情報検定 情報活用試験 3 級公式テキスト
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- 著者:
- 一般財団法人 職業教育・キャリア教育財団(イッパンザイダンホウジン ショクギョウキョウイクキャリアキョウイクザイダン)
- 注目:
- 総合 2424 位
- 出版社:
- 実教出版
- 出版日:
- 2020年03月10日頃
- ISBN:
- 9784407348828
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
情報活用試験 (J 検) 3 級の公式テキスト。2020 年度からの出題範囲に対応。解説・キーワードに最新の動向を反映。
第 1 章 パソコンの基礎
第 2 章 ネットワーク
第 3 章 アプリケーションソフトの利用
第 4 章 情報社会とコンピュータ
第 5 章 情報モラル
技書の森解説
情報系の検定に初めて挑む人の入口として位置づけられているのが、情報検定 (J 検) の情報活用試験 3 級です。『情報検定 情報活用試験 3 級公式テキスト』は、試験を主催する一般財団法人 職業教育・キャリア教育財団が監修し、実教出版が 2020 年 3 月に刊行した公式テキストで、版元は 2020 年度からの出題範囲に対応した教材と説明しています。国立国会図書館の書誌には副題として文部科学省後援の表記があり、B5 判の教科書らしい体裁です。同じ実教出版からは 2 級の公式テキストも出ており、本書はその下の級に当たります。
5 章構成、パソコンの基礎から情報モラルまで
構成は全 5 章です。第 1 章 パソコンの基礎、第 2 章 ネットワーク、第 3 章 アプリケーションソフトの利用、第 4 章 情報社会とコンピュータ、第 5 章 情報モラルと並び、機器の使い方から通信、アプリケーション、社会との関わり、行動規範へと視野を広げていく流れになっています。版元が公開している目次は章題までで節レベルの項目は示されていないため、各章の細目はここでは断定しません。章題から読み取れるのは、特定のソフトウェアの操作手順を追う演習書ではなく、パソコンとインターネットを日常的に使う人が知っておくべき用語と仕組みを検定の範囲に沿って整理する教材だという性格です。
情報活用試験 3 級で問われる力の技術背景
情報活用試験が測ろうとしているのは、道具としての情報機器を安全に使いこなす力です。パソコンの基礎とは、OS がファイルや入出力装置を管理しているという見取り図を持つことであり、ネットワークの基礎とは、Web ページの閲覧もメールも TCP/IP という共通の約束事の上で動いていると知ることです。この見取り図があると、無線 LAN につながらない、添付ファイルが開けないといった日常のトラブルの切り分けが自分でできるようになります。情報社会と情報モラルの章が扱う領域は、個人情報や著作権の扱い、SNS での振る舞い、パスワードの管理へと広がる分野で、パスワードだけに頼らない 多要素認証 の普及に見られるように、利用者側の理解が被害を防ぐ最後の防波堤になっています。3 級の内容は基礎的ですが、こうした用語を正しく使えることは、就職後に情報システム部門や取引先と話すときの共通言語にもなります。
2020 年度出題範囲対応という時点と受験前の確認事項
本書は 2020 年度からの出題範囲への対応を版元が明記した教材で、刊行から年月が経っています。検定試験は出題範囲や実施方式が改定されることがあるため、受験を決めたら必ず J 検の公式サイトで試験概要と出題範囲を確認してください。2026 年 9 月時点の公式サイトでは、J 検が文部科学省後援で、情報活用試験のほかに情報システム試験と情報デザイン試験の体系があること、団体出願の PBT 試験と CBT 試験、個人出願の CBT 試験という実施方式があること、過去問題とサンプル問題が公開されていることが確認できます。テキストで知識を整理したうえで公式のサンプル問題や過去問題を解き、出題の形式と範囲を自分の目で照合するのが、刊行時点と受験時点のずれを埋める確実な方法です。
3 級公式テキストが向く読者と完全対策版との使い分け
前提知識は要りません。学校の授業や団体受験で 3 級を受けることになった学生、独学で情報系の資格を一つ形にしたい人が第一の読者です。同じ財団の名義では『改訂 3 版 J 検情報活用 3 級完全対策公式テキスト』 (日本能率協会マネジメントセンター、2019 年 12 月刊) も公式テキストとして流通しており、どちらを選ぶかは版元が記載する対応年度と刊行年を見比べて決めるのが適切です。実教出版の本書は 2020 年度からの出題範囲対応を明記した版で、学校向け教科書の版元らしい簡潔な体裁が特徴です。一方、国家試験である IT パスポートや基本情報技術者試験を目標にしている人には、試験そのものが違うため本書は遠回りです。その場合は IT パスポート参考書の選び方 の観点で教材を選び直すほうが早道です。
元が取れるのは、情報系の検定を初めて受ける学生や、パソコンとインターネットを使えることを客観的な資格として示したい人です。主催団体が監修した公式テキストで出題範囲の用語を一通り押さえ、公式サンプル問題で形式を確認するという二段構えを取れば、3 級合格に必要な準備は無理なく整います。情報の基礎を検定という節目で固めたい人にとって、本書はその第一段目として堅実な選択です。
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