へ
第 1 章 島流し 9 月 3 日 (水)
第 2 章 スティーブの涙 9 月 5 日 (金)
第 3 章 システム開発のあるべき姿 9 月 8 日 (月)
第 4 章 ブリッジクルーのシュールな登場 9 月 11 日 (木)
第 5 章 反乱軍 続 9 月 11 日 (木)
第 6 章 大惨事 9 月 12 日 (金)
第 7 章 見えてきた課題 9 月 18 日 (木)
第 2 部 快進撃
第 8 章 反転プロジェクト 9 月 23 日 (火)
第 9 章 QA とのパーティー 9 月 29 日 (月)
第 10 章 官僚主義の牢獄 続 9 月 29 日 (月)
第 11 章 自分の力で 10 月 1 日 (水)
第 12 章 分離独立 10 月 13 日 (月)
第 13 章 新たな世界へ 11 月 6 日 (木)
第 3 部 結実のとき
第 14 章 ユニコーン・プロジェクト 11 月 10 日 (月)
第 15 章 テストランからブラックフライデー当日へ 11 月 25 日 (火)
第 16 章 2 号館の会議 12 月 5 日 (金)
第 17 章 コスト削減計画 12 月 12 日 (金)
第 18 章 発表会と政変 12 月 18 日 (木)
第 19 章 新しい時代へ 1 月 13 日 (火)
エピローグ 1 年後 (プロジェクトのその後/反乱軍のその後)
技書の森解説
『The DevOps 勝利をつかめ! 技術的負債を一掃せよ』は、ソフトウェア開発の現場を舞台に DevOps の考え方を物語の形で描いた本です。著者はジーン・キム、監修は榊原 彰、訳は長尾 高弘で、日経 BP から 2020 年 10 月に発行され、発売は日経 BP マーケティングです。原タイトルは The Unicorn Project で、原著版元の IT Revolution は原著の刊行日を 2019 年 11 月 26 日と案内しています。原著版元は本書を The Phoenix Project の続編と位置づけ、同じパーツ・アンリミテッド社を、今度はソフトウェア開発の視点から描き直す物語だと紹介しています。
3 部 19 章とエピローグで追う開発者マキシンの物語
版元の紹介文によると、主人公はパーツ・アンリミテッド社のプログラマー、マキシン・チェンバースです。理不尽な理由から、デスマーチに陥っていた「フェニックス・プロジェクト」に配置転換され、ビルドすらできない環境でシステムのボトルネックの解消に取り組みます。運用や品質保証など他部署を巻き込みながら本番環境に迅速にデプロイできる体制を整えたあとには、技術的負債を払拭するためにクリーンコードで開発される「ユニコーン・プロジェクト」が待ち構えている、という筋立てです。目次は第 1 部「どん底へ」、第 2 部「快進撃」、第 3 部「結実のとき」とエピローグからなり、第 1 章「島流し」から第 19 章「新しい時代へ」までの章題には、9 月 3 日から 1 月 13 日までの物語の日付が添えられています。途中には第 9 章「QA とのパーティー」、第 10 章「官僚主義の牢獄」、第 15 章「テストランからブラックフライデー当日へ」といった章が並び、エピローグは「1 年後」と題されています。
技術的負債とデプロイの待ち時間を物語で見る
技術的負債 は、目先の締め切りのために妥協した設計や実装が積み重なり、後の変更に余計な手間がかかるようになる状態を指します。ビルドに時間がかかる、テストを手作業に頼る、本番への反映に何段もの承認がいるといった状態は、1 つずつは小さく見えても、変更のたびに待ち時間を生み、開発者が価値を届けるまでの距離を延ばします。コードの変更を自動でビルドしテストして本番へ届ける CI/CD の仕組みは、この待ち時間を縮める代表的な手段です。ただし、仕組みを入れるには部署の境界や承認の手順を変える必要があり、技術だけでは片付かないことが多い領域です。版元の紹介文も、運用や品質保証など他部署を巻き込む過程を筋立てに挙げています。
DevOps は、開発と運用が協力してソフトウェアを届ける速さと品質を継続的に改善していく文化と実践の総称です。原著版元は、会社を救うために時間と競争するチームの姿を通じて 5 つの理想 (Five Ideals) を学べる点を本書の特徴に挙げ、本書を開発者の視点から見た DevOps の物語だと説明しています。刊行時の著者プロフィールでは、ジーン・キムは 1999 年以来、大きな成果を収めている技術組織を研究し、2014 年に DevOps Enterprise Summit を創設したと紹介されています。
物語で DevOps をつかみたい開発者とマネージャーへ
原著版元は、技術の実務に携わるあらゆる段階の人に向けた本だと案内しています。物語の形で書かれているため、ツールの設定やコマンドを手順として身につけたい場合は、DevOps の技術書の選び方 を手がかりに実装寄りの本を組み合わせると目的に近づきます。ビルドやデプロイの遅さ、部署をまたぐ承認の多さに悩む開発者や、変化をどこから進めるかを具体的な場面でつかみたいマネージャーにとって、本書は職場の課題を登場人物の判断と衝突に重ねて考えられる 1 冊です。
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この本は技書デッキのカードです (この戦い 攻撃 +2) 図鑑でこの本を見る
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