高校生からのPython入門の表紙

高校生からの Python 入門(コウコウセイカラノパイソンニュウモン)

著者:
立山 秀利(タテヤマ ヒデトシ)
出版社:
ジャムハウス
出版日:
2022年04月13日頃
ISBN:
9784910680026
在庫:
在庫あり
★★★★☆4(4 件)
初級者向け
Pythonプログラミング入門高校生向け情報Iカリキュラム対応初学者向け基礎プログラミング教育用スクリプティングコンピュータサイエンス

なぜ注目されているか

総合
209
3 ランクダウン4 件の言及
言及数
542

書籍紹介

高校「情報 I 」教科書において、最も取り扱われている言語 Python 。本書では情報 I のカリキュラムに則り、 Python を用いてプログラミングの基礎を丁寧に解説します。高校生が必修科目で使用することは勿論、プログラミング初心者の言語学習も想定した充実の内容です。

技書の森解説

高校の「情報 I 」でプログラミングが必修化されたことを受け、 Python を初めて触る人が無理なく学べるよう設計された入門書です。著者の立山秀利氏は Excel VBA の入門書で知られるライターで、プログラミング未経験者に向けた噛み砕いた説明に定評があります。本書でも「変数とは何か」「繰り返しとは何か」といった、プログラミング言語に共通する基礎概念を、日常の比喩と短いコード例を交互に出しながら段階的に導入しています。

高校生を対象に掲げているとおり、数学の予備知識は中学校までの範囲で十分です。環境構築のつまずきを避けるため、ブラウザ上で動作する実行環境の案内も含まれており、パソコンの操作に不慣れな読者でも最初の一歩を踏み出しやすい構成です。分量も抑えめで、「分厚い技術書を前にして挫折する」という事態が起きにくい点は大きな利点です。

一方で、ある程度プログラミング経験がある人や、大学の情報系学部への進学を見据えた学習には内容が浅く感じられるでしょう。この本の役割は「プログラミングとはどういう作業なのか」を体験させることにあり、その先のアルゴリズムやデータ構造の学習は別の書籍に委ねる設計です。完全な初学者がまず動くコードを書いてみる、という最初の成功体験を得るための一冊です。

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