図解即戦力 Google Cloud のしくみと技術がこれ 1 冊でしっかりわかる教科書[改訂 2 版]の表紙

図解即戦力 Google Cloud のしくみと技術がこれ 1 冊でしっかりわかる教科書[改訂 2 版](ズカイソクセンリョクグーグルクラウドノシクミトギジュツガコレイッサツデシッカリワカルキョウカショカイテイニハン)

その他
著者:
株式会社 grasys / Google Cloud 大沼 翔 / 西岡 典生(カブシキガイシャグラシス / グーグルクラウド オオヌマ ショウ / ニシオカ ノリオ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2024年09月17日頃
ISBN:
9784297143473
価格:
¥2,860
在庫:
1
判型:
単行本
4.5(2 件 / 楽天ブックス)
Google Cloud

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書籍紹介

本書は、Google のクラウドコンピューティングサービス「Google Cloud」のしくみや関連技術をフルカラー図解した書籍です。エンジニア 1 年生や転職・就職を目指す人、サービスの導入を検討している人が、「Google Cloud」に関する技術を一通り学ぶことができるよう、クラウドコンピューティングの基礎から、サーバーサービス、ネットワークサービス、ストレージサービス、サーバーレスサービス、データベースサービス、データ分析サービスについて、具体的な製品を挙げてわかりやすく解説します。Gemini をはじめとする最新の生成 AI 関連サービスについても、詳細に解説しています!

技書の森解説

『図解即戦力 Google Cloud のしくみと技術がこれ 1 冊でしっかりわかる教科書[改訂 2 版]』 (株式会社 grasys、大沼 翔、西岡 典生 著、技術評論社、2024 年 9 月刊) は、Google のクラウドサービス Google Cloud の全体像を、フルカラーの図解で一通りつかむための入門書です。版元は、エンジニア 1 年生や転職・就職を目指す人、サービスの導入を検討している人に向けて、クラウドの基礎からサーバー、ネットワーク、ストレージ、サーバーレス、データベース、データ分析までを具体的な製品を挙げて解説する本と説明しており、Gemini をはじめとする生成 AI 関連のサービスも扱います。著者紹介 (刊行時) によれば、株式会社 grasys は Google Cloud を中心にクラウドインフラの設計・構築・運用を手がける会社で、共著の 2 名はグーグル・クラウド・ジャパンに所属するエンジニアです。

全 10 章 75 項目の構成、基礎知識から AI サービスまで

目次は 1 章から 10 章までの 75 項目で、各項目に一言の要約が添えられています。1 章 Google Cloud の基礎知識と 2 章 クラウドのしくみと Google の取り組みでは、IaaS、PaaS、SaaS の違いや The Datacenter as a Computer という Google のインフラ設計の考え方、ハイブリッドクラウドとマルチクラウド、生成 AI と大規模言語モデル、Gemini を取り上げます。3 章の Google Cloud を使うには では、コンソール、リソース階層、アクセス管理、リージョンとゾーン、Cloud Billing といった利用の土台を固め、4 章の Compute Engine、5 章のネットワークサービス (ファイアウォール、Cloud Load Balancing、Cloud CDN、Cloud DNS)、6 章の Cloud Storage へと進みます。後半は 7 章 コンテナとサーバーレスのサービスで Kubernetes と GKE、App Engine、Cloud Functions、Cloud Run、Cloud Build を、8 章で Cloud SQL、AlloyDB、Cloud Spanner、Memorystore などのデータベースを、9 章で BigQuery と Looker / Looker Studio を、10 章で Vertex AI と Gemini for Google Cloud を扱います。

サービス名の地図を先に持つと、Google Cloud の学習が速くなる理由

クラウドコンピューティング の学習で最初の壁になるのは、個々の技術の難しさよりもサービスの数の多さです。仮想マシン、コンテナ、サーバーレス、データベースと、似た目的のサービスが複数並ぶため、どれがどの課題に当てはまるのかという地図がないまま公式ドキュメントを読むと、細部に入り込んで全体を見失いがちです。Google Cloud には、組織、フォルダ、プロジェクトという階層でリソースと権限を束ねる設計や、仮想ネットワークをリージョンをまたぐ単位で扱い、その下にリージョンごとのサブネットを置く設計など、他のクラウドを先に学んだ人ほど戸惑いやすい独自の考え方があります。本書のように 1 項目ずつ役割と位置づけを図で押さえておくと、設計の議論や見積もりの場で出てくるサービス名を、どの層の話なのかという観点で聞き分けられるようになります。

図解の入門書でカバーできる範囲と次に読む本

目次の粒度を見るかぎり、本書の役割はサービスの全体像と使いどころを示すところにあり、本番環境の設計判断や細かな設定手順を一つずつ追う構築の手引きを期待すると物足りなさが残ります。また、クラウドはサービスの改称や統合が起きやすい分野で、たとえば Cloud Functions は 2024 年 8 月に Cloud Run functions へ名称が改められています。刊行時点の名前で書かれた項目は、公式ドキュメントの名称と照らし合わせながら読むのが確実です。構築や運用まで進みたくなったら インフラ / クラウド本の選び方 で次の一冊を探し、AWS と比べながら学びたい場合は AWS 本の選び方 も役に立ちます。

これから Google Cloud を使う職場に配属される人、導入の検討で社内の議論についていく必要がある人、AWS の経験を Google Cloud に置き換えて理解したい人にとって、主要なサービスを一冊で見渡せる本書は、学習の最初に持っておく地図として元が取りやすい本です。全体像を先に頭に入れておけば、その後の公式ドキュメントやハンズオンでどこを深掘りすべきかを、自分で判断できるようになります。

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