Cisco LAN スイッチ教科書第 3 版

シスコ ラン スイッチ キョウカショ

Cisco LAN スイッチ教科書第 3 版の表紙
ネットワーク
著者:
シスコシステムズ合同会社(シスコ システムズ ゴウドウ ガイシャ)
出版社:
インプレスジャパン
出版日:
2014年03月
ISBN:
9784844335641
在庫:
在庫あり
3(1 件 / 楽天ブックス)
上級者向け
パソコン検定LANネットワークCiscoLAN スイッチイーサネットIPIOSIOS-XENX-OS高信頼化機能ケーススタディ

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書籍紹介

本書は、イーサネットや IP の基礎から、IOS / IOS-XE / NX-OS の機能や設定、高信頼化機能、ケーススタディまでを解説し、主要な Catalyst と Nexus に対応。シスコ社のベテラン技術者が数年の歳月をかけて執筆・検証に奮闘し、第 2 版の内容を書き直しました。Cisco LAN スイッチについて他の書籍には見られない、読みごたえのある内容です。ネットワークの設計・構築・運用に携わるエンジニアはもちろん、コンサルティングや営業担当者も必読の書。

技書の森解説

『Cisco LAN スイッチ教科書第 3 版』 (シスコシステムズ合同会社 基盤技術グループ 著、インプレスジャパン、2014 年 3 月刊) は、シスコシステムズの技術者が LAN スイッチの基礎技術、内部構造、高信頼化の技術、LAN 構築の事例を解説した技術書です。版元の紹介文によると、本書は 2002 年と 2004 年に出版された「Cisco Catalyst LAN スイッチ教科書」の三訂版で、Nexus スイッチなどの記述を加え、第 2 版の内容を全面的に書き換えています。紹介文は、対象としてネットワークの設計 / 構築 / 運用に携わるエンジニアと、コンサルティングや営業担当者を挙げています。

第 1 章と第 2 章、LAN の基礎技術と IOS / NX-OS の設定

第 1 章「LAN スイッチ入門」は、LAN とは何かから始まり、イーサネット、ブリッジとレイヤー 2 スイッチ、IPv4、ルーターとレイヤー 3 スイッチ、IPv6、マルチキャスト、QoS、セキュリティ、高信頼化、LAN スイッチの性能までを扱います。第 2 章「IOS・IOS-XE の機能と使い方、NX-OS 設定の基本」は、インターフェイス、VLAN、MAC アドレステーブルの管理、トランク、ポートチャネル (イーサチャネル)、スパニングツリープロトコル (STP)、HSRPv1 によるデフォルトゲートウェイの高信頼化、OSPFv2 による IPv4 のダイナミックルーティング、DHCP、IP マルチキャスト、セキュリティ ACL、QoS、ミラーリング (SPAN) を取り上げ、最後の節が NX-OS です。レイヤー 2 スイッチは、受け取ったフレームの宛先 MAC アドレスを MAC アドレステーブルと照らし合わせて出力するポートを決める機器で、レイヤー 3 スイッチは同じ筐体で IP パケットの経路選択も受け持ちます。TCP/IP の階層で言えば、イーサネットのフレーム転送と IP のルーティングの両方にまたがる機器です。

第 3 章と第 4 章、Catalyst と Nexus の内部構造

第 3 章「LAN スイッチを構成する要素技術」は、LAN スイッチの仕事、LAN スイッチの内部構造 (アーキテクチャ)、基本要素技術、各機能の実装、IP マルチキャストと LAN スイッチを扱います。第 4 章「機種別アーキテクチャ」は、シスコシステムズ製 LAN スイッチの概要と基本構造に続いて、Catalyst 6500、Catalyst 4500 と 4900、Catalyst 3850 とその他の固定型機種、IOS と IOS-XE を取り上げ、後半で Nexus 7000、Nexus 7700、Nexus 6000、Nexus 5500 の各アーキテクチャと NX-OS を扱います。Catalyst の系列は IOS と IOS-XE、Nexus の系列は NX-OS で動き、本書は第 2 章の設定と第 4 章の機種の両方で 2 つの系列を扱います。

VSS / vPC / FabricPath による高信頼化と第 8 章の事例

第 5 章「Catalyst の高信頼化 (HA) 技術」は、スーパバイザの二重化、VSS (Virtual Switching System)、IOS / IOS-XE のアップグレード、スタックを扱います。第 6 章「Nexus と NX-OS の高信頼化技術」は vPC (virtual Port-Channel) と FabricPath (FP) を、第 7 章「制御プロトコルの高信頼化」はレイヤー 2 の高信頼化、リンクステート型ルーティングプロトコル、レイヤー 3 の高信頼化を取り上げます。VSS は 2 台の Catalyst を論理的な 1 台として扱う技術で、vPC は 2 台の Nexus にまたがってポートチャネルを組む技術です。STP は冗長な経路の一部を止めてループを防ぎますが、これらの技術は 2 台の機器と複数のリンクを同時に使い、片方が止まった時には残りの機器とリンクへ通信を引き継ぎます。この切り替えは フェイルオーバー の一つの形です。第 8 章「LAN 構築のケーススタディ」は、LAN の階層設計、基本設計、高信頼化と QoS、運用管理のための工夫、使用機器についての補足を扱います。

付録 A〜D と山下 薫、吉村 浩の経歴

付録は「コンフィグ一覧」「VRF と VDC」「管理インターフェイス」「PIM による IP マルチキャストの基礎」の 4 本で、付録 D は RPF チェック、RP ツリー、MSDP などの節で PIM の動作を扱います。巻末には用語集があり、国立国会図書館の書誌では索引ありと記録されています。版元の著者紹介によると、山下 薫は 1999 年 8 月にシスコシステムズに入社した技術者で、吉村 浩は 1994 年 11 月にシスコシステムズ株式会社 (現合同会社) に入社したシニアテクニカルコンサルタントで、専門領域はルーティングプロトコル、IP マルチキャスト、MPLS L2/L3VPN および Multicast VPN です。ネットワークの本の選び方は ネットワーク本ガイド にまとめています。

本書は、LAN スイッチ入門から LAN 構築のケーススタディまでを全 8 章と付録 4 本に収めています。

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