たのしくまなぶ Python ゲームプログラミング図鑑
タノシクマナブパイソンゲームプログラミングズカン
- 著者:
- キャロル・ヴォーダマン / 山崎 正浩(キャロル ヴォーダマン / ヤマザキ マサヒロ)
- 出版社:
- 創元社
- 出版日:
- 2019年10月29日頃
- ISBN:
- 9784422414362
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
人気のプログラミング言語「パイソン」を使って誰でもかんたんにゲームが作れるぞ。
プログラミングの手順を 1 ステップずつやさしく解説してくれているから初めての人でも安心だ。
この本に登場するゲームはぜんぶで 9 つ。
シンプルなアクションゲームからシューティングやパズル、クイズもあるぞ。
音楽をおぼえてダンスを踊ったり、火を吐くドラゴンに立ち向かう勇者になったり、さまざまなタイプのエキサイティングなゲームが、君の手で生み出されるのを待っている!
【登場するゲームの例】
「コイン・コレクター」
キツネをすばやく動かして、コインを集めよう!
「バルーン・フライト」
気球に乗って空の旅。障害物をうまくよけよう!
「ダンス・チャレンジ」
ステージの熱気は最高潮だ。どこまで踊れるかな?
「スリーピング・ドラゴン」
炎にふれたらアウト。ドラゴンが寝ているスキをねらえ!
1 パイソンを始めよう
パイソンはどんな言語かな?
パイソンでゲーム
パイソンのインストール
Pygame Zero のインストール
IDLE を使ってみる
最初のプログラム
2 パイソンの基本
変数を作る
判断する
ループで遊ぶ
関数
デバッグ (バグ取り)
3 シュート・ザ・フルーツ
シュート・ザ・フルーツの作り方
4 コイン・コレクター
コイン・コレクターの作り方
5 コネクト・ザ・ナンバーズ
コネクト・ザ・ナンバーズの作り方
6 レッド・スター
レッド・スターの作り方
7 クイズ・ボックス
クイズ・ボックスの作り方
8 バルーン・フライト
バルーン・フライトの作り方
9 ダンス・チャレンジ
ダンス・チャレンジの作り方
10 ハッピー・ガーデン
ハッピー・ガーデンの作り方
11 スリーピング・ドラゴン
スリーピング・ドラゴンの作り方
12 リファレンス
ソースコード
用語集
索引
技書の森解説
Python で動くゲームを自分の手で 9 本組み立てながら、変数や関数といったプログラミングの基本を覚えていく入門書です。『たのしくまなぶ Python ゲームプログラミング図鑑』はキャロル・ヴォーダマン ほかの著、山崎 正浩 の訳で、創元社から 2019 年 10 月に発売されました。原タイトルは Computer Coding Python Games for Kids で、ゲームの描画と操作には Python 用のライブラリ Pygame Zero を使います。版元は、手順を 1 ステップずつ解説しているので初めての人でも取り組めると案内しています。
全 12 章の構成、Python の準備から 9 つのゲームまで
第 1 章「パイソンを始めよう」は、Python と Pygame Zero のインストール、IDLE の使い方、最初のプログラムまでを扱う準備の章です。第 2 章「パイソンの基本」で変数の作り方、条件による判断、ループ、関数、バグ取りを押さえ、第 3 章「シュート・ザ・フルーツ」から第 11 章「スリーピング・ドラゴン」までの 9 章は、1 章につき 1 本のゲームの作り方に充てられています。その間にはコイン・コレクター、コネクト・ザ・ナンバーズ、レッド・スター、クイズ・ボックス、バルーン・フライト、ダンス・チャレンジ、ハッピー・ガーデンが並びます。版元の紹介文によると、題材はシンプルなアクションからシューティング、パズル、クイズまで幅があります。最後の第 12 章「リファレンス」の項目にはソースコード、用語集、索引が挙がっています。
Pygame Zero でゲームを作る意味
ゲームのプログラムは、プレイヤーの入力を受け取り、キャラクターの位置や点数を更新し、画面を描き直すという処理を 1 秒間に何十回も繰り返して動いています。Pygame Zero は Pygame を土台にした教育向けのライブラリで、画面を描く関数と状態を更新する関数を書いておけば、繰り返しの仕組みはライブラリの側が引き受けます。学ぶ側は、動かしたいものの振る舞いを書くことになります。点数を数えるために値を覚えておく、ぶつかったかどうかで処理を分ける、敵を何体も同じ手順で動かすといった場面が 1 本のゲームの中に自然に出てくるため、第 2 章で覚えた基本が実際にどう役立つのかを、画面の変化で確かめながら身につけられます。こうした ゲーム開発 の考え方の入り口を、小さな作品で何度も体験できます。
子どもの最初の Python と、その次に進む道
原タイトルに for Kids とあるとおり、版元の紹介文は子どもに語りかける口調で書かれており、家庭や教室で子どもが文字で書くプログラムに初めて取り組む場面に向いています。インストールから第 1 章で扱うため、Python を入れたことがない状態から始められますが、パソコンにソフトを入れて動かせる環境は前提になります。一方で、データの集計や Web アプリケーションのような実務向けの Python を学びたい大人や、市販のゲームエンジンで本格的な作品を作りたい人には、題材の範囲が合いません。著者紹介には同じ創元社の『たのしくまなぶ Python プログラミング図鑑』も挙がっているので、ゲームに絞らずに学びたい場合の選択肢です。本書を終えた後の進み先は、Python 本の選び方 で動機別に整理されています。
子どもにプログラミングを始めさせたいけれど、文字ばかりの入門書では続かないと感じている家庭にとって、完成したゲームで遊べるところまで導く本書は、最初の 1 冊になります。まず第 1 章の環境づくりを親子で済ませ、第 2 章で基本を押さえてから、ゲームの章へ進んでみてください。
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