作例で学ぶ Substance 3D Designer の教科書

サクレイデマナブサブスタンススリーディーデザイナーノキョウカショ

作例で学ぶ Substance 3D Designer の教科書の表紙
デザイン / グラフィックス
著者:
もんしょ / 黒澤徹太郎 / mino(モンショ / クロサワテツタロウ / ミノ)
出版社:
ボーンデジタル
出版日:
2022年03月05日頃
ISBN:
9784862465269
在庫:
在庫あり
0
初級者向け
3D グラフィックスデザイン・グラフィックス3DCGテクスチャ作成マテリアルデザインSubstance 3D DesignerCG ツールデジタルアーティストゲーム開発映像制作

なぜ注目されているか

総合1676位

書籍紹介

高品質なテクスチャやマテリアルを効率よく作成できる「Substance 3D Designer」のすべてを解説

近年、ゲームや映像をはじめとするさまざまな CG 制作では、高品質かつ大量の素材を素早く用意することが求められています。その制作をサポートするツールとして、さまざまな現場で高い評価を受けているのが「Substance 3D Designer」です。昨年より Adobe の製品ラインナップに加わったことで、さらに幅広い分野での活用も期待されています。

本書では、「Substance 3D Designer」にこれからチャレンジしたい方やさらに使いこなしたい方に向けて、その機能や制作ノウハウをサンプルを使いながら、ていねいに解説しました。サンプルデータはダウンロードできるので、実際に手を動かしながら学んでいくことが可能です。

また、Substance 製品のラインナップであり、組み合わせることでさらに効率がアップできる「Substance 3D Painter」および「Substance 3D Sampler」との連携についても詳しく解説しました。2021 年 2 月に刊行した「作りながら覚える Substance Painter の教科書」から、ステップアップしたい読者にも最適な 1 冊となっています。

技書の森解説

Substance 3D Designer は、ノードをつないだグラフでテクスチャやマテリアルを組み立てるソフトです。『作例で学ぶ Substance 3D Designer の教科書』 (もんしょ、黒澤徹太郎、mino 著、ボーンデジタル、2022 年 3 月 5 日発売) は、その機能と制作ノウハウを、ダウンロードできるサンプルデータを使いながら解説した本で、版元は Substance 3D Designer にこれからチャレンジしたい方とさらに使いこなしたい方を読者に挙げています。紹介文は、『作りながら覚える Substance Painter の教科書』からステップアップしたい読者にも向けた 1 冊と位置づけています。

全 6 章と付録 2 本、グラフの基礎から自動化まで

目次は全 6 章と付録 2 本です。第 1 章「Substance 3D Designer の基礎」は言語設定を英語に変更する節から始まり、UI とグラフビューの操作、作例を使ったグラフ作成の手順、コメントの追加とグラフの整理、パラメーターのエクスポーズへ進みます。第 2 章「基本的なマテリアル作成の流れ」は観察の重要性から入り、石の作成と配置、小さい土の塊、枯草、土の生成を経て、Normal、Height、Roughness、AO、BaseColor のマップを作り、パラメーターの作成とエクスポート、外部ツールでの利用で終わります。第 3 章「ノードの活用テクニック」はよく使うノードの挙動、作例でのノードの TIPS、関数グラフ入門、部品の分割を扱います。第 4 章から第 6 章は他の製品や仕組みとの組み合わせで、巻末に付録 A「PBR の基礎知識」と付録 B「Substance 3D Sampler のフィルター一覧」が置かれています。

Normal や Roughness など、PBR のマップを石と土で組む

3DCG のマテリアルは、物理ベースレンダリング (PBR) の考え方に沿って、性質ごとに分けた複数の画像で表されます。BaseColor は光の影響を含まない表面の色、Normal は画素ごとの面の向きで細かな凹凸の陰影を表し、Height は高さの情報、Roughness は表面の粗さとしてハイライトの広がりを決め、AO は隙間や窪みに光が届きにくい度合いを表します。Substance 3D Designer では、これらのマップを手で描くのではなく、ノイズや形状を生成するノードと加工するノードをつないだグラフから計算して出力します。グラフの途中の値をパラメーターとして外に出しておけば、石の大きさや土の割合を変えた別の版を、グラフを組み直さずに作れます。第 2 章は、石、土、枯草を作って組み合わせる作例で、マップの作成からパラメーターの作成とエクスポートまでを順に扱います。

Painter と Sampler との連携、Python による量産

紹介文が詳しく解説したと述べる他製品との連携は、第 4 章と第 5 章にあたります。第 4 章「Substance 3D Painter との連携」は、3D モデルに直接塗っていく Painter の特徴と Designer との違いから始まり、Designer で作ったマテリアルを Painter で使う方法や、Designer でアウトラインフィルターとドリップフィルターを作って使う節を収めています。第 5 章「Substance 3D Sampler との連携」は、写真のマテリアル化と写真のアトラスマテリアル化の活用例、Designer での Sampler 用のフィルターの作成、写真撮影の注意事項を扱います。

第 6 章「Substance Automation Toolkit を使った自動化」は、ライセンスとインストール、Batchtools、Python モジュールの利用、Pixel Processor を使った画像フィルターの作成、テンプレートを利用したマテリアルの自動量産という節の並びです。節題には Python モジュールの利用と、テンプレートを利用したマテリアルの自動量産が並び、手作業の繰り返しを 自動化 する章です。紹介文は、ゲーム開発 や映像をはじめとする CG 制作で、高品質かつ大量の素材を素早く用意することが求められていると述べています。

版元が挙げる読者は、Substance 3D Designer にこれから取り組む人と、さらに使いこなしたい人、そして Substance Painter の教科書から次へ進む人です。グラフの基礎と PBR のマップ作りから、Painter と Sampler との連携、Python による量産まで、目次は Designer の操作に加えて、他の製品との組み合わせと自動化までを収めています。

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