左門至峰の出るとこネスペ教科書 最短距離で合格できるネットワークスペシャリスト 増補改訂版
サモンシホウノデルトコネスペキョウカショサイタンキョリデゴウカクデキルネットワークスペシャリスト ゾウホカイテイバン
- 著者:
- 左門 至峰(サモン シホウ)
- 注目:
- 総合 868 位
- 出版社:
- 日経 BP
- 出版日:
- 2025年11月21日頃
- ISBN:
- 9784296208685
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
2 年ぶりの増補改訂版、第一人者の左門至峰が最新傾向を分析
本書は、情報処理技術者試験「ネットワークスペシャリスト (ネスペ)」の合格に直結する基礎と試験に出るところだけを凝縮した教科書です。3 回目の増補改訂版で、頻出分野の追加と冗長な項目の整理により、要点をさらに明快にしました。これまでの各版はいずれも複数回の重版出来の実績があり、多くの受験者に支持されています。
薄くて読み切れるのに、内容は充実
頻出分野の追加や内容のブラッシュアップで 16 ページ増えたものの、紙面設計を最適化し、厚さを 22mm から 18mm へとスリム化しました。持ち運びやすくなったことで、通勤・通学のすき間時間にも学びやすい一冊です。
“出るところ”だけ、ムダなく
覚える必要のない解説は可能な限り削減する一方で、豊富な図解やイラストによって、初めてでもスッキリ理解できるようにしています。初学者の入り口としても、直前の総整理としても、手元に置いて頼れる“現実的な対策書”です。
第 1 章 ネットワーク
1-1 ネットワークとは
1-2 プロトコル
第 2 章 LAN (1 層, 2 層)
2-1 MAC アドレス
2-2 ケーブル
2-3 イーサネット
2-4 ARP
2-5 スイッチングハブ
2-6 STP
2-7 リンクアグリゲーション
2-8 VLAN
第 3 章 無線 LAN (1 層, 2 層)
3-1 無線 LAN の概要
3-2 無線 LAN の規格
3-3 PoE
3-4 無線 LAN のセキュリティ
第 4 章 IP (3 層)
4-1 IP アドレスとサブネット
4-2 IP パケットの構成
4-3 ICMP
4-4 NAT
4-5 マルチキャスト
4-6 IPv6
第 5 章 TCP と UDP (4 層)
5-1 TCP と UDP
第 6 章 アプリケーション (7 層)
6-1 HTTP
6-2 プロキシサーバ
6-3 DHCP
6-4 FTP
6-5 DNS
6-6 電子メール
6-7 VoIP
6-8 その他のプロトコル
第 7 章 情報セキュリティ
7-1 情報セキュリティとは
7-2 脅威
7-3 ファイアウォール
7-4 暗号化
7-5 認証
7-6 ディジタル署名
7-7 ディジタル証明書
7-8 SSL/TLS
7-9 迷惑メール対策
7-10 IDS と IPS
7-11 WAF
7-12 その他の対策
第 8 章 関連技術
8-1 負荷分散装置
8-2 VRRP
8-3 ネットワーク管理
8-4 SSL-VPN
8-5 SDN
8-6 クラウド
8-7 CDN
8-8 信頼性の向上
8-9 QoS
8-10 シンクライアント
8-11 シングルサインオン
8-12 VXLAN
第 9 章 WAN
9-1 ルーティング
9-2 動的ルーティング
9-3 WAN
9-4 PPP と PPPoE
9-5 IPsec
9-6 カプセル化技術
「分厚い本は読み切れない」「どこから手を付ければいいのか迷う」-そんな不安を減らし、必要十分な知識で合格を狙うための一冊。初学者の入口としても、直前の総整理としても、手元に置いて頼れる“現実的な対策書”です。
技書の森解説
『左門至峰の出るとこネスペ教科書 増補改訂版』 (左門至峰 著、日経 BP、2025 年 11 月発売) は、情報処理技術者試験のネットワークスペシャリスト試験 (略号 NW) に向けた教科書です。版元は本書を、ネスペの合格に直結する基礎と試験に出るところだけを凝縮した教科書と説明し、3 回目の増補改訂版で頻出分野の追加と冗長な項目の整理を行ったと案内しています。登録上の書名には「最短距離で合格できるネットワークスペシャリスト」という言葉が続きます。
全 9 章の構成、ネットワークの基本から WAN まで
目次は第 1 章「ネットワーク」から第 9 章「WAN」までの全 9 章です。第 1 章でネットワークとプロトコルの考え方を押さえたあと、第 2 章「LAN (1 層, 2 層)」、第 3 章「無線 LAN (1 層, 2 層)」、第 4 章「IP (3 層)」、第 5 章「TCP と UDP (4 層)」、第 6 章「アプリケーション (7 層)」と、章題に層の番号を添えて下の層から上の層へ進みます。第 2 章は MAC アドレスから STP、リンクアグリゲーション、VLAN まで、第 4 章は IP アドレスとサブネット、NAT、マルチキャスト、IPv6 を、第 6 章は HTTP、プロキシサーバー、DHCP、DNS、電子メール、VoIP などを取り上げます。後半は第 7 章「情報セキュリティ」でファイアウォールや暗号化、認証、ディジタル証明書、IDS と IPS、WAF を、第 8 章「関連技術」で負荷分散装置、VRRP、SDN、クラウド、CDN、QoS、シングルサインオン、VXLAN などを扱い、第 9 章で動的ルーティング、PPP と PPPoE、IPsec、カプセル化技術を扱って締めくくります。
層ごとに積み上げる章立てと、試験が求める設計の力
ネットワークの知識を層の順に積み上げる意味は、問題の切り分けにあります。通信がつながらない、遅い、冗長化が効かないといった事象は、どの層で起きているかを決めると原因の候補が絞れます。TCP/IP の階層を下から押さえておくと、VLAN で区切った範囲とルーティングで結ぶ範囲の違いや、TCP の上で暗号化を担う HTTPS / TLS の位置づけを、ばらばらの暗記でなく関係として説明できます。IPA は試験区分のページで、この試験を大規模かつ堅牢なネットワークシステムを構築し運用できるネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアを目指す人に最適と説明しています。複数のサーバーに通信を振り分ける ロードバランシング や、機器の故障に備えて経路を二重にする冗長化の考え方は、こうしたシステムを堅牢にする設計の中心にあり、用語を知っているだけでなく、なぜその構成を選ぶのかを言葉にできる理解が問われます。
2027 年度からの試験制度の移行と、使い方の確かめ方
試験の提供状況は、受験の時期によって確かめておく必要があります。IPA は、ネットワークスペシャリスト試験を 2026 年度は CBT 方式により前期に実施するとし、現行の試験制度は 2026 年度の試験実施をもって終了して、2027 年度から新試験制度に移行する予定と案内しています。新試験制度の試験区分体系やシラバス、サンプル問題は IPA の試験制度の見直しのページで公開されているため、2027 年度以降に受験する人は、本書の章立てと新しいシラバスを突き合わせてから使い始めると無駄がありません。本書は 2025 年 11 月の刊行時点の試験を前提にしています。
版元は、覚える必要のない解説は可能な限り削り、豊富な図解やイラストで初めてでも理解できるようにしたと説明し、初学者の入口としても直前の総整理としても使える対策書と位置づけています。目次は知識の章だけで構成されており、過去問題の解説を中心に演習を重ねたい人や、機器の設定手順を学びたい人は、別の問題集や実務書と組み合わせる前提になります。ネットワークスペシャリスト試験の範囲をどこから手を付けるか迷っている人、あるいは試験の直前に頻出の論点を層の順に見直したい人にとって、分厚い本を通読する前に全体の地図を手に入れられる一冊です。
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